■■ KNOLLING 草案1 ■ 問題点  全体的な練り込み不足。  まず重要なのは得点計算方法だと思った。  基本的にカードを重ね合わせるのがメインだから、それを踏まえたカード設計をする必要がある。  まず、基本的なアイテムのサイズを1マス分とする。  パターンとして、2マス分、3マス(L字)、4マス分を作り、この4パターンでブロックを構成するものとする。で、重ねても問題ないが、アイテムの一部が切れてしまう物については点数を出さない。という方式にする。  ただまぁ、余りに細かいパーツを多用した場合、組み合わせのフレキシビリティが上がってしまうので、単にカードを取りまくるのが有利となってしまう。  配置変更がとにかくやりにくい。  シンキングエリア、要は思考段階エリアを作り、そこに置いたヤツを後から配置でどうにかできるとする。確定エリアと思考エリアの2つが存在し、取って来たカードはどちらにも置けるが、とにかく確定エリアに置いたカードでしかスコアリングできない。だから、配置ができないと全て無駄になってしまう。  後、ゴールポイントに来てたら、穴埋め用のトークンを配置できる。というのも良い。 ■ 概要  色んなアイテムをノーリングして、ナイスな写真を撮って投稿しよう! ■ コンポーネント  3〜5人用? ◇アイテムカード(60枚)  様々なアイテムが描かれたカードです。  カードは横3マス、縦4マスで12分割されていて、そのマス内にアイテムが描かれています。アイテムが複数のマスに渡って描かれたり、あるいは1枚のカードに複数のアイテムが描かれていたりすることもあります。  また、各マスには「趣味(赤)」「道具(青)」「野菜(緑)」「楽器(黄)」「オシャレ(白)」の、5つのジャンルに応じた色が付けられています。これは、アイテムが描かれていない空白のマスにも色が付いている場合があります。 ◇ストップカード(2枚) ◇ポーン(5個)  各プレイヤーを表すポーンです。 ■ ゲームの準備  アイテムカードをよくシャッフルし、山にします。  【場】にストップカードを1枚置きいて【スタート】とし、そこにポーンも配置します。  次に、山から”プレイヤー人数×6”枚引いて、ストップカードの右側に表向きで並べてください。そして、その右端にもう1つのストップカードを置いて、これを【ターニングポイント】としてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  【ターニングポイント】から最も遠い位置にポーンのあるプレイヤーが手番を行います。  同位置の場合は、スタートプレイヤーから時計回りで近い方を優先してください。  手番が来たら自分のポーンを好きなだけ進め、止まった位置にあるカードを受け取ります。  この時、他のプレイヤーのポーンのある位置(=カードのない位置)に止まることはできません。  その後、山から1枚引いてそれを【スタート】の左側に配置します。既にカードが配置されている場合は、それらの左端に配置してください。  次に、受け取ったカードを自分の手元に配置します。  最初の1枚は好きなように配置してください。以降は、既に配置されているカードに隣接するか、1マス分でも「上に」重なるよう配置してください。  以上の処理を終えたら手番を終了します。  ポーンの位置によっては、同じプレイヤーが複数回連続して手番を行う場合もあります。  もしも、自分のポーンが【ターニングポイント】へ到達していた場合、他のプレイヤーの手番中にも「整理」アクションを行うことができます。  自分の手元に配置されているカードの中で、好きな1枚を選んでそれを再配置することができます。ただし、選べるのは「他のカードが重ねられていない」か「一番上に重ねられている」のどちらかとなります。  全プレイヤーが【ターニングポイント】へ到達したら、今度は逆走を行います。  【スタート】を左端に移動させ、これを【ゴール】としてください。そして、【ゴール】から最も遠いプレイヤーが手番を行います。同位置の場合は、最初とは逆でスタートプレイヤーから時計回りで遠い方を優先してください。  そして、全プレイヤーが【ゴール】へ到達したら、ゲームが終了します。 ■ 得点計算  カメラフレームを設定します。  各プレイヤーは自分の手元に配置されたカードを見て、その中から好きな「横12マス×縦9マス(カード横置き9枚分)」を選んでください。選んだ領域を【カメラフレーム】として、その【カメラフレーム】内で得点計算を行います。  まず、【カメラフレーム】内に収まっている”アイテム数”分のVPを得てください。アイテム1個につき1VPで、一部でも欠けていたら得点にはなりません。  次にジャンルボーナスを得ます。  各色について連続する最大マス数(=最多面積)を見て、1位のプレイヤーが6VP、2位のプレイヤーが3VPを得てください。同着の場合は、人数割り(端数切り捨て)です。1位同着の場合は、1位と2位のVP合計(=9VP)を人数割りしてください。  最後に、最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いたら引き分けとしてください。