■■ 日の出横丁にゃんばーわん! 草案9 ■ 問題点  概ね問題はないように感じる。  色の偏りが若干気になるので、4×4の16枚マップにした方が良さそう。  ただ、9戦なのでマップの占有率が約半分と、ちょっと余るのが気になる。単純にトリック数を増やすか、何らかの調整をした方がいい気がする。  ただ、9戦以上やるのはちょっとどうかな感がある。  9戦ぐらいがちょうど良いので、マップサイズをもう少し調整できないか。  ちょっと変形だが、  □□ □□  □□■□□  □□ □□  としてみる。で、中央の■だけ固定でマルチスートカラーとする。  中央を取るか取らないかを含めて、結構面白そうな気がする。ただ、初手版が選択。ヒーローするとアカンので、そこをどうするか。  んー  やっぱり、こういうマップ的なギミックはつけない方が良い気がする。  1つの考え方として、マルチ1枚追加の13枚にして、いずれか1スートが1枚減るかも知れない。ぐらいがいいかも知れない。で、その場合は、減った1色のエリア点数が1点ずつ上がるとか。なんかそういうボーナスが入るとか。  後はスキルについて変更を入れるとして、ヒーローに数字をつけるのがよいだろう。 (!--大まかな変更点--) ・色々変更 ■ 概要  生存圏を奪い合おう! ■ コンポーネント  2〜4人 ◇ナワバリカード(39枚)  赤青黄の3スートがあり、各スートに1〜13の数字があります。 ◇ヒーローカード(4枚)  各トライブに1枚ずつあります。 ◇トライブカード(4枚)  日の出横丁をネグラとする、「関西豪学連」「ブルーSAMURAI」「夜桜会」「シャルモント」の、4つの不良猫グループを表しています。  各トライブ毎にスキルと、それに必要なリソースが設定されています。 ◇エリアカード(16枚)  日の出横丁を表すマップです。  各エリアで得られるVPが設定されています。 ◇リソースキューブ(36個/各色8個)  各エリアに配置されるリソースを表すキューブです。 ◇トライブマーカー(32個)  エリアを占拠した際に配置するキューブです。  各トライブ毎に8個ずつあります。 ■ ゲームの準備  エリアカードをよくシャッフルし、横4枚×縦3枚になるようランダムに表向きで並べます。残ったエリアカードは使用しませんので、ゲームから取り除いておいてください。  エリアカードを並べたら、各エリアに3個ずつランダムにリソースキューブを配置します。  次に、ナワバリカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに9枚ずつ配って手札とします。  残りは使用しませんので、中を見ないようにしてゲームから取り除いておいてください。  最後に、各プレイヤーはじゃんけんなど好きな方法でトライブを1つ選び、選んだトライブに応じたヒーローカードとトライブマーカー8個を受け取ります。  そして、選んだトライブの数字が最も小さいプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。 ◎3人以下でプレイ  プレイ人数が4人に満たない場合、不足人数分を代理プレイヤーで補う必要があります。  プレイヤーが4人いるものとして、ナワバリカードやトライブカードを配ってください。 ■ ゲームの流れ  本ゲームはトリックと呼ばれるミニゲームを繰り返し、9トリックが終わるとゲームが終了します。  以下の手順に従ってゲームを進行させてください。 1:エリア決定  スタートプレイヤーは「まだ選択されていない(=1位と2位にマーカーが配置されていない)」好きなエリア1つを選びます。  一部スキルにより、選ばれていないエリアにマーカーが配置されることがありますが、そのマーカーが1位、あるいは2位に配置されているのでなければ、そのエリアを選ぶことができます。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番となります。  自分の手番になったら、好きな手札1枚か(残っていれば)ヒーローカードをプレイし、自分の目の前に表向きで置きます。ヒーローカードがプレイされた場合、それ以降の手番のプレイヤーは2枚目となるヒーローカードをプレイできなくなります。  この時、エリアのスートと同じスートだった場合、これを「フォロー」と呼びます。異なるスートだった場合は「ノットフォロー」となります。ヒーローカードにスートはなく、「フォローしている」として扱ってください。  プレイ人数が3人以下で代理プレイヤーがいる場合は、代理プレイヤーの手札の中からランダムに1枚を選んでプレイしてください(代理プレイヤーはヒーローカードをプレイしません)。  また、2トリック目以降は、既に配置されている自分のカードの左側に置き、プレイしたカードの順番が分かるようにしてください。 ◎リソース/スキルの使用  リソースがあれば、「自分がプレイする際に」それを使用したり、あるいは指定された数のリソースを消費してスキルを使用することができます。  リソース、スキルはいずれか1つだけ使用できます。異なる種類のリソースや、リソースとスキルを同時に使用したりできないので注意してください。 ・赤  プレイしたカードの上に乗せ、”手元に残っているリソース数”分だけ、プレイした手札の数字を増やします。 ・青  自分のプレイが「ノットフォロー」の時、それを「フォロー」として扱う。 ・黄  効果なし。 3:判定フェイズ  全員の手番が終わったら、判定を行い全員の順位を決定してください。  フォローしている(=エリアのスートと同じ)中で、数字が大きい順に順位をつけます。同値の場合は、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先されます。また、ヒーローカードがプレイされていたら、数字に関わらず1位として扱います。  ノットフォローのプレイヤーがいたら、フォローしているプレイヤーの後で、数字が大きい順に順位がつけられます。  例えば、エリアのスートが赤で、赤10、青8、ヒーロー、赤1だった場合、順位はヒーロー(1位)→赤10(2位)→赤1(3位)→青8(4位)となります。  順位が決まったら、1位と2位のプレイヤーは、エリアカードの同順位のマスに自分のマーカーを1個配置します。  次に、4位のプレイヤーはエリアにある好きなリソース1個を得てください。そうしたら、3位のプレイヤーは残ったリソース2個を得てください。  プレイヤーが3人以下の時、代理プレイヤーはリソースを使用しませんので、取得した扱いとしてエリアカードから除去してください。また、代理プレイヤーが4位になったら、エリアと同色のリソースを優先的に選びます。なければ、(プレイヤーの中で)最も順位の高いプレイヤーが選んでください。 4:トリック終了  1位になったプレイヤーが新しいスタートプレイヤーとなり、次のトリックを行ってください。  そして、9トリックが終わったらゲームが終了します。  以下の順番で決算を行ってください。 ◎エリア順位点  エリアの1位と2位にマーカーを配置しているプレイヤーは、各エリア毎に定められた順位のVPを獲得します。  エリアによってはVPが減る場合もあり、その際はVPが0以下になることもあります。 ◎勢力点  自分がマーカーを配置しているエリアを見て、それが繋がっている(=縦か横で隣接している)とボーナスが発生します。”繋がっているエリア数×2”分のVPを得てください。  複数あれば、最も多く繋がっている1つを見ます。また、1つであっても繋がっているとして計算してください。  また、スキルなどにより順位マス外にマーカーが配置されていたら、それも数えることができます。 ◎ヒーローは最後に現れる!  各自のプレイしたカードを見て、ヒーローを最後にプレイしたプレイヤーは3VPを得ます。 ◎お宝点  黄リソース2個につき1VPを得ます。  次に、最も黄のリソースを多く持っているプレイヤーは、追加で6VPを得てください。複数いたら、人数で等分(端数切捨て)となります。  以上を計算し、VPの最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、マーカーを配置したエリアの多い方が勝ちます。それも同じなら引き分けとしてください。 ■ スキル  基本的に必要なリソースは同色2個 ・関西豪学連  今だ、包囲殲滅陣にゃ!(※※)  隣接する2つのエリアに自分のワーカーが配置されていたら、判定結果に関わらず自分が1位になる(他のプレイヤーは以降順送り)。 ・ブルーSAMURAI  負けるが勝ちでござるよ(※※)  1位か2位にならなければ、隣接するエリア1つにマーカーを配置する。この追加で配置されたマーカーは1位でも2位でもない。 ・夜桜会  寄らば大樹の陰、それが猫道(※※)  自分が1位になった時、2位にも自分のマーカーを配置する。順位は以降繰り下げ、5位のプレイヤーは何も得られない。 ・シャルモント  盗みは優雅に、華麗に!(※※)  他のプレイヤーから好きなリソースを1個奪い、判定結果に関わらず自分が次のトリックのスタートプレイヤーになる。