■■ BBQP 草案10 ■ 問題点  数字調整が大分効いていない。基本的に1、2弄ったからなんやねん感がある。  また、肉をひたすら集めてまとめて焼いて基礎点。というムーブが単に強い。  現在の火力に合った肉を取ってくるだけで調整感が薄い。という問題もある。  まず、肉からベース点を消す。単に必要火力というだけにして、基礎点は入れない。あくまで、ローストトークン数だけが点数になるとする。  基本的に火力は増加するものだから、低い数字程、トークンの点が高いのは良いことだと思う。  で、現状の1スート焼きはかなり厳しい。  同じ数字を集めないといけないので、それが縛りになる。  例えば、カードを選んで好きなだけ焼く。で、焼いてないものについては、強制グリルが入る。という感じにするのが良いかも知れない。  ただ、同じ数字を集めると1ワーカーで効率良く焼けるのは変わらない。なので、同時に焼けるのは3枚までとか、そういう数制限を入れると良いだろう。あるいは、配置したワーカー数+1とか。つまり、1回目に配置したら2枚同時に焼ける。2回目なら3枚、という感じで増えていく。これかな。  で、サイドが活きない問題については、そもそも失敗を作る。  火力が低い分にはいいが、大き過ぎると黒焦げになって失敗、つまり失われる。だけでなく、マイナス点にもなる。これだと、無理にミートで取らず、サイドで取るという選択肢も出て来る筈。また、火力も2倍と言わず、3差とか、4差オーバーでペナルティが発生するといいかも知れない。  まぁ、4差かな。+4以上で焼くと黒焦げになって死ぬ。だから、トークンが乗らないとしても、程ほどの火力で焼いておくことは重要。  火力について、もう少し最大値を減らし、4以上の枚数を減らしてもいいかも知れない。  また、基本ルールとして火力を減らすアクションを入れるのもありか。例えば、ワーカーを配置し、焼かない代わりに火力カードの一番小さい数字を捨て札にする。とか。大きい数字を連続して3回引いた時とかの救済に一応なる。  が、火力のめくりゲーであることは間違いない。多分、現在の火力に応じて減らせる枚数が決まっているといいかも入れない。20以上なら1枚、25以上なら2枚とか。ちょっと細かくはなるが。まぁ、グリルのサマリーカードを作れば遊ぶ際には問題にならないだろう。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  最強のピットマスターは誰だ?!  全米から集められた面白ピットマスターたちがBBQの腕を競う! ■ コンポーネント  3〜4人 ◇キャラクターカード(5枚)  コンテストに参加するピットマスターです。  プレイ順を表す数字と、得意とする肉が1つ設定されています。 ◇ミートカード(32枚)  メインディッシュとサイドディッシュの、どちらにでも使用できる肉素材カードです。  「牛」「豚」「鶏」「羊」「ジビエ」の5スートがあり、価値(=VP)とロースト難度を同時に表す「ランク」が数字で1つ設定されています。 ◇ストレージカード(24枚)  調理器具やスパイスなど、調理に必要となる様々な道具を表すカードです。  特殊な効果が1つ設定されています。 ◇アイデアカード(18枚)  調理に関する思いつきなどを表すカードです。  1回のみ使用できる特殊な効果となっています。 ◇火力カード(24枚)  現在のグリルの火力を表すカードです。  −3〜+6まであります。 ◇ワークエリアカード(5枚)  共通場に配置される、ワークエリアとそのボーナスを表したカードです。  ボーナスは以下の通りです。  1:アピールトークン1個  2:目に+1/−1  3:目に+2/−2  4:目を反転(最大値+1−現在値)  5:手札1枚+ワーカー1個成長 ◇サイコロ( 個)  1セットにつき、4面体が2個、6面体が3個、8面体が2個、12面体が1個あり、各キャラクターの労働力(便宜上「ワーカー」と呼称)を表します。  目の値が大きい程、配置されたワークエリアに割く作業時間が大きいことを表します。 ◇ローストトークン  素材の絶妙な焼き上がりを表すトークンです。 ■ ゲームの準備 1)場の準備  ワークエリアカードを配置番号に従って、左から昇順になるよう並べます。  この内、5番目のカードは少し離して配置してください。  これらワークエリアカードを、【ワークエリア】と呼びます。  次に、ミートカードとストレージカードをよくシャッフルし、それぞれ山にします。  山にしたら、下図のように配置し、1〜4の【ワークエリア】に1枚ずつ山から引いて表向きに配置してください。     1 | 2 | 3 | 4 |   5  □  □   □   □   □  □  □   □   □   □ 2)プレイヤー準備  全プレイヤーにキャラクターカードをランダムに1枚配ります。  次に各プレイヤーは、4面体サイコロを2個、6面体サイコロを2個得て、アイデア山から2枚引いて手札としてください。  それが終わったら、火力カードをよくシャッフルして火力山にし、そこから1枚引いて表向きに配置し、そこを【グリル】とします。  この【グリル】に配置された火力カードの数字合計が、現在の自分のグリル火力を表します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、4ラウンドでゲームが終了します。  以下の手順でゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  プレイヤーはワーカー(=サイコロ)を全てロールしてください。  次に、このラウンドにおけるプレイ順を決定します。  所持しているアピールトークンの多い順としてください。同数の場合は、ロールした目の合計値の高い方となります。それも同じなら、キャラクターの数字の大きい方を優先してください。 2:メインフェイズ  プレイ順に従って手番を行います。  自分の手番になったら、ワーカー1個を【ワークエリア】か【グリル】へ配置してください。 ◎ワークエリア  配置した【ワークエリア】のボーナス効果を適用します。これは任意で、適用しなくても構いません。  1〜4の【ワークエリア】に配置したら、その下にあるミートカードかストレージカードの、どちらか1枚を得て【グリル】に配置します。その際、ミートカードは反転して配置することで、「サイドディッシュ」として扱うことができます。  ストレージカードは、【グリル】時に特殊な効果を適用することができます。  それが終わったら、カードを右詰して山から左端に補充を行ってください。  5の【ワークエリア】に配置したら、BBQソースを作ります。  ”配置したワーカーの目÷2(端数切り捨て)”分だけVPを得てください。 ◎グリル  肉をローストします。  【グリル】に配置された肉の中から1スートを選び、それを”火力カードの数字合計±配置したワーカーの目”を「火力」としてローストします。  この時、火力と各ミートカードの数字が同じならローストトークンを1個得ます。  もしも、火力とミートカードの数字が2倍以上、あるいは半分以下の場合、ローストトークンを1個失います。  以上の処理が終わったら、手番を終了します。  これを繰り返し、全プレイヤーがワーカーを使い切ったら次のフェイズへ進んでください。  この時、【グリル】にワーカーを1個も配置していないプレイヤーがいたら、強制的にグリルが1回行われます。  【グリル】に配置された全ての肉に対して、ローストを1回行ってください。 3:エンドフェイズ  全プレイヤーは【ワークエリア】に配置されたワーカーを回収してください。  この時、5の【ワークエリア】に配置されたワーカーは、面体を1段階上げるか、下げるかすることができます。ストックから交換する形で成長させてください。  次に、ミートカードとストレージカードの右端を捨て札にし、右詰して山から新たに1枚を補充します。  最後に、各自火力山から1枚引いて、それを【グリル】に配置してください。  これらの処理は、4ラウンド目に行う必要はありません。  以上を繰り返し、4ラウンドが終わればゲーム終了となります。  得点計算を行ってください。 ■ 審査  全員サイコロをロールし、プレイ順(=審査順)を決定します。  まず、【グリル】に配置された肉の内、ローストトークンが1個以上乗せられているものを審査対象とします。  審査対象となった各肉につき、”数字+ローストトークン数×炎アイコン数”だけVPを得てください。  この時、審査されるのが初めてのスートだった場合、”2+アピールトークン数”分のボーナスVPを得ることができます。  次に、サイドディッシュはそのまま書かれた数字分だけVPを得ます。  最後に、最も得点を多く得たプレイヤーが勝利します。  複数いた場合は、スタートプレイヤーから時計回りで遠い方を優先してください。