■■ Like a Rolling Stone 草案2 ■ 問題点  サイコロを高い目で固定化させるのが常套手段になりそうなので、もっとサイコロを動かす方向性にシフトさせた方がいい。例えば目がそのまま点数になるなど、最終点ではなく道中点を主軸に考えても良いかも知れない。  まず、最初の4個のサイコロは適当に振る。振った後、マス目に合わせて好きなように向きを決めて配置。  特殊効果は永続型にした場合、やはり忘れる。サイコロが乗ってる間効果が出るよりは、サイコロが侵入した際に1度だけ出る形の方が面白いかな。  カード取得方式を任意取得形式から定数形式に変更するか。  プレイヤー間で取得数に差が出るよりは、定数の方が面白いかも知れない。  極々一般的な形式としては、まずプレイヤー人数+1枚ぐらいを並べる。で、何らかの方法で決めた順番に従い1枚ずつ取る。  基本的な方針として、1枚選択+ランダム1枚は変わらない。ただ、取る順番が遅い場合は、ランダム2枚から1枚を選ぶ形式でもいいかも知れない。あるいは、ランダムで引く枚数を1→1→2→2みたいな感じとか。まぁ、妥当性はある。  で、アルバムの大きさについては制限ない方がいいか? あるいは丁度埋まるように設定するか?  5×5=25の場合、中央に1枚。ランダム含めて2枚ずつ取得するので12手番。3ステージぐらいに分けるとして1ステージ4手番。4手番はちと長いな。3手番がいい。3手番の場合、3×2×3=18枚。微妙。ドリームカードのルールを入れるとして、+3枚。だから22枚埋まり。後3枚どうにかしたい。  3→4→5という方向性もある。が、これは反対にすべきか。若い時の方が伸びしろが大きい方が面白い。  あるいは、ステージが上がるとランダム枚数が増えるとか。が、それなら手番が増えた方がいい。  5×5のマスだとすると、サイコロが1度端の方へ移動してしまったらもう戻す方法がなくなる。  つまり、4×4ぐらいにして、何らかの特定の条件で上書きするようなルールにすると、サイコロを長く動かせるのではなかろうか。  あるいは、何らかの条件を満たすとカードが取り除かれるとか。  やはり4×4が適正だろう。1ステージ3手番として、1+2×3×3(ステージ)+3(ドリーム)=22枚とする。  つまり、最大5枚は上書きという形になる。これは、ほぼ3ステージ目が上書きオンリーというのと変わらない。が、それはそれでありか。  リソースは必要ない気がする。  その代わり、金を作り、カードの取得に金を入れてみる? 確かに、1要素増えて深みが出るような気がするが、管理する程のリソースだろうか。単純にスートをリソースとして、人生に必要なのは健康、金、愛情みたいな方が面白い。なので、カードは単色か、あるいはあって2色までとするのがいいだろう。  上書きは、例えば同色とする。だが、それだと殆ど意味ないが、2色を考えるなら2色配置で自由度が上がるといいかも知れない。  基本システムとして、フリーにサイコロを動かすルールがあってもいいかも知れない。例えば、自分の手番を一番最後にすることで、サイコロ1個動かせるとか。その場合、ランダムのボーナスがやや微妙ではある。なしでもいいかも知れない。  では、どうやってスタPが決まるのか。  逆手番かなー。1→2→3→4で、次は4→3→2→1という感じ。これだと順番が完全に固定されてしまうが、サイコロをフリーで動かす、つまり手番をラストにすると順番が変わるので、一応ちょっと変化はある。後は、カード効果で変動するとか。  インタラクションがほぼ0だけどどうするか。  まず、配置された情報をプレイヤー全員分把握するのは大変だし単に苦痛。なので、妨害を含めて、直接相手にどうこう働きかけるのは一方的であるべきだろう。  人生ゲーム的に考えれば、ご祝儀を払わせるのはあり。例えば、結婚したら全員から1金もらうとして、黄ダイスの目を1つ減らさせるとか。あー、でも目操作はよくないな。捜査後の動かしたい方向を見て6を置くだけだし、1にでもならない限りはほぼ意味がない。1ならありと言えばあり。  それ以外にご祝儀っぽいものがない。基本、サイコロの目以外のリソースがないからだ。  各サイコロの色に合わせたリソースを仮に用意するとする。  これは、同色のカードの上にサイコロが乗ったら発生するとして、リソースを1個得る。最大3個までとして、消費することで何か起こる。  例えば、サイコロを1回動かすとか。あるいは、イベントでリソースを支払うとVPが入るとか。最終的なスコアリングに用いてもよい。上書きコストという考え方もある。配置したいカードと同色のリソースを1個支払うと上書きできるとか。  イベントにチャレンジとか設けて、コストを支払うと何かできるのがあってもいいかも知れない。あるいはアクシデントの回避とか。  最終的なスコアをサイコロの目にする場合、どうしても固定問題が発生する。  道中点をメインにするとスコアカウンターが必要となるので、一概に道中点メインに切り替えれば良いという訳でもない。  やはりリソースか。あるいは、可能であれば、必ずダイスに隣接するようカードを配置しなければならない。というルールを入れるか。後者の方がアクシデントカードが生き易いが、早々に2マス分動かして端へ確保してしまったらおしまい。という感じがしないでもない。  んー、あるいは、必ず上書きしてそれがリソースになるとか。これは悪くない気がするが、それだと引く枚数がやや足りないな。ある程度は上書きにしつつ進められないといけない。  配置場所がある程度強制されるのであれば、4手番でもいいかも知れない。その場合、1+2×4×3+3=28で12枚分の余裕がある。上書きしたカードをリソースとして使用するのも止む無しという所だろう。  問題は、4人でやっても112枚必要な所か。おそらく、余裕を見て120枚という感じになりそう。  4・3・3なら24で、リソースが8枚前後。まぁ、これで100枚と言うのが妥当そうだ。 ■ 概要  アルバムを埋めて、よりより人生を目指そう! ■ コンポーネント  3〜4人用? ◇アルバムカード(60枚)  あなたの人生を取り巻く、様々な人物や事件、アイテムなどです。  「情熱(赤)」「好奇心(青)」「飢え(黄)」「調和(緑)」の4スートがあり、それぞれベースカラーで色分けされています。中には、複数のスートを持つマルチカラーもあります。  また、「知力」「体力」「財力」の3種類のリソースアイコンと、スキルが設定されている場合があります。 ◇ドリームカード(16枚)  あなたが子供の頃に抱いていた夢で、アルバムカードと同様の構成になっています。 ◇キャラクターカード(4枚)  あなたを表すカードです。  見た目以外に違いはありません。 ◇ポーン(4個)  あなたを表すポーンです。 ◇サイコロ(16個)  各スートに対応した色のサイコロです。  人生の様々なイベントを通して成長するあなたの内面であり、VP(=人生の満足度)を表します。 ■ ゲームの準備  ドリームカードをドラフトします。  ドリームカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配って手札とします。残ったカードは使用しないので、ゲームから取り除いてください。  そして、各プレイヤーは手札から好きな1枚を選んで伏せ、残った手札を左隣のプレイヤーに渡してください。  これを繰り返して手札がなくなったら、選んだ4枚を改めて手札とします。  アルバムカードもよくシャッフルし、山にします。  次に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。そして、スタートプレイヤーから順番に好きなキャラクターカード1枚を受け取って手元に置き、そこを【アルバム】としてください。  最後に、【アルバム】に配置されたキャラクターカードの上に、4色のサイコロを各1個ずつ、目を「1」にして配置します。 ■ ゲームの進行  本ゲームには3つの「ライフステージ」があり、その全てを終えるとゲームが終了します。  以下の手順に従って、ゲームを進行させてください。 1:ステージセット  山から”プレイヤー人数×3”枚引き、それを横一列で表向きに並べます。  この並べられたカードの左側を【ステージスタート】、右側を【ステージエンド】とし、【ステージスタート】に全員のポーンを配置してください。 2:メインフェイズ  【ステージエンド】から最も遠い位置にポーンのあるプレイヤーが手番を行います(1人のプレイヤーが連続して手番を行うこともあります)。  同位置の場合は、スタートプレイヤーから時計回りで近い方を優先してください。  手番が来たら自分のポーンを好きなだけ進め、止まったマスのカードを受け取ります。  この時、先に他のプレイヤーのポーンが配置され、カードがなくなっているマスに止まることはできません。また、いきなり【ステージエンド】までポーンを進めてしまうことも可能です。  カードを受け取ったら、それを自分の【アルバム】に配置されている、いずれかのカードと縦か横で隣接するよう配置してください。この時、隣接したカードの上にサイコロが乗っていた場合、そのサイコロを配置したカードの方へ転がしながら移動させます。1面分だけ転がるように進めてください。  ただし、【アルバム】には縦4マス、横4マスで16マス分のスペースしかありません。最初の1枚(=キャラクターカード)の配置位置はどこでも構いませんが、縦、あるいは横に5枚以上配置することはできません。  もしも全てのマスが埋まってしまって配置する場所がなかった場合、配置されている好きな1枚を捨て札にして、そこに代わりに配置します。また、この時捨て札にしたカードは各自の【捨て札置き場】に置いてください。  それが終わったら、山から1枚引いて同様の処理を行います。  この時、【ステージエンド】にポーンがあるプレイヤーは、好きなサイコロ1個を「隣接する同じ色のカードの方向へ」1枚分だけ転がすことができます。手番プレイヤーと同様に、1面分だけ転がるように進めてください。  これは強制ではありません。また、条件を満たすサイコロがない場合は行うことができません。  以上の処理を終えたら手番を終了します。  この時、サイコロが配置されているカードについて、各スキル毎にアイコンで指定された数のサイコロが乗っていた場合、そのスキル効果が適用されます。スキル効果は指定数のサイコロが乗っている間だけ有効で、サイコロが転がってそのカード上からなくなった場合、スキル効果も失われます。 3:ステージ終了  全プレイヤーが【ステージエンド】へ到達したら、ステージ終了となります。  各自手札の1枚をいずれかのカードと隣接するよう【アルバム】に配置してください。この時、隣接したカードの上にサイコロが乗っていた場合、そのサイコロを配置したカードの方へ転がしながら移動させます。1面分だけ転がるように進めてください。  それが終わったら、最初に【ステージエンド】へ到着したプレイヤーが新たなスタートプレイヤーとなり、新しいステージを開始します。  3ステージ目であれば、ゲームが終了します。  各サイコロの目を合計し、VPとしてください。  また、スキル効果でVPが加算されるのであれば、それも加えてください。  捨て札のある場合、各自の【捨て札置き場】を見て、最も枚数の多い(複数いれば、その全て)プレイヤーは3VPを失います。  最後に最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら引き分けとしてください。