■■ Life is Rolling Stone 草案7 ■ 問題点  捨て札になると効果適用が感覚的にとにかく分かり難い。  めくり運要素が非常に強くなるが、やはり引いた時適用が分かり易さでは最も強い。問題は、処理順が難しい所か。引いて配置前に即処理とした場合、特にダイスの移動が絡むと面倒。  また、適用後に本来の移動を忘れる可能性もあり、可能であればカード配置→サイコロ移動のプロセスを崩したくはない。  カード毎の特殊効果がなかったとしても、マイナス効果があるだけで一応ゲームとしての必要条件は満たす。あった場合は、ピックに幅が出るかと言うと、実際にはテンポを殺すだけで大して意味がないかも知れない。その場合、フレーバー的な意味合いだけになる。  んー  スキルに絡めたアイコンでもいいかも知れない。特定のスキル効果がアップするだけみたいな感じにして、要はスキル適用量をアイコン数で決める的な感じか。あるいは、イベント関連は全部それにするとか。  イベントの方が相応しいとは思うが、イベント自体そんなに発生しないし、発生タイミングをコントロールできないのがネックではある。  まず、イベントで使用するとする。  で、どうしたらイベントをいい感じに発生さるか。  一番簡単なのは、イベントを偶発的ではなく時限式にする方法。丁度1ステージ3ラウンドなので、ラウンド毎にイベントが1つ発生する形。目標ができて良いとは思う。これかなー。  スキル数は2が正しいのかどうか。カードからスキルがなくなる場合、3ぐらいはいるような気がしていなくもない。  例えば、最初に1枚ドラフト後に1枚スキルセット。という感じか。つまり、各ステージ開始時に1枚捨てる、ということで共通アクションにもなるし、分かり易いか。  イベントアイコンは、知力(本)、体力(ダンベル)、運(四つ葉のクローバー)の3つでいいか。 (!--大まかな変更点--) ・スキルの仕様を変更。通常は捨て札にすると発動、ドリームは捨て札にすると常時発動 ・最終決算時の、全埋めボーナスを6VPに変更 ■ 概要  よりより人生を目指そう! ■ コンポーネント  3〜4人用 ◇アルバムカード(78枚 27枚/27枚/27枚)  あなたの人生で遭遇する様々な出来事や人物を表し、成長に合わせて「ジュニア(1)」「アダルト(2)」「シニア(3)」の3つのステージが用意されています。  アルバムカードは大別して「イベント」と「レギュラー」の2種類があり、それぞれ「情熱(赤)」「理性(青)」「欲望(黄)」「調和(緑)」の4属性でベースカラーが色分けされています。  イベントにはイベント効果があり、レギュラーの中には★とスキルが設定されているものもあります。 ◇ドリームカード(12枚)  あなたが子供の頃に抱いていた夢です。  ゲーム終了時に適用されるドリーム効果と、捨て札にした際に得られるドリームスキルの2種類が設定されています。 ◇キャラクターカード(4枚)  あなたを表すカードです。  見た目以外に違いはありません。 ◇オーダーカード(1枚)  プレイ順を表すカードです。 ◇スタートプレイヤーマーカー(1個)  スタートプレイヤーを表すマーカーです。 ◇ポーン(4個)  あなたを表すポーンです。 ◇キューブ( 個)  人生における逆境を跳ね返す力、「パワー」を表すキューブです。  不足したら、何か他の物で代用してください。 ◇サイコロ(16個)  各属性に対応した色のサイコロです。  人生の様々なイベントを通して成長するあなたの内面であり、同時に人生の満足度を表します。 ■ ゲームの準備  ドリームカードをドラフトします。  ドリームカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配って手札としてください。残ったカードは使用しないので、ゲームから取り除きます。その後、各プレイヤーは手札から好きな1枚を左隣のプレイヤーに渡してください。  アルバムカードも、各ステージ毎によくシャッフルして山にします。  次に、各自好きなキャラクターカード1枚を受け取って手元に置き、そこを【アルバム】とします。【アルバム】は縦4マス、横4マスの16マスあり、キャラクターカードはその中の好きな位置に配置されているものとしてください。  そして、4色のサイコロを各1個ずつ受け取り、それを振ります。出た目を【アルバム】のキャラクターカードのマスに配置してください。この時、出目が一番上になっているなら、どの面をどの方向へ向けるかは自由に選ぶことができます。  最後に各自目を合計し、最も小さいプレイヤーがスタートプレイヤーマーカーを受け取ってください。 ■ ゲームの進行  本ゲームは人生を大まかに区切る3つの「ステージ」があります。  各ステージはラウンドと呼ばれる単位で進行し、1ステージにつき3ラウンド、全9ラウンドでゲームが終了します。  以下の手順に従って、ゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  現在のステージ山から”プレイヤー人数”枚引き、表向きに配置して【共通場】とします。  次に、スタートプレイヤーから時計回りで、このラウンドにおけるプレイ順番を決定します。  オーダーカードの空いている数字マスに、自分のポーンを配置していってください(3人プレイ時でも「4」を選ぶことができます)。 2:メインフェイズ  プレイ順に従い、各プレイヤーの手番を行います(スタートプレイヤーマーカーは関係なく、オーダーカードに配置されたポーンの数字に従ってください)。  自分の手番になったら、オーダーカードに配置した自分のポーンを手元へ戻します。  この時、「1」以外のマスを選んでいたらオーダーボーナスが発生します。直ちに以下の処理を行ってください。  2:自分のサイコロ1個を、好きな方向へ1面分動かしてもよい  3:スタートプレイヤーマーカーを得る  4:パワーを1個得る  次に、【共通場】から好きな1枚を選んでそれを処理します。  レギュラーであれば、配置ルールに従って【アルバム】に配置してください。  イベントであれば、イベントの処理を行ってください。 〇配置ルール  【アルバム】に配置する際は、以下の順番で処理を行う必要があります。  これはスキルによって配置する際も同じとなります。 1:  「(配置しようとしているカードと)同色のサイコロが乗せられている」いずれかのカードに、縦か横で隣接するように配置してください。斜めは不可となります。また、【アルバム】の最大サイズである「縦4マス、横4マス」の範囲を飛び出すようには配置できません。  また、隣接マスが全て埋まっていたり、あるいは範囲外に飛び出すなどの場合は、既に配置されているカードを捨て札にして、その空いたマスに配置してください。ただし、サイコロが乗っているカードを捨て札にはできず、また配置可能な隣接マスがあった場合も捨て札にすることはできません。  どうしても配置不可能な場合(=隣接マスのカードに全てサイコロが乗っている、など)は、配置せず捨て札にしてください。 2:  同色のサイコロを今配置したカードの上に「1面分だけ転がるよう」移動させます(複数あれば、その全てを移動させます)。 3:  捨て札が発生した場合、そのカードのスキルを適用します。  スキルによりサイコロが再配置される場合、その向きは自由に決めることができます。 〇イベント  全プレイヤーを対象とした特殊な効果が発生します。  まず、イベントの企画者となる手番プレイヤーは1パワーを得てください。  次に、各イベントに記載されたテキストの指示に従って、処理を行ってください。  それが終わったら、イベントをゲームから取り除きます。【アルバム】に配置されないし、捨て札にもならないので、注意してください! 3:リピートフェイズ  現在のステージ山から1枚引いて、レギュラー、あるいはイベントの処理をもう1回行います。  それが終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。 4:ラウンド終了  全プレイヤーが手番を終えたらラウンド終了となります。  新しいラウンドを開始してください。 〇中間決算  3ラウンドが終わったら、1、2ステージは中間決算を行います。  各自4つのサイコロの目を合計し、その合計値を比べて1位と2位を決定してください。複数いれば同着とします。例えば、A22、B22、C18、D18なら、1位がAB、2位がCDとなります。  そして、1位のプレイヤーは3VP、2位のプレイヤーは1VPを得てください。  3位以下は何も得られません。  次に、手札のドリームカードを1枚を選んで、それを手元に表向きで配置して「ドリームスキル」とします。  このドリームスキルは通常のスキルと違い、ゲーム中常に効果が適用されます。各テキストに従い、条件を満たしたら効果を適用してください。  それが終わったら、次のステージへと進みます(ステージの進行は、使用する山が変わるだけで同じことをします)。 〇最終決算  3ステージ目の3ラウンドが終わったら、ゲームが終了します。  以下の順番で得点計算を行ってください。 1:  各サイコロの目を合計し、VPとします。  アルバムカードに「★」があれば1個につき−1VPとしてください。  この時、パワーを所持していたら「★」1個につきパワー1個を配置することにより1VPとして扱います。所持しているパワーは全て配置してください。 2:  手札に残ったドリームカード1枚の、ドリーム効果を適用してください。 3:  【アルバム】が全て埋まっていたら6VPを得てください。  これに中間決算時のVPを加算し、最後に最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら引き分けとしてください。