■■ Hangover 草案1 ■ 問題点  概ね良い。  現状の問題点は、低い数字にメリットが全くないこと。基本的に他者を利するだけで自分にメリットが全くない為、手札に高い数字がないとそもそもトリックが取れずに厳しい感じになる。  よくある手法として、1トリックも取らない宣言がある。  宣言したら、トリックを取る度に持ち点が減るか、あるいは終了時に達成していたら一定点を得るか。という感じになるか。  複数人が宣言した時に引き分けを減らしたいのであれば、減点方式の方がいいのか。1回取ってしまっても、とりあえず勝負にはなるという形。例えば、4トリックを、4→3→2→1とし、1トリック取る毎にこの点数が失われるとする。つまり、2トリック取ってしまったら3点ということになる。  1トリックも取らなければ10点だが、ちょっと高すぎるか。  この方式だと特殊処理が発生してちょっとわかりにくい。  まぁ、やはり普通に達成したら6点とかでいいか。  で、バースト確率がちょっと上がると面白いとは思う。例えば3回にするとか。この場合、1人が全く勝つ気ない訳だから、11トリック中、3人で3トリックずつ取ったら2人が脱落する計算になる。  6点はちょっと弱い。普通に2回1点、1回ジャストで、1点部分はカードを使えていると仮定して7点。だから7点ぐらいが妥当か。  ただし、1トリックでも取ったら脱落。大富豪と同じ感じで、プレイヤー1人を指定して2枚手札交換とかさせる? あるいは、ウィドウと2枚交換できる。とかかな。それだと、他のプレイヤーのバースト率は上がらないが。  んー  全プレイヤーに1枚ずつ渡し、他のプレイヤーはトリック1回追加。自分は4回減らす。みたいな変則的やり方もあるか。  いや、さすがに7トリックと12トリックはない。トリック数はできるだけ同じの方がいい。  うーん  例えば8を用意する。で、4人時は使わない7と8があり、下戸宣言が出たらそれ以外のプレイヤーは7をランダムに1枚ずつ引いて、疑似的に1トリック増える。とする。5人時は8だね。で、下戸11トリック、その他12トリックという形になる。  のだが、現実的な問題として、11トリックをしゃがむことは可能なのだろうか。  1トリック取った時点で脱落だから、下手したら2、3トリック目に中途半端に高い数字を引っ張り出されて脱落。とかありそうな感じがする。  それなら、最初に考えた1トリック取る毎に点が減る、4→3→2→1みたいな感じの方がいいのかも知れない。トリックとっても点にならず、取るほど、点が減るという形式。1トリックでも取ると6だから、まぁ、普通に勝てない感じになりそうではあるが。ただ、まぁ、1ミスでもバースト込みなら勝てなくはない感じではあるから、これはこれでいいのかも知れない。  どっちがいいかな。  11トリックしゃがめる気がなかったらやらない方が、ゲーム的にはスッキリしている。  ただ、11は長すぎるので、1回ぐらいはとっても良いとする。という折衷案もありか。うーん、1回取った時の得点どうするかとか、思った以上に面倒そうだな。  ひとまず、1トリック取るまで自動的に1点で、完全達成11点というのが妥当かなー  他のプレイヤーのバーストアップはひとまず考えないことにする。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  酒を飲もうぜ! ■ コンポーネント  3〜5人 〇ドリンクカード(56枚)  1〜7の数字が書かれたカードで、赤青黄緑の4スートあります。  また、各数字は2枚ずつあり「△」のマークが付けられた方が上位として扱います。  例えば、6、6△、5、4△なら、6△→6→5→4△の順に数字が大きいとしてください。 〇肴カード(20枚)  酒のつまみを表すカードです。  ±1〜±4の範囲で、数字が2つ記載されています。 ■ ゲームの準備  プレイ人数に応じて、使用するドリンクカードを準備ます。  3人プレイ時は、6、7のカードを使用しませんので、取り除いておいてください。  4人プレイ時は、7のカードを使用しませんので、取り除いておいてください。  5人プレイ時は全てのカードを使用します。  準備ができたら、それをよくシャッフルし、各プレイヤーに11枚ずつ配ってください。  残りのカードは山にして置いておきます。  次に、肴カードをよくシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。  中を確認したら、それを伏せたまま、好きな順番で横一列に並べてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  トリックと呼ばれるミニゲームを繰り返し、手札がなくなったらゲーム終了となります。  そして、終了時に最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。  以下の手順に従い、ゲームを進行させてください。 1:メインフェイズ  スタートプレイヤーは好きな手札1枚を表向きにプレイします。これを「リード」と呼びます。  そうしたら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に、他のプレイヤーも手札を1枚ずつ表向きでプレイしていきます。  この時、「リード」と同じスートが手札にあれば、必ずその中から1枚を選ぶ必要があります。これを「フォロー」と呼びます。もしも、手札に同じスートがなければ、好きな1枚をプレイしてください。 2:判定フェイズ  全員がプレイを終えたら、判定を行います。  フォローの内、最も数字の大きい手札を出したプレイヤーがトリックを得ます。  得たトリックが4回目以内の場合は、フォローされたカードの数字を合計し泥酔判定を行ってください。  5回目以降のトリックの場合、その時点でゲームに敗北し脱落となります。以降は手札を裏向きにプレイし、これはフォローしていないとして扱ってください。 〇合計値<泥酔値  1VPを得ます。 〇合計値=泥酔値(ジャストリミット)  3VPを得ます。 〇合計値>泥酔値  VPを得られません。  また、泥酔値はプレイ人数により異なります。  3人プレイなら泥酔値は「7」。4人プレイなら泥酔値は「12」。5人プレイなら泥酔値は「16」となります。 ◎肴の使用  必要があれば、手元に伏せて置いてある肴カードを使用することができます。  肴カードは左から順に1〜4トリック目を表し、自分が取ったトリック数に応じてどの列を使用するかが決まります。  使用を宣言したら、現在のトリック数の列を表向きにし、その数字のどちらかを合計値に加算してください。もしも複数肴カードがあった場合、その中から好きなだけ選んで表向きにします。  これにより、表向きにした枚数分だけ”このトリックで自分が得たVP”分のVPを得ます。  例えば、自分が2トリック目を取った際、2列目の肴カード1枚を表向きにし、それによってジャストリミットになったら6VPを得ることができます。  もしも肴カードを使用しなかった場合、それを次の列(=1つ右)へそのままスライドさせてください。  1 2 3 4     1 2 3 4     1 2 3 4  ■ ■ ■ ■  →    ■ ■ ■  →      ■ ■                ■             ■                              ■  例えば、1トリック目に肴カードを使用しなかった場合、それは2列目に移動します。つまり、2トリック目はこの2枚から好きなだけ選んで公開できるようになります。同様に2トリック目も肴カードを使用しなかった場合、それは3列目に移動して、3トリック目はこの3枚から好きなだけ選んで使用できます。  以上の処理を終えたら、トリックを取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。 4:ゲームの終了  これを繰り返し、手札が全てなくなったらゲームが終了します。  それまでに得た得点の多い方が勝利します。同点の場合、引き分けとしてください。 ■ 肴 +1/+2 −1/−2 +2/+3 −2/−3 +1/+3 −1/−3 −1/+1 −2/+2 −3/+3 ー4/+4