■■ Life is Rolling Stone 草案4 ■ 問題点  プレイ順ボーナスが余り効いてる感じがしない。  まず、全体的にプレイ順に余り意味を感じない。見えてるカードがプレイヤー人数+1枚なので、デメリットカードが1枚なら2番以降で安定だし、1枚もなければどこでも順番は構わない。  なら単純にデメリットカードを増やせばいいのかと言えば、それも違うように感じる。  もう少しランダム性を上げる方向性か。  1番は表2枚、2番は表1枚+裏1枚、3番は表1枚+裏1毎+小ボーナス。4番は裏2枚+大ボーナスという感じにする。要は、1ドロー部分で1番手は完全に見えてる形式にする。  というか、つまり最初に表2、表1+裏1×2、裏2と4つ置く形式で、順位によって単にボーナス付く形でいいだろう。表2が微妙なら、1番手は他を取ってもいい訳だし。  仮に3人ゲーにした場合、総枚数を凄く減らせる。  6×3×3=54だから、最小限に減らすと半分ぐらいに圧縮可能か。多少ランダム性を考えて、20×3=60枚にするのもあり。これにドリームカードが10枚として70枚。最小75枚程度に圧縮可能ではある。  4人だと、24×3+12+5=89枚という所か。  費用対効果を考えるよりも先に、まず3人のメリットを考える方が先かな。  現状、タイル配置ゲームだが他のプレイヤーの配置状況を一々確認するのが面倒だし、実質不可能なので箱庭というか、インタラクションがほぼないゲームになっているが、3人なら何とかなるのではないか。  よくある戦争は左右、みたいな思想も活かせる。  極々簡単な仕組みとして、承認欲求を仮にインスタ映えとかリア充などの単位で表現する。で、カードの中に戦争アイコンがあれば、その時点で左右と枚数などを比べてポイントの入る形式でも面白いのかも知れない。  ただ、点数に直結させるのは余りよくない。  リア充ポイントは何かに使用して、例えばマイナス点を打ち消す為に、とか、プラス点を得る為に使えると良い。  また、戦争は単純に色枚数を数えるので良いし、その場合はマルチカラーを作らない方が計算が楽になる。うえに視認性もよくなる。  サイコロの流動性を上げるかどうか。  カードの特殊効果でサイコロを動かすことを考えれば、マルチカラーは必要ないのかも知れない。  選択順番は1〜4にして、4ありでもいいかも知れない。  その場合、4はボーナスをなしにする。つまり、ボーナス目当てで3を選ぶと、4を選ぶ人が出て来る。みたいな感じか。まぁ、最低限のボーナスとしてVP+1ぐらいあると良いだろう。シムノベル方式で行くと、VPトークンみたいなのがあり、それを持ってるプレイヤーから時計回り。という感じにするといいかも知れない。誰かが4を選ばない限りスタPが動かない方式ともいう。  んー  いいねポイントは何か汎用的に使いたいかなー。例えば1消費でサイコロ1個を好きな方向へ動かす。1消費で、マイナス1点アイコン1個を塗りつぶして+1点にできるとか。単純にマイナス1を相殺するだけだと1点分にしかならないので、サイコロを動かした方が上がりが大きい。だが、マイナスカードを持った状態でいいね1使うと2点分になる。が、だからと言ってマイナスカードを得る理由にはならない。なら、相殺前提で、全部のマイナスを埋めると+何点かのボーナスが設定されているといいかも知れない。これなら、マイナスカードを取る理由にもなる。  あるいは、最終的にいいねポイントは点にならず、カードに配置されていると+1になる。マイナスも消せる、というやり方もあるか。これの方がスマートかな。  これを利用することで、過去の汚点、例えば暴走族とかが、ポイントにより+に変換されるという仕組みが生まれ、ゲーム的にも面白くなると思われる。 (!--大まかな変更点--) ・プレイ順の決定を、シティオブローマ方式に ・カード配置は、必ずサイコロを動かすように強制配置に変更 ・スキルは即時適用。点数系だけ終了時に計算 ・16マス埋めないとマイナス点が入るよう変更 ・ドリームカードを配置せず、手札に持ってるよう変更 ■ 概要  よりより人生を目指そう! ■ コンポーネント  3〜4人用? ◇アルバムカード(96枚 32枚/32枚/32枚)  あなたの人生で経験する様々な出来事や、関係を持つ人物を表し、「ジュニア(1)」「アダルト(2)」「シニア(3)」の3つのステージが設定されています。  「情熱(赤)」「理性(青)」「欲望(黄)」「調和(緑)」の4属性があり、それぞれベースカラーで色分けされています。中には、複数の属性を持つマルチカラーもあります。  また、カードによっては「+☆」「−☆」「イベント(テキスト)」が設定されている場合もあります。 ◇ドリームカード(12枚)  あなたが子供の頃に抱いていた夢です。  ゲーム終了時に適用される特殊な効果が1つ設定されています。 ◇オーダーカード(1枚)  各ラウンドでの手番順と、手番順によるボーナスを表すカードです。 ◇キャラクターカード(4枚)  あなたを表すカードです。  見た目以外に違いはありません。 ◇ポーン(4個)  あなたを表すポーンです。 ◇サイコロ(16個)  各属性に対応した色のサイコロです。  人生の様々なイベントを通して成長するあなたの内面であり、VP(=人生の満足度)を表します。 ■ ゲームの準備  ドリームカードをドラフトします。  ドリームカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配って手札とします。残ったカードは使用しないので、ゲームから取り除いてください。  そして、各プレイヤーは手札から好きな1枚を左隣のプレイヤーに渡してください。  アルバムカードも、各ステージ毎によくシャッフルして山にします。  次に、各自好きなキャラクターカード1枚を受け取って手元に置き、そこを【アルバム】とします。【アルバム】は縦4マス、横4マスの16マスあり、キャラクターカードはその中の好きな位置に配置されているものとしてください。  そして、4色のサイコロを各1個ずつ受け取り、それを振ります。出た目を【アルバム】のキャラクターカードのマスに配置してください。この時、出目が一番上になっているなら、どの面をどの方向へ向けるかは自由に選ぶことができます。 ■ ゲームの進行  本ゲームは人生を大まかに区切る3つの「ステージ」があり、その全てを終えるとゲームが終了します。  各ステージはラウンドと呼ばれる単位で進行し、ステージ毎にラウンド数が異なります。  以下の手順に従って、ゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  現在のステージの山から”プレイヤー人数+1”枚引き、それを表向きで並べて【イベント】としてください。  次に、このラウンドにおける手番順を決定します。  最初のラウンド(=ゲーム開始時)はサイコロの目の合計値が高い方から順に、オーダーカードの上にポーンを配置して順番を選んでください。目の合計値が同じ場合は、じゃんけんなど好きな方法で決定します。  2ラウンド目以降は、前ラウンドの遅い順番(=より大きい数字にポーンが配置されている)のプレイヤーから選んでください。  また、3番目と4番目を選んだプレイヤーは、以下のボーナスを得ることができます。  これは行っても行わなくてもどちらでも良く、次ラウンド時の早い選択権を得る為だけに選んでも問題ありません。 ・3番目  可能であれば、好きなサイコロを1面分(=カード1枚分)、好きな方向へ転がすことができます。 ・4番目  可能であれば、「サイコロの乗っていない」好きなアルバムカード1枚を捨て札にすることができます。 2:メインフェイズ  プレイ順に従い、各プレイヤーの手番を行います。  自分の手番になったら、【イベント】から好きな1枚を選び、それを自分の【アルバム】に配置します。  この時、「同色(マルチカラーなら、いずれか1色でも可)のサイコロ」が乗せられている、いずれかのカードに、縦か横で隣接するように配置してください。そして、同色のサイコロを今配置したカードの上に「1面分だけ転がるよう」移動させます(複数あれば、その全てを移動させます)。配置したカードの方向により、転がる方向(=上になる面)が異なるので注意してください。  ただし、【アルバム】の最大サイズである「縦4マス、横4マス」の範囲を飛び出すようには配置できません。また、隣接マスが全て埋まっていたり、あるいは範囲外に飛び出す場合、既に配置されているカードを捨て札にして、その空いたマスに配置してください。  その後、配置したアルバムカードにイベントがあれば、その効果を適用してください(+☆、−☆はゲーム終了時に適用するので、この時点では無視します)。また、イベントによりサイコロが再配置される場合、その向きは自由に決めることができます。  次に、現在のステージ山から1枚引いて表向きにし、続けて同じ処理をもう1回行ってください。 3:ラウンド終了  全プレイヤーが手番を終えたらラウンド終了となります。  【イベント】に残ったカードを捨て札にし、新しいラウンドを開始してください。  そして、各ステージにつき3ラウンドが終わったら、手札のドリームカードを1枚捨て札にし、次のステージへと進みます(ステージの進行は、使用する山が変わるだけで同じことをします)。  3ステージ目の3ラウンドが終わるとゲーム終了となります。  残った手札1枚は捨て札にせず、得点計算を行ってください。 ■ 得点計算  ゲームが終了したら、得点計算を行います。 1:基本点  各サイコロの目を合計し、VPとしてください。  アルバムカードに、+☆、−☆があれば、それも加算してください。結果として、マイナス点になることもあります。 2:実現度  ドリームカードの効果を適用してください。 3:充実点  【アルバム】に1マス空きがある毎に1VPを失います。  最後に最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら引き分けとしてください。