■■ ペンタゴナタワーズ 草案3 ■ 問題点  リスクバランスが問題。  高得点カードは捨てられる危険性があるのに、実際そんなに点数が高くない。最低値と2倍差ぐらいなのだから、単に4を集めるのが強く見える。  まず方法論として、数字を1種増やして2〜6にしてみる。最低値との差は3倍となるが、問題なのはセーフ領域と何点差になるのかが重要なので、これではあまり解決しなさそう。  なので、1〜3をセーフとし、5、8とする。これだと大き過ぎるか。なら、1〜3、4、6とする。3と6は2倍差あるので、4と6の1,5倍差よりは大きい。1〜3、5、7でもいいかも知れない。  ただ、余りに差が大きいと、結局必須エレメンタルと巡り合えるかどうかしかなくなってしまうので、やはりセーフティとの差は2倍程度にとどめて置いた方が良さそうだ。なので、2〜3、5、6ぐらいが妥当だろう。  エレメントに特殊なカードを用意する。  今回、最低数字が2であるとしたら、2に+エレメント効果を用意する。のだが、これだと今度はセーフティのマックス値である3に価値がなくなってしまう。1を用意し、かつ枚数傾斜を2〜3が最も厚くなるよう設定するのがいいだろう。  アーティファクトの役割がややピリッとしないので、スペルをやめてアーティファクトをメインにする考え方もあるか。  まず、キャラは必須エレメントの違いしかないとする。で、特殊効果はアーティファクト依存にし、取ったら使える形式とする。不要なエレメントは消費して消えるので良い感じ。  攻撃要素はそのまま残しても良いとは思われる。合一エレメントなら1枚、その他は2枚という形。  問題は、世界観をどうするか。  特に何のこだわりもなさ過ぎてキツイ。6つのワールドから何かキーを集めて、凄いアイテム作るか発見するみたいなテーマでもいいかも知れない。闇帽みたいな。ただ、各ワールド間のカードが移動するのがやや微妙か。  6つパイルを都市、カードを人とする。カードの移動は人の流れ。  自分は世界企業であり、人を雇用する。新しいテクノロジーは何らかの要素で生まれる。有能な人材を多く集めて、業績を上げるのが目的であるとする。  GAFAのような国際グローバル企業をテーマとしたゲームか。4つのエレメントは、アイデア、金、技術、情報とか?  うーん、なんかしっくりこない。  やっぱり、6つのタワーから魔力を取り出し、アーティファクトを錬成するゲームの方が無難で良いかも知れない。  数字はマナ、マナとエレメントは別物。エレメントを消費してミニオンを召喚する。  が、マナとエレメントが分かり難い。マナにして、数字をパワーとかにする? やっぱミニオンとかのがいいな。なら、錬成するのをガーディアンとかにするか。 (!--大まかな変更点--) ・大幅修正 ■ 概要  6つのタワーに守られた神秘の空間、≪魔術師の庭≫。  ミニオンを従え、最も強大な魔術師になることを目指そう! ■ コンポーネント  3〜4人 ◇ミニオンカード(36枚)  3〜6の数字が書かれたミニオンです。  3が12枚、4が10枚、5が8枚、6が6枚あります。 ◇エレメントカード(24枚)  魔力の源になる、地水火風の4大元素を表すカードです。  各エレメントにつき6枚ずつあります。 ◇アーティファクトカード(12枚)  魔力のこもった偉大なる呪具です。  各エレメントに対応したアーティファクトがあります。 ◇魔術師カード(4枚)  魔術師です。  固有のスペルを持っています。 ■ ゲームの準備  好きな方法で、各プレイヤー1枚ずつ魔術師を選んでください。  次に、ミニオンカードとエレメントカードを混ぜてよくシャッフルし、6等分して6つの山を作りこれを「タワー」とします。  タワーを作ったら六芒星型(の頂点部分)に並べ、天地をひっくり返して全て表向きにしてください。  次にアーティファクトカードをよくシャッフルして山にし、六芒星の内側へ表向き3枚並べます。  最後に、好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、”プレイヤー人数”分タワーが尽きたらゲームが終了します。基本的に得たミニオンの数字が得点になりますが、5以上の数字を得点化するには条件を満たす必要があります。  自分の手番になったら、以下の手順で進行させてください。 1:メインフェイズ  タワーからミニオンやエレメントを獲得するか、あるいはアーティファクトを作成します。  以下のどちらかを行ってください。 〇スペル  エレメントカードを所持していた場合、各スペル毎に定められた条件を満たすと、そのスペル効果が適用されます。この時、条件となるエレメントは、複数のスペルで重複しても問題ありません。 ◎タワーアクション  まず、好きなタワーを1つ選んで、その一番上のカードを別のタワーの一番上に移動させます。  ただし、既に尽きているタワーを選ぶことはできません。1枚以上カードが残っているタワーを選んでください。  次に好きなタワーを1つ選んでその一番上のカードを取得し、他のタワーを見て「選んだのと同じ数字/エレメント」のカードがあれば、各タワーから1枚ずつ取得します(条件に合致するカードは必ず全て得る必要があります)。  取得したカードは、そのまま手元へ表向きで置いてください。  もしも、カードを1枚しか取得できない場合、選んだタワーから追加でもう1枚取得します。これも強制で、必ず取得してください。 ◎アーティファクトアクション  エレメントを消費してアーティファクトを1つ作成します。  各アーティファクト毎に、作成に必要なエレメントが指定されていますので、そのエレメントを捨て札にしてください。  そうしたら、アーティファクトを引き取って手元へ表向きに配置し、山から新しいアーティファクトを1枚補充してください。  次に、他のプレイヤーは取得したアーティファクトと同じエレメント1枚を捨て札にします。所持していない場合、好きな2枚を捨て札にしてください(この時、アーティファクトを捨て札にすることはできず、それ以外を1枚しか所持していなければその1枚だけ捨て札にします)。 2:エンドフェイズ  次の順番のプレイヤーに手番を渡します。  もしも、”プレイヤー人数”分の山が尽きていた場合、ゲームが終了します。 ■ スコア計算  ゲームが終了したら、スコア計算を行います。  まず、各魔術師毎に設定された「必須エレメント」の枚数を比べます。  この時、必須エレメント以外のエレメントは、2枚で必須エレメント1枚として数えてください。  そして、1位(同率あり)未満のプレイヤーは6のミニオンを捨て札にします。次に2位(同率あり)未満のプレイヤーは5のミニオンを捨て札にしてください。  次に、アーティファクトがあれば、そのボーナスを計算します。  最後に、手持ちの数字を合計してVPとし、その最も大きいプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、スタートプレイヤーから遠い方が勝利します。