■■ 探偵物的ななにか 草稿2 ■ 問題点  イベントと情報回りの挙動がやや面倒。  共通デッキ構築について、多分本気でやるとわけが分からなくなる。全員が好きに関与していいとは思うが、実際に操作するのは1人であるべき。その1人は持ち回りとかにするべき。  イベントを事前にセットしておいて、惨劇の夜が発生した際に条件を満たしていたらポイントになる。という部分は結構良いと思う。が、イベントセットに余り制限がない為、好き放題できてしまうのがやや微妙。  まず、共通デッキ回りから考える。  共通デッキに出し入れできるのは1人だけとする。複数のプレイヤーが関わると、無駄にデッキが厚くなったり、削られたりして制御し辛くなる。そして、基本方針として、デッキは削らないとする。追加するだけ。そして、誰か死んだら、デッキプレイ後に捨て札にする際にカードを取り除く。という感じにする。  他のプレイヤーは一時的なデッキ操作のみ可能とする。  簡単に言えば、特定のカードをプレイしていないとして扱ったり、逆に1枚を2枚としてカウントさせるなど。至極簡単に言えば、容疑の強さを+1、−1で操作できる。という感じ。  惨劇の夜の丁度良いドロータイミングを何とか補正できないか。  完全にランダムだと、例えば3枚目とかに引くと訳も分からず人が死んでやや困る。イベントカードの達成条件が人死にのみなので、ある程度イベントをセットできないといきなり死んでも、という気分になる。  簡単な操作法としては、特定の枚数までに出されたら、山の下へ戻されるとかそんな感じ。これを仮にボーダーラインとして、毎ラウンド毎にボーダーラインが動く。つまり、最初のボーダーラインは遠く、ゲームが煮詰まってくると近くなり、サドンデスが発生しても不思議ではなくなる。という感じ。  カード枚数が定数であると、このボーダーラインルールは成立し易くなる。  例えば、最初から全キャラ3枚ずつぐらいの共通デッキとする。で、デッキ操作は1枚抜いて1枚入れる、的な感じで総枚数を変わらないようにする。誰かが死亡したらデッキ枚数は減る訳だから、より事件は発生しやすくなる。  共通デッキから、毎ラウンド5〜7枚ぐらいをプレイするとする。これを「1日」とする。  総デッキ枚数は倍ぐらい。つまり、惨劇の夜がそもそも出るか出ないかは1/2ぐらいとする。仮に出たとしても、ボーダーライン以内であれば戻されるか、無効化される。  つまり、惨劇の夜が出なくても巡回する流れ。ただ、惨劇の夜は同枚数無効という縛りがあるので、やはり惨劇の夜が出るまで1日が終わらないのも良いかも知れない。ルールは同じで、単に打ち切り枚数が決まっている。というのも良いだろう。  現在のルールでは、各プレイヤーが手番時に1枚引く。で、その1枚の人物の基本アクションが発生する。  そして、必要があればデッキ操作を行う。このデッキ操作は他のプレイヤーが妨害することができる。  イベントアクションによって手札の補充とかが行われるので、流石にそこは共通アクションであった方がいいだろう。そもそも、デッキから引くということ自体が強制なので、イベント的に全員に対して影響のある効果であった方がいい。  デッキプレイの後にデッキ操作を行うが、一々パーミッションが入るのはテンポが悪い。  というか、デッキの内容を変えることに大きな意味があるのか、という問題もある。何回もデッキを回転させるなら意味があるが、惨劇の夜の度に枚数が減るし、効果が実感し難いと思う。なら、現在プレイされているカードに対して操作できた方が面白いと思われる。  ただ、デッキを作る、という感覚は結構面白いので可能なら残したい。例えば、最初のデッキ枚数は少なくしておき、ターンオーナーが何らかの条件で1枚ずつ足せるとか。この場合、現在のプレイされているラインへの干渉はできればなくしたい。  例えばこんな感じ。  最大プレイ枚数分だけ、タイムカードを並べるとする。まぁ、7枚とか、8枚とか。ここまでに惨劇の夜が出なければ、一旦リセットという分岐点。また、このカードにはボーダーラインもある。  で、このカードは縦3分割されていて、現在の容疑力が変更される。例えば、下1/3を見せる(=カードを上にずらす)と容疑ポイント+1、逆なら容疑ポイント−1という具合。最終的に惨劇の夜が発生した際、各人物毎に容疑ポイントを見て、最も多い1人が死亡する。同値なら無効。  そして、プレイヤーのできることを考える。  現在のルールは、手札をイベントか情報でセットする。情報はデッキ構築部分への関与。イベントは得点への関与。  これを、情報をデッキ追加にする。人物カードをデッキに、というか捨て札に1枚置く。  イベントについては、基本1枚だけ配置する。のだが、ランダムに配られたイベントが、現在どう使えるのか分からないものばかりなのでどうしたら良いのか。  基本的に物語の進行に応じて発生する、しないが決まる訳だが、当然小さい事件は序盤にしか起こらないし、得点も低い。これを後から引いてきてもしょうがないし、逆に最初に大きな事件ばかりでも問題がある。  んー  現在のシチェーションで条件を満たしているイベントをプレイ。という形が適正ではあるかな。それは、即ち点数になる。  で、デッキ操作としてコストを手札枚数で支払う。という感じがよいか。コストは単純にプレイされている数? 現在のプレイラインに多い人物程、デッキに追加するのに必要なコストが上がる。逆に、まだ見えていない人物はコストが安い。まぁ、良いとは思う。  基本的に人物は土地である。1枚につき、その色のコストが1出る。MTG的にはエニーカラーコスト、つまり誰であってもOKというのがあってもよい。  この考え方は分かり易くてよい。  問題は、コストを支払い人物を共通デッキに入れたとして、それがちゃんと効果として現れるか、という問題。  結局は全体枚数との比率の問題なので、2枚が3枚に増えても体感としては殆ど変わらない。が、人物が死ぬと比率が急激に上昇するので、重いコストのカードもプレイしやすくなる。  なので、序盤は固定マナの少ないものを選び、後半は逆に固定マナの多いものを残すようにする。という感じか。  イベント自体にユニーク効果を入れるべきか、どうか。  まず、単に点数だとやや厳しい。宝石のように、固定人物マナを代用させるようなイベントがあるのはいいだろう。  また、特殊な一発効果も合ってよいとは思う。それ以外の、常時効果はなくて良いかも知れない。基本はストーリーを作る楽しさをメインにするゲームなのだから、そこまでインタラクションを強くしなくていいと思われる。 ■ タイトル案  癲狂事変  悪紆探偵  探偵無宿 椚の杜に潜む悪魔 ■ 大まかな設定  因襲に満ちた寒村で謎の連続殺人事件が起こる  その解決の為に、腕こきのフリーランスである探偵が呼び集められた。  プレイヤーはこの探偵となり、事件の解決に挑む ■ コンポーネント ◇人物カード  椚家の関係者で、事件の容疑者であり、協力者にもなります。 ○名前  人物の名前です。 ○行動  プレイされた際、発生する特殊な効果です。 ◇惨劇の夜  決定的な事件の発生するタイミングを表すカードです。  これがプレイされると、ターンが終了します。 ◇捜査カード  事件解決に必要な情報や、発生するイベントが記載されています。  捜査カードは上下に分かれていて、イベントとしてセットするか、あるいは逆向きにプレイして「情報」「推理」として使用することもできます。 ○達成条件  「必要な生存者」「必要な死亡者」「必要な情報」の3つがあり、「惨劇の夜」発生時にこの条件が満たされていれば、イベントを捜査ポイントとして得ることができます。 人物カード 7種類×10 惨劇の夜 1 捜査カード イベント15種類×4(情報/推理)=60枚 計:131枚 38500 1500 38204 3820 15330 6000 =103354 ■ ゲームの終了  いずれか1人のプレイヤーが捜査ポイントを10点以上得るか、捜査デッキの人物カードが残り1種類になった時点でゲームが終了します。  時間切れ(人物カードが残り1種類になるまで、誰も捜査ポイントを10得られなかった)や、複数のプレイヤーが10点以上得ていた場合は、最も多くの捜査ポイントを得ているプレイヤーの勝利となります。 ■ ゲームの準備  各人物カードを種類毎に山にし、人物山として置いておきます。  そして、人物カードを各山から1枚ずつと、「惨劇の夜」を1枚入れたデッキを作り、これをシャッフルして捜査デッキとします。  次に、捜査カードを1つの山にしてシャッフルし、これを共通山とします。  最後に、各プレイヤーは山から5枚引いて手札とします。 ■ ゲームの進行 0:順番の決定  じゃんけんなど、任意の方法で「親」を決定します。  以降、毎ターン親から時計回りでターンオーナーとなって行動し、ターン終了時に親が1つ左隣へ移動します。 1:ターン開始  手札が5枚に満たないプレイヤーは、5枚になるよう山からカードを引きます。 2:メインフェイズ  ターンオーナーは、捜査デッキから1枚引いてプレイします。  プレイされたカードが人物カードであれば、それに記された「行動」が発動します。その後、山から1枚引いて手札に加えて捜査を行った後、次のプレイヤーにターンオーナーを渡します。  プレイされたカードが「惨劇の夜」なら、その時点でターンが終了します。  山から手札を補充することも、捜査を行うことができません。  ただし、捜査デッキからプレイされた1枚目のカードが「惨劇の夜」だった場合、ターン終了せずに「惨劇の夜」は捜査デッキの一番下に戻されます。  その後、ターンオーナーは改めて捜査デッキから1枚プレイし、捜査を行ってください。 3:ターン終了  ターンが終了したら、「惨劇の夜」の処理を行います。  親を移動した後に手順1に戻り、終了条件を満たすまでゲームを続けてください。 ■ 捜査  ターンオーナーは、以下の手順で捜査を行ってください。 1:推理  手札から任意の枚数の「推理」カードを捨て札にし、プレイされている人物カード1枚を調査済みにするか、任意の人物カード1枚を人物山からプレイするか、調査済みになっている人物カード1枚を捜査デッキに戻してシャッフルするか、いずれか1つを行うことができます。  この時、人物山からプレイされた人物カードは、捜査デッキからプレイされたのと同じように、その行動が追加で発動します。  「推理」カードは何枚捨て札にしても、操作できる人物カード枚数は1枚となりますが、他のプレイヤーはこの推理に対して異議を唱えることができます。  その場合、異議を唱えたいプレイヤーのいずれか1人が、プレイされた枚数と同じ枚数の「推理」カードを捨て札にすることで、その推理を無効化することができます。  その為、多くの「推理」カードを捨て札にすれば、推理を無効化されにくくなります。 2:セット  手札から「情報」か「イベント」か、どちらか片方を、任意の枚数セットすることができます。  例えば、手札の5枚を全て「イベント」としてセットする事はできますが、3枚を「イベント」、2枚を「情報」と言うように、両方を同時にセットする事はできません。 3:特殊イベントの使用  「捜査ポイント」と「達成条件」がない特殊イベントの内、「今日は雨、か。嫌な予感がする」「今、ちょっと引っかかったぞ…」の2種類は、このタイミングで効果を適用できます。  ただし、強制ではないので、使用せず残しておいても構いません。 ■ 惨劇の夜  新たな犠牲者が現れる、決定的な瞬間です。  いずれかのプレイヤーによって、捜査デッキから「惨劇の夜」がプレイされたら、以下の手順に従って処理を行ってください。 1:犠牲者の選定  このターン、プレイされている人物カードの中で、最も数の多い人物が死亡します。  プレイされた人物カードが全て同じ数、あるいは最も多い人物カードが複数あった場合、誰も死亡しません。 2:イベント処理  各プレイヤーのセットされているイベントの中で、達成条件を満たしているものを捜査ポイントとして場から取り除き、残りの達成されなかったイベントは捨て札になります。  イベントが1つも達成されなかった場合は、捨て札にならず場に残ります。  「「惨劇の夜」発生時」と書かれている捜査ポイント、達成条件のない特殊イベントは、この時点で強制的に効果が適用されて捨て札になります。  その他の特殊イベントは、イベントが1つも達成されなかったら場に残ります。  また、特定人物の生存/死亡に関する特殊イベントによる変更は、複数のプレイヤーによって使用された場合、ターンオーナーから時計回り順で効果を適用・イベント処理し、生存/死亡状態を上書きしていってください。 3:捜査デッキのリシャッフル  犠牲者が出たら、捜査デッキのリシャッフルを行います。  プレイされたカードと調査済み、捜査デッキの中から該当する人物カードを抜き、残りを捜査デッキに戻してからシャッフルします。  その後、死亡した人物カードとその人物山はゲームから取り除きます。  犠牲者が出なかった場合は、プレイされたカードを調査済み置き場に移動させて処理を終了します。  この時、捜査デッキの残り枚数がプレイヤー人数以下になっていたら、調査済みに置かれているカードを捜査デッキに戻してシャッフルを行ってください。 4:情報リセット  各プレイヤーは、場にセットされている「情報」を全て捨て札にしてください  戦争の傷跡も消えやらぬ昭和初期。  奥平御前と呼ばれた東北財界の雄、椚 与兵衛が自室で拳銃自殺をしているのが発見された。  そして、その財産を巡り次々に発生する死傷事件。  醜聞を恐れた関係者は、その権力によって警察の介入を拒み、代わりに高名な私立探偵を雇い秘密裏に事件の解決にあたらせたのだった…… ■ その他設定 ◇背景設定  戦争の傷跡も消えやらぬ昭和初期。  奥平御前と呼ばれた東北財界の雄、椚 与兵衛が自室で拳銃自殺をしているのが発見された。  残された遺言書には、その財産の相続人に関する記述が非常に曖昧であり、一種の謎かけのようになっていた。  これに頭を悩ませた家族は、自殺間際の与兵衛の言動が胡乱だったこともあり、財産は子供達で均等分割することを決め、専属弁護士と結託して遺言書を内々に処分してしまおうと画策した。  しかし、いざ分配の段階になると話はまとまらず、最も声を大きくして分け前を欲していた長男が行方不明、翌日遺体で発見されることにより事態は急転する。しかも、その死は明らかに第三書の手によって行われたものであり、その殺害方法が破棄した遺言状に書かれた通りの「なぞらえ殺人」であった。  これを不気味がった家族は、その権力によって警察の介入を拒み、代わりに高名な私立探偵を雇い秘密裏に事件の解決にあたらせたのだった。 ◇人物設定 ◎椚 珠代(くぬぎ たまよ)  与兵衛の長女で、寡婦。  和服姿の、凜とした感じの京美人です。黒髪をきっちりと結い、その身繕いには一部の隙もありません。  横溝ドラマにおける、いわゆる「大物女優が演じている、実は犯人」なイメージです。  年齢設定的には40代ですが、見た目的には年相応である必要は必ずしもありません。毅然とした雰囲気が伝われば、年上のお姉さんぐらいの感じでも大丈夫です。 ・設定  探偵を雇うことに関して消極的であり、椚家に関する詮索は全て鉄面皮によってはねつける。また、女中や下男に対しても厳しく、「怖い奥様」として恐れられている。  ただし、1人息子の晋太郎を溺愛している為、息子に対してだけは甘い顔をする。 ◎椚 晋太郎(くぬぎ しんたろう)  与兵衛の孫で、珠代の長男。  のほほんとした性格の、少しぬけた所がある優男です。  いわゆる「人の良いボンボン」で、殺伐とした雰囲気に馴染めず困惑しています。  大まかなイメージは『エマ』のウィリアムで、品の良い顔立ちに、白いシャツにズボンとハイカラな洋装をしています。 ・設定  下女中のちえと恋仲だが、それを周囲に言い出せずにいる。ヘタレ。  犯人は身内外の狂人だと本気で信じていて、捜査に対しても協力的。 ◎椚 小夜子(くぬぎ さよこ)  与兵衛が晩年に設けた、年の離れた妾腹の子。  和人形を思わせる、長い黒髪の美少女です。  身体が弱い為、屋敷の中にずっと引きこもっています。線が細く楚々とした雰囲気で、手元には趣味の大正琴が置かれています。  大まかなイメージは『地獄少女』で、けだるく、退廃的な雰囲気を漂わせています。 ・設定  事件に関係ありそうで、実は関係ないと言うポジション。  実際に身体が弱い訳ではなく、家のしきたりによって外出が禁じられているだけであり、それを恨みに思っている。  与兵衛の意志により、晋太郎の許嫁とされているが、晋太郎自身はそれを知らない。また、小夜子自身もそれを望んでおらず、晋太郎や言い寄って来る恭一を遠ざけている。 ◎小仏 善吉(こぼとけ ぜんきち)  与兵衛が気まぐれで拾って来た元浮浪少年。  無口で、愛想がなく、下男として主に庭師をしています。  20代ぐらいの、どことなく不気味さを漂わせる青年です。家に対して非常に強い執着心を持ち、家を詮索する者に対しては露骨に敵意をむき出しにします。  大まかには『遺作』や『臭作(http://blog-imgs-30.fc2.com/s/w/2/sw2236/2009071820540405b.jpg)』さんを若くした感じですが、生理的嫌悪感が余り前面に出すぎるのも感情移入しにくいので、方向性は変えずにマイルドに表現されていると嬉しいです。 ・設定  与兵衛の忠実な手下。現在は、その意志を継ぐ珠代に忠誠を誓い、その手足となって働いている。  犯行の実働部隊として働いているが、口封じの為に裏切られて3番目ぐらいに殺されてしまうような、そんなタイプ。 ◎上川 ちえ  貧しい農家の二女で、下女中として椚家に奉公に来ている少女。  出自の貧しさに対してコンプレックスがあり、いつもおどおどとしています。  髪は結ったり、編んだりするなど、仕事の邪魔にならないようにしています。おかっぱみたいに、短くても問題ありません。  服装は、和服の上に割烹着で、大まかなイメージは『花咲くいろは』の押水 菜子(http://www.hanasakuiroha.jp/img/chara/p_nako.gif)な感じとなります。 ・設定  晋太郎と恋仲だが、身分違いの恋であることを自覚していて、自ら一線を引いて身を離している。  不幸体質で、偶然犯行現場を目撃するなどして、早々に殺されてしまうようなタイプ。 ◎八多喜 聡子(はたき さとこ)  上女中として、珠代の身の回りを世話する少女。  いいとこのお嬢さんで、預かり身分です。(奥様の身の回りの世話をして、その立ち居振る舞い等を学ぶ目的で屋敷に滞在しています)  自信家でプライドが高く、見た目にもその性格が表れています。  髪をソバージュにし、メイド服を着るなど、日本的なものを「時代遅れ」として軽んじている感じです。 ・設定  同じ女中仲間でも、ちえとは身分違いの為にバカにしている。  また、晋太郎に思いを寄せていて、その晋太郎がちえと恋仲なのを知っている為、ちえを積極的にいじめている。  奥様に対しても反抗的で、立ち位置的には情報役。館物では、最終的に全員を皆殺しにして、屋敷に火を放っちゃったりするようなポジション。 ◎立花 恭一(たちばな きょういち)  椚家によく出入りしている若手警官。  大まかなイメージは『おとめ妖怪 ざくろ』の総角景(http://file.taishou.animech.net/ch02.jpg)です。  イケメンだけどヘタレ。  体格的に華奢で、喧嘩は全く強そうでありません。服装は警官服です。 ・設定  親はそれなりの大物であり、親のコネで一時東京の本庁勤めをしていたが、無能の為に左遷されて村へ戻って来た。  小夜子を気に入って付きまとっているが、袖にされている。  横溝ドラマにおける「よし、分かった!」の無能警部(の若い版)。基本的に、私怨もあって捜査の邪魔ばかりしてくる。