■■ ランブルシード 草案20 (!--大まかな変更点--) ・宝珠を削除。代わりに、山からミニオンを抜いてミニオンを得られるよう変更 ・それに伴い、カードの配分を変更。ミニオンを抜いた分だけシードカードで補充 ■ 概要  さて、今年は1000年に一度の、崑崙山の仙樹が結実する大切な年。  同時に、大きなエネルギーを秘めた仙樹の種の出現によって、龍脈が乱れ災厄が巻き起こる混乱の年でもあります。  そこで、崑崙山を統べる老師たちは、弟子を集めて重要な仕事を申しつけました。  曰く、大事に至る前に仙樹の種を回収し、崑崙山を鎮撫すること。  龍脈上に存在する仙樹を巡って種を集め、それを師匠である仙人や聖獣たちが錬成し、然るべき方法で保管する。  それは言うに易し、行うに難き難行ですが、投げ出すわけにはいきません。  崑崙山に住む仙獣(ミニオン)の力を借りつつ、見事老師たちの期待に応えましょう! ■ コンポーネント  3〜4人 ◇シードカード(72枚/各18枚)  崑崙山に散らばる「シード(仙樹の種)」です、と、  シードには地水火風の4属性が等枚数ずつあります。 ◇ミニオンカード(8枚)  シードを主食とする「ミニオン(仙獣)」です。  手懐けて使役することで、様々な効果を受けることができます。 ◇師匠カード(4枚+8枚)  弟子を指導し、力を貸してくれる神獣や老師です。  それぞれ固有の錬成式が2つ設定されています。 ◇弟子カード(4セット/20枚)  仙人を目指す4人の若者です。シードと同じ4属性に対応しています。  1〜4の数字が書かれていて、1・2・3・2or3・4で1セットとなっています。 ◇スコアカード&マーカー(4セット)  各弟子の属性に対応する、VPを管理する為のカードとマーカーです。 ◇ポーン(1個)  現在の位置を表すポーンです。 ■ ゲームの準備 1)場の準備  シードカードをよくシャッフルし、6等分して6つの【龍穴】(=シード山)を作ります。【龍穴】を作ったら六芒星型(の頂点部分)に並べ、天地をひっくり返して全て表向きにしてください。  次に、師匠カードの内、老師8枚の中からランダムに6枚を選び、それを各龍穴の横に表向きで置きます。  残りの老師は使用しませんので、ゲームから取り除いてください。  その後、「最も数字の小さい老師」が配置された【龍穴】にポーンを置きます。  それが終わったら、ミニオンカードを六芒星の内側に置いてください。 2)プレイヤー準備  各プレイヤーにスコアカードをランダムに配り、「火」属性が配られたプレイヤーをスタートプレイヤーとします。3人プレイ時は、「火」属性以外を1枚抜き、ランダムに配ってください。  次に、各プレイヤーは配られた属性に応じた弟子カードを受け取り手札とします(これは公開情報であっても構いませんので、プレイスペースに余裕があれば表向きにして手元に置いても構いません)。  同様に、配られた属性に応じた神獣(師匠カードの内、四神が描かれたカード)を表向きにして手元に置いてください。  最後に、スコアカードの「0」にマーカーを配置します。  この時、スタートプレイヤーから時計回りで見て、3手番目と4手番目のプレイヤーは「1」に配置(=1VPを得る)してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全員が1手番を行ったら(=1巡したら)ラウンドが終了します。  これを繰り返し、5ラウンドが終わればゲームが終了します。  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、自分の手番になったら以下の手順で進行させてください。 1:転気フェイズ  龍脈を活性化させ、龍脈に満ちる気を移動させます。これを「転気」と呼びます。  好きな【龍穴】を1つ選んで、その一番上のカードを別の【龍穴】の一番上に移動させてください。  ただし、カードが尽きていたら、それは【龍穴】でありません。1枚以上カードが残っている【龍穴】を選んでください。 2:アクションフェイズ  手札から1枚選んで公開し、【場】に置きます。そして、その数字分だけポーンを時計回りで動かします。この時、既にカードが尽きた【龍穴】があれば、それを飛ばして移動してください(飛ばした【龍穴】は移動数に数えません)。  また、「2/3」のように2つ数字が書かれていた場合、そのどちらかを選んで動かします。  移動の際は、ポーンが踏んだ各【龍穴】の、一番上に配置されているカードを1枚ずつ得てください(手番開始時にポーンが置かれていた【龍穴】は対象外です)。 〇追加移動  手札を公開する際、ミニオンがあればそれを捨て札にすることで追加移動を行うことができます。  移動終了後、捨て札にしたミニオン1枚につき追加で1移動でき、時計回りでも、反時計回りでも、好きな方向へポーンを動かすことができます。  ミニオンがある限り、何枚捨て札にしても構いません。 3:錬成フェイズ  決まった組み合わせでシードを捨て札にし、エネルギーを生み出してVPを得ることができます。  錬成は1回だけ行うことができ、錬成が可能であっても無理に行う必要はありません。  錬成に必要なシードは、錬成式によって定められています。  ポーンが配置された【龍穴】の師匠カードと、手元の師匠カードの、どちらでも好きな錬成式を用いることができます。  錬成式を決めたら、必要なシードを捨て札にしてVPを得てください。  この時、現在のラウンド数(1〜2/3〜4/5の3段階)に応じて、得られるVPが増加します。 〇追加錬成  錬成後、ミニオンがあればそれを1枚捨て札にする毎に追加で錬成を1回行うことができます。  ミニオンがある限り、何回追加錬成を行っても構いません。 4:ミニオン取得  この手番中に1回でも錬成を行ったプレイヤーは、ミニオンを1枚得ることができます。  ただし、ミニオンが尽きてしまったら、それ以上得ることはできません。また、追加錬成を行っていても、得られるミニオンは1枚のみとなります。錬成回数に関わらず、錬成を行ったらミニオンを1枚得られることに注意してください。 5:敬服フェイズ  【龍穴】に配置された師匠カードと、手元の師匠カードを交換してください。これは強制となり、「必ず」交換する必要があります。  それが終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。  以上を繰り返し、5ラウンド目が終わったらゲーム終了となります。  最後に決算を行ってください。 ■ 決算  ゲームが終了したら、得点計算を行います。  残っているシード1枚につき−1VPとなります。  ミニオンは得点になりません。  最後に、VPの最も大きいプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、スタートプレイヤーから近い方が勝利します。