■■ 鎮守大祭 ランブリングシード 草案10 ■ 問題点  結局の所、3が強いという結論。  4とるぐらいなら5だし、4とるぐらいなら3が良い。4と5はシードを集める手間もある為、実質数値は半分ぐらいと考えていいだろう。その場合、2と2.5なので3のパワーに単純に負ける。  2のみ無料で3もシード必要になった場合、普通に5が強くなる。2.5だし。となると、3が弱くなるので、これまでのプレイ感と変わらない。  結局の所、1手番でたくさん取ることが正義であり、それが効率良い数字であればなおの事良しという構造は避けられない。  マジョリティにしてみたらどうか。  最終的に、各数字で見て最も枚数の多いプレイヤーはシードが必要になる。シードは、自分の属性なら1枚、他属性なら2枚必要。2から順番に判定し、シードを消費する。  この場合、なるべく同じ数字をたくさん集めてシードを最低限取るか、まんべんなくマジョリティを取らないよう少なく集めるかの選択があり、必ずしも大きい数字をたくさん集めればよいという訳ではなくなる。  当然、5をたくさん集めて、シード1枚だけという理想手も存在する。  まぁ、これでやってみるかなぁ。  このルールにした場合、後手番は調整が効くので有利。  なので、同数の場合は後手番不利ぐらい付けた方がいい。  また、ラウンドのカウントについて、3人プレイでは機能しなかったのでやらない方がいいか。  やるなら、スキルを初期3枚、1ラウンド毎に1枚表向きにして計8枚という形で良いか。スキルは追加でカードを取るか、スキルを取るかの選択もできると尚良い。 (!--大まかな変更点--) ・シードの扱いを簡略化。4と5のみシード必要に変更 ・ミニオン過多はマイナス点になるよう修正 ・ボーナスカードの廃止 ・初期仙人数を大幅減少 ・山のカード構成変更 ・ボーナス得点を廃止 ・カード取得時、シードは属性に関わらず全部取れるよう変更 ■ 概要  さて、今年は1000年に一度の、崑崙山の仙樹が結実する大事な年。  同時に、龍脈が乱れ災厄が巻き起こる、混乱の年でもあります。  そこで、崑崙山を統べる老師たちは、弟子を集めて重要な仕事を申しつけました。  曰く、仙樹の種を集め、仙獣を使役し、崑崙山を鎮撫すること。  龍脈の乱れた場所に仙樹の種を植えて芽吹かせ、その霊力を糧とする仙獣たちを集めて働かせる。  それは言うに易し、行うに難き難行ですが、投げ出すわけにはいきません。  崑崙山を巡る6つの龍穴から仙獣や仙樹の種を集め、見事老師たちの期待に応えましょう! ■ コンポーネント  3〜4人 ◇龍脈カード(66枚)  崑崙山に眠る龍脈と、それを巡るエネルギーを表します。  エネルギーは「シード(仙樹の種)」と「ミニオン(仙獣)」の形を取って現れます。  シードは16枚あり、地水火風の4属性が等枚数ずつあります。  ミニオンにはその強さに応じて2〜5の数字があり、2と3が各13枚、4と5が各12枚あります。 ◇老師カード(16枚)  弟子を手助けしてくれる仙人です。  各老師毎に2枚ずつあり、それぞれ固有のスキルが設定されています。 ◇弟子カード(4枚)  仙人を目指す4人の若者です。  それぞれが得意とする属性が1種類定められています。 ◇四神カード(4枚)  弟子をサポートしてくれる強力な仙獣です。  それぞれの属性に対応し、各1枚ずつあります。 ■ ゲームの準備  龍脈カードをよくシャッフルし、6等分して6つの山を作ります。山を作ったら六芒星型(の頂点部分)に並べ、天地をひっくり返して全て表向きにしてください。この山を「龍穴」とします。  次に老師カードをよくシャッフルして6枚引き、それを六芒星の内側へ表向きに並べます。その際、同じ老師は重ねて並べてください。  また、老師カードの残りは使用しないので、ゲームから取り除いておいてください。  最後に、好きな方法でスタートプレイヤーを決定し、弟子とそれと同じ属性の四神を1枚ずつ手元に置きます。弟子カードは表向きに、四神カードは裏向きに置いてください。  この時、最後手番(=スタートプレイヤーの右隣)のプレイヤーは、四神カードも表向きに配置してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全員が1手番を行ったら(=1巡したら)ラウンドが終了します。そして、5ラウンドが終わるか、あるいは残りの龍穴が2つ以下になったらゲームが終了します。  自分の手番になったら、以下の手順で進行させてください。 1:移動フェイズ  好きな龍穴を1つ選んで、その一番上のカードを別の龍穴の一番上に移動させます。  ただし、カードが尽きていたら、それは龍穴でありません。1枚以上カードが残っている龍穴を選んでください。  この時、各龍穴の残り枚数を数えることを推奨しません。  山の厚みを見れば凡その検討はつくかも知れませんが、数えようとして山を崩してしまったり、ゲームテンポを著しく阻害しますので、あまり気にせずプレイされた方が良いかと思います。 2:取得フェイズ  好きな龍穴を1つ選んでその一番上のカードを取得し、他の龍穴を見て「選んだのと同じ数字のミニオン/シード(属性は違っていても可)」があれば、各龍穴から1枚ずつ取得し手元へ置きます。この時、条件に合致するカードは必ず全て得てください。  もしも、カードを1枚しか取得できない場合、選んだ龍穴から追加でもう1枚取得してください。これも強制で、必ず取得する必要があります。  ただし、その龍穴に1枚しかなく、追加で取得できない場合はその1枚だけを取得してください。 〇四神パワーの使用  四神カードが表向きの状態の時、1回だけその力を使用することができます。  龍穴を1つ選び、直ちにその一番上の1枚を得てください。  この処理を行ったら四神カードを横倒し、以後ゲーム終了時まで四神パワーを使用することはできなくなります。 3:取得ボーナス  取得フェイズでミニオンを得た際、”得たミニオンの数字”と同枚数得る毎に、好きな老師カードを1枚得ることができます。  スキルや四神パワーなどによって、追加で得たカードもこれに含めてください。  そして、これら得たカードは表向きにして手元に置いておきます。  例えば、2のミニオンであれば1手番で2〜3枚得たら1回、4〜5枚得たら2回、6枚得たら3回のボーナスを得ることができます。3のミニオンであれば、3〜5枚得たら1回、6枚得たら2回となります。  これは累計でなく「この手番で得た枚数」なので、注意してください。  また、老師カードが尽きた場合、それらを得ることはできません。 〇老師  老師カードを得たら、その助力を請うことができます。  各老師毎に設定されたスキルを、次手番(あるいは決算時)から適用してください。複数のスキルを同時に適用することもできます。  また、スキルによってはゲーム中に好きなタイミングで1回だけ使用できるものもあります。  テキストの指示に従って処理を行ってください。  同じ老師カードを複数得た場合、そのスキル効果は重複します。  2回分適用を行ってください。 4:エンドフェイズ  次の順番のプレイヤーに手番を渡します。  最後手番のプレイヤーだった場合、ラウンドが終了します。  この時、龍穴が残り2つ以下になっていた場合、ゲーム終了となります。また、これが5ラウンド目の終了時であった場合もゲーム終了となります。  そうでなければ、「現在四神カードが裏向きになっているプレイヤー」の内、スタートプレイヤーから時計回りで最も遠いプレイヤーは四神カードを表向きにします。  そうしたら、新しいラウンドを開始してください。 ■ 決算  ゲームが終了したら、得点計算を行います。  老師のスキルがあれば、それを適用してください。  次に、数字が4と5のミニオンを得ていた場合、それらを養う為のシードが必要となります。  4と5のミニオン1枚につき、シード1枚が必要です。この時、自分と同じ属性のシードは2枚分として数えることができます。  これにより、シードが足りなかった場合、不足した分のミニオンを裏向きにしてください(この時、裏向きにするミニオンは4か5、どちらでも好きな方を裏向きにできます)。  最後に、ミニオンの数字を合計しVPとします。  裏向きのミニオンは−1VPとして扱ってください。  そして、VPの最も大きいプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、スタートプレイヤーから遠い方が勝利します。