■■ ランブルシード 草案17 ■ 問題点  思ったよりも同じ属性が重なるので、得点計算式をそもそも変えた方が良さそう。  キックバックに関しても、やはりルールが少し分かり難くなるのでなしでいいかも。スキルで再現する方法もあるし、ミニオンで再現したり、あるいは八仙を4色に色分けして、同色ならキックバックというやり方もあるか。  ミニオンによる追加移動が、都度だとミニオンが並んだ際に全部食われる可能性がある。  確率としては低いが、やられると何だかなぁ感がある。が、対策する程のことでもないか。  追加手番については、ルールがややこしいのでない方がいい。あるいは、もう少し改善するか。  一度に見える情報量が多過ぎる点もどうにかしたい。  特定の組み合わせパターンがある程、ダウンタイムが長くなる。ベースとなる基本式に、+属性で得点がアップする方式がいいかも知れない。例えば、火火火が基本として、+火1枚につき2VP、+水1枚につき1VPみたいな。基本さえ満たせば、後は自由に消費するスタイル。ただ、これだとシードが余ることはほぼないので、やり過ぎには注意しなければならない。よくて1種、多くて2種ぐらいが妥当だろう。 (!--大まかな変更点--) ・ミニオンの基本効果を少し変更 ・錬成にキックバックコストを設定 ■ 概要  さて、今年は1000年に一度の、崑崙山の仙樹が結実する大事な年。  同時に、龍脈が乱れ災厄が巻き起こる、混乱の年でもあります。  そこで、崑崙山を統べる老師たちは、弟子を集めて重要な仕事を申しつけました。  曰く、仙樹の種を集め、仙獣を使役し、崑崙山を鎮撫すること。  龍脈の乱れた場所に仙樹の種を植えて芽吹かせ、その霊力を糧とする仙獣たちを集めて働かせる。  それは言うに易し、行うに難き難行ですが、投げ出すわけにはいきません。  崑崙山を巡る6つの龍穴から仙獣や仙樹の種を集め、見事老師たちの期待に応えましょう! ■ コンポーネント  3〜4人 ◇龍脈カード(78枚/シード 各16枚、ミニオン 14枚)  崑崙山に散らばる「シード(仙樹の種)」と、それを主食とする「ミニオン(仙獣)」です。  シードには地水火風の4属性が等枚数ずつあります。 ◇師匠カード(4枚+8枚)  弟子を指導し、力を貸してくれる神獣や老師です。  それぞれ固有のスキルと、錬成式が設定されています。 ◇弟子カード(4セット/24枚)  仙人を目指す4人の若者です。シードと同じ4属性に対応しています。  1〜4の数字が書かれていて、1・1or2・2・3・2or3・4で1セットとなっています。 ◇スコアカード&マーカー(4セット)  各弟子の属性に対応する、VPを管理する為のカードとマーカーです。 ◇ポーン(1個)  現在の位置を表すポーンです。 ■ ゲームの準備 1)場の準備  龍脈カードをよくシャッフルし、6等分して6つの【龍穴】(=龍脈カード山)を作ります。【龍穴】を作ったら六芒星型(の頂点部分)に並べ、天地をひっくり返して全て表向きにしてください。  次に、師匠カードの内、老師8枚の中からランダムに6枚を選び、それを各龍穴の横に表向きで置きます。  残りの老師は使用しませんので、ゲームから取り除いてください。  その後、「最も数字の小さい老師」が配置された【龍穴】にポーンを置いてください。 2)プレイヤー準備  各プレイヤーにスコアカードをランダムに配り、「火」属性が配られたプレイヤーをスタートプレイヤーとします。3人プレイ時は、「火」属性以外を1枚抜き、ランダムに配ってください。  次に、各プレイヤーは配られた属性に応じた弟子カードを受け取り手札とします(これは公開情報であっても構いませんので、プレイスペースに余裕があれば表向きにして手元に置いても構いません)。  同様に、配られた属性に応じた神獣(師匠カードの内、四神が描かれたカード)を表向きにして手元に置き、それを【敬服】としてください。  最後に、スコアカードの「0」にマーカーを配置します。  この時、スタートプレイヤーから時計回りで見て、3手番目と4手番目のプレイヤーは「1」に配置(=1VPを得る)してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全員が1手番を行ったら(=1巡したら)ラウンドが終了します。  これを繰り返し、6ラウンドが終わればゲームが終了します。  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、自分の手番になったら以下の手順で進行させてください。 〇敬服効果について  手番中、【敬服】に置かれたカードのスキル効果が適用されます。  手番終了時に【敬服】のカードが交換されますが、その交換されたカードのスキル効果は次の手番から適用されます。 1:転気フェイズ  龍脈を活性化させ、龍脈に満ちる気を移動させます。これを「転気」と呼びます。  好きな【龍穴】を1つ選んで、その一番上のカードを別の【龍穴】の一番上に移動させてください。  ただし、カードが尽きていたら、それは【龍穴】でありません。1枚以上カードが残っている【龍穴】を選んでください。 2:アクションフェイズ  手札から1枚選んで捨て札にし、その数字分だけポーンを時計回りで動かします。この時、既にカードが尽きた【龍穴】があれば、それを飛ばして移動してください(飛ばした【龍穴】は歩数に数えません)。  また、「1/2」のように2つ数字が書かれていた場合、そのどちらかを選んで動かします。  そして、ポーンが移動した各龍穴の、一番上に配置されているカードを1枚ずつ得てください(手番開始時にポーンが置かれていた【龍穴】は対象外です)。 〇追加移動  移動終了後、ミニオンを1枚捨て札にする毎に1歩追加でポーンを動かすことができます。  この時、時計回りでも、反時計回りでも、好きな方向を選べます。  ミニオンがある限り、何回追加移動を行っても構いません。 3:錬成フェイズ  決まった組み合わせでシードを捨て札にし、エネルギーを生み出してVPを得ることができます。  これは強制でなく必要なければ飛ばして次のフェイズへ進んでも構いませんが、錬成は通常1手番に1回しかできないので注意してください。  錬成に必要なシードは、錬成式によって定められています。  ポーンが配置された【龍穴】の師匠カードと、【敬服】に配置された師匠カードの、どちらでも好きな錬成式を用いることができます。  錬成式を決めたら、必要なシードを捨て札にしてVPを得てください。  また、錬成式にはキックバックが設定されていることもあります。  その場合、捨て札にしたシードの内、その数字分だけ手元に戻すことができます。 〇追加錬成  錬成後、ミニオンを1枚捨て札にする毎に、追加で錬成を1回行うことができます。  ミニオンがある限り、何回追加錬成を行っても構いません。 3:敬服フェイズ  【龍穴】に配置された師匠カードと、自分の【敬服】に配置された師匠カードを交換してください。これは強制となり、必ず交換する必要があります。  それが終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。  以上を繰り返し、6ラウンド目が終わったらゲーム終了となります。  最後に決算を行ってください。 ■ 決算  ゲームが終了したら、得点計算を行います。  残っているシード1枚につき−1VPとなります。  ミニオンは1枚につき1VPとしてください。  最後に、VPの最も大きいプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、スタートプレイヤーから近い方が勝利します。