■■ 大差配 草案0 ■ 概要  4つの長屋に人を住まわせて、最も価値のある長屋のオーナーになったプレイヤーが勝利。  各長屋を表す4スートがある。で、手札を長屋に配置し、一定数配置したら終了。  まず、手札は人。4スートを想定しているが、これは長屋の数に等しいスート数であれば問題ない。で、人には職業と数字が設定されている。また、職業に応じて特殊効果とかあってもよい。  行商人:配置されている”行商人の枚数”分のVPを得る  職人:配置されている”職人の枚数”分のVPを得る  貧乏旗本:”10−配置されている貧乏旗本の数”分のVPを得る  町奴:配置されている、最も小さい数字(複数あれば、その全て)を”7−現在値”する  出替奉公人:配置されている”行商人+商人の枚数”分のVPを得る  同心:隣り合う長屋の特殊効果を無効化する  裏稼業人:この長屋のVPを0にする  最終的な計算は、各長屋に配置されている住民の数字合計。  いずれかのプレイヤーの手札枚数が2枚になったらゲーム終了。各プレイヤーは手札から好きな1色を選んでオープン。この時、その色が複数あれば複数出せる。んで、各プレイヤーが選んだ長屋の点数を見て、最も高いプレイヤーが勝利する。複数いたら、出してる枚数の多い方が勝利。  プレイヤーがやることは、手札から好きな1枚を他のプレイヤー1人に公開し、どこの長屋へ入れるかを宣言。相手も同様に返し、双方が納得すれば裏向きで配置。片方でも拒否すれば公開して配置。  点数計算。  単純にカードの数字を合計。で、その長屋に配置されている、最も多い職業の特殊効果が適用される。  複数あれば、より上、つまり1枚目が早く配置されている方を優先。  枚数をどうするか。  まず、プレイヤー人数によって手札枚数は可変であるとする。  結局は、4つの長屋にどれだけ平均配置されるのか。という問題でもある。理想としては、4枚前後。仮に5枚程度として、20枚ぐらい。つまり、個人の手札枚数は”20÷プレイ人数”+2枚ということになる。3人なら9枚、4人なら7枚といったところか。  カードの総枚数は32枚ぐらいとなる。多分、6クラス1〜6で36枚として、それを配り切りでよくないか。それでいいかな。  うーん、改めて考えると手札が多過ぎかな。12枚を記憶するのは無理がある。せめて6枚、半分ぐらいにした方がいい。  4人6枚で24枚。6クラスだから、1クラス1〜4。これでどうかな。  拒否された場合の処置が意味ない気がする。  拒否されたら流浪人置き場において、最後そこでスートを見て襲撃する。という流れでよいんじゃなかろうか。 ■ 概要  あなたは一流の差配人。良い店子を自分の長屋に入れて、ウハウハしよう! ■ コンポーネント  3〜4人用 ◇住人カード(24枚)  長屋に差配される住人です。  6つの職業と、1〜4の数字、そして4つのスートがベースカラーで指定されています。  また、各職業毎に以下のスキルを持っています。  行商人:配置されている”行商人の枚数”分のVPを得る  職人:配置されている”職人の枚数”分のVPを得る  貧乏旗本:配置されている裏稼業の数字を2倍にする  町奴:この長屋に配置されている、全てのカードの数字を”5−現在値”にする  同心:ゲーム終了時、流浪人の襲撃を無効化する  裏稼業人:この長屋のVPを0にする ◇長屋カード(4枚)  住人たちが住む長屋で、「どぶ板長屋(赤)」「はぐれ長屋(青)」「家鳴長屋(緑)」「こけら長屋(黄)」の4スートがあります。 ■ ゲームの準備  住人カードをよくシャッフルし、全プレイヤーに等枚数ずつ配り手札としてください。  次に、長屋カードを場の中央に均等に並べ、各長屋カードの下を(それぞれの長屋の)【部屋】としてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、いずれかのプレイヤーの手札が2枚になったらゲームが終了します。  以下の手順で処理を行ってください。  手番になったら、他のプレイヤー1人を指定し「共謀者」としてください。  そして、手札から好きな1枚を選び、それをどの長屋に配置したいかを宣言しつつ共謀者に渡します。  共謀者は渡された手札の中を確認しつつ、自分も同様に好きな手札1枚を選び、それをどの長屋に配置したいかを宣言しつつ手番プレイヤーに渡します。  そうしたら、手番プレイヤーも渡された手札の中を確認してください。  そして、互いに同意した場合、互いに渡した手札は裏向きのまま、宣言された長屋の【部屋】に置かれます。この時、上から順に詰めてカードを配置してください。  もしも片方、あるいは両者共に拒否した場合、互いの手札は表向きで【流浪人置き場】へ配置されます。この時、手番プレイヤーのカードを上にして、長屋の【部屋】と同じく上詰めで配置してください。  以上の処理を終えたら、次の順番のプレイヤーに手番を渡します。  そして、いずれか1人の手札が2枚になったら、ゲームが終了します。ゲームが終了したら、得点計算を行ってください。 ■ 得点計算  まず、各長屋の【部屋】に配置されているカードを全て表向きにします。  次に、各長屋毎に配置されたカードの数字を合計します。さらに「一番多く配置されている職業」のスキルを適用し、VPを算出してください。複数ある場合は、最初の1枚がより上に配置されているものが優先されます。  ただし、【流浪人置き場】を見て、そこに「一番多く配置されているスート」の長屋は、流浪人が押し寄せて0VPになります。複数ある場合、この効果は適用されません。  最後に、各プレイヤーは手札の中から好きなスートを1つ選んで、そのカードを全て公開し、選んだスートのVPが最も高いプレイヤーが勝利します。複数いたら、枚数の多い方が優先されます。それも同じなら、引き分けとしてください。