■■ Hangover 草案2 (!--大まかな変更点--) ・手札が悪かった時のフォロールールを追加 ■ 概要  酒を飲もうぜ! ■ コンポーネント  3〜5人 〇ドリンクカード(56枚)  1〜7の数字が書かれたカードで、赤青黄緑の4スートあります。  また、各数字は2枚ずつあり「△」のマークが付けられた方が上位として扱います。  例えば、6、6△、5、4△なら、6△→6→5→4△の順に数字が大きいとしてください。 〇肴カード(20枚)  酒のつまみを表すカードです。  ±1〜±4の範囲で、数字が2つ記載されています。 ■ ゲームの準備  プレイ人数に応じて、使用するドリンクカードを準備ます。  3人プレイ時は、6、7のカードを使用しませんので、取り除いておいてください。  4人プレイ時は、7のカードを使用しませんので、取り除いておいてください。  5人プレイ時は全てのカードを使用します。  準備ができたら、それをよくシャッフルし、各プレイヤーに11枚ずつ配ってください。  残りのカードは山にして置いておきます。  次に、肴カードをよくシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。  中を確認したら、それを伏せたまま、好きな順番で横一列に並べてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  トリックと呼ばれるミニゲームを繰り返し、手札がなくなったらゲーム終了となります。  そして、終了時に最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。  以下の手順に従い、ゲームを進行させてください。 1:下戸宣言  手札を見てトリックを取れなさそうだと判断したら、下戸(ノンドリンカー)を宣言することもできます。  そうしたら、宣言したプレイヤーに以下の特殊ルールを適用してください。  このゲーム中、自分がトリックを取らなかった(=他のプレイヤーがトリックを取った)ら、その度に1VPを得てください。  もしも、自分が1トリックでも取ってしまった場合、その時点で脱落となります。以降は手札を裏向きにプレイし、これはフォローしていないとして扱ってください。  ただし、これにより脱落しても「Hangover!」と違いゲームには敗北しません。  ゲーム終了時に、それまでに得たVPで勝敗を決めることになります。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーは好きな手札1枚を表向きにプレイします。これを「リード」と呼びます。  そうしたら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に、他のプレイヤーも手札を1枚ずつ表向きでプレイしていきます。  この時、「リード」と同じスートが手札にあれば、必ずその中から1枚を選ぶ必要があります。これを「フォロー」と呼びます。もしも、手札に同じスートがなければ、好きな1枚をプレイしてください。 3:判定フェイズ  全員がプレイを終えたら、判定を行います。  フォローの内、最も数字の大きい手札を出したプレイヤーがトリックを得ます。  得たトリックが4回目以内の場合は、フォローされたカードの数字を合計し泥酔判定を行ってください。  5回目以降のトリックの場合、「Hangover!」となり、その時点でゲームに敗北し脱落となります。以降は手札を裏向きにプレイし、これはフォローしていないとして扱ってください。 〇合計値<泥酔値  1VPを得ます。 〇合計値=泥酔値(ジャストリミット)  3VPを得ます。 〇合計値>泥酔値  VPを得られません。  また、泥酔値はプレイ人数により異なります。  3人プレイなら泥酔値は「7」。4人プレイなら泥酔値は「12」。5人プレイなら泥酔値は「16」となります。 ◎肴の使用  必要があれば、手元に伏せて置いてある肴カードを使用することができます。  肴カードは左から順に1〜4トリック目を表し、自分が取ったトリック数に応じてどの列を使用するかが決まります。  使用を宣言したら、現在のトリック数の列を表向きにし、その数字のどちらかを合計値に加算してください。もしも複数肴カードがあった場合、その中から好きなだけ選んで表向きにします。  これにより、表向きにした枚数分だけ”このトリックで自分が得たVP”分のVPを得ます。  例えば、自分が2トリック目を取った際、2列目の肴カード1枚を表向きにし、それによってジャストリミットになったら6VPを得ることができます。  もしも肴カードを「使用しなかった」場合、それを次の列(=1つ右)へそのままスライドさせてください。  使用したら、裏向きの肴カードが残っていてもそれをスライドさせることはできません。  1 2 3 4     1 2 3 4     1 2 3 4  ■ ■ ■ ■  →    ■ ■ ■  →      ■ ■                ■             ■                              ■  例えば、1トリック目に肴カードを使用しなかった場合、それは2列目に移動します。つまり、2トリック目はこの2枚から好きなだけ選んで公開できるようになります。同様に2トリック目も肴カードを使用しなかった場合、それは3列目に移動して、3トリック目はこの3枚から好きなだけ選んで使用できます。  以上の処理を終えたら、トリックを取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。 4:ゲームの終了  これを繰り返し、手札が全てなくなったらゲームが終了します。  それまでに得た得点の多い方が勝利します。同点の場合、引き分けとしてください。 ■ 肴 +1/+2 −1/−2 +2/+3 −2/−3 +1/+3 −1/−3 −1/+1 −2/+2 −3/+3 ー4/+4