■■ リトルウィッチアカデミア 草案3 ■ 問題点  課題が多すぎる  ワーカーのヘルスが減らなさすぎ  ワーカーを配置しきった後の強制パスが厳しい  まず、手番をパスすることでワーカーを全て手元へ戻す方式にする。その際にヘルスを1減らし、減らせない場合は戻せない。  また、押し出されたらヘルスが1減る。という感じにする。  で、使い魔をアップデートしたらヘルスもMaxまで回復する。という感じ。  魔法の使い方がイマイチどうかな。という感じがする。  魔法をワーカーに装備させる感じにして、ワーカーのヘルスを減らすと使えるようなやり方もいいか。あるいは、現状の直接使うのと、ワーカーに装備させ任意発動させるヤツの2種類にするのもありか。その場合、ワーカーを配置する際にどうこうできる魔法が作れるので、戦略の幅がさらに広がる。  後は全体的な得点バランスの調整が必要。  1年目の課題が全く役に立たないので、複利式にしてみる。つまり、1年目にそれなりに点を取っておくと、3年目までに継続点が入り続ける感じ。単純に3倍する場合、1年目の点数は3年目の1/3ぐらいになってるのが理想ではあるが、さすがにそれだとどうかな。という感じはする。  例えば変則マジョリティ方式を取ってみる。  その課題でマジョリティを得た場合、特定の点数が3年間に渡って入る感じ。1位のみで同数ならより高い順位が優先。多分、マジョリティを取ったら達成トークンを1個残し、最後に集計する感じが良いだろう。つまり、マジョリティを取ったプレイヤーは達成トークンが1個減ってしまう。ということになる。  ただ、変化しない場合に経年点が入るのであれば、いっそ最初に支払ってくれよ感はある。  例えば、課題にスートを付ける。で、同じスートを専攻する程、ボーナス加点がでかくなる。という方向性がいいかも知れない。  モダンアート方式にしてみる。  まず、課題にはスートがあり、達成トークンの数で人気が決まる。  で、人気スートにはボーナス加点が付く。+5とか、そういう感じ。で、それが次ラウンドにも引き継がれる。  この場合、各年毎の倍率をなしにして一律同じ計算でいいかも。自然と数字は派手になる。  3人プレイで4枚ということは、大体4スートぐらいあればいいかな。いや、全部のスートが出る訳でもないので、3スートがいいだろう。それでも2スートに偏ったりするのが難しい所か。ただ、個人の成績を加味する訳ではないので、別に1年目に出たスートが次年に出なくても問題ないとはいえる。  ただ、これだと変換レートは一緒にする必要があるか、むしろ初年度は高めに設定した方がいいだろう。  あるいは、プレイヤーにそもそも専属の色を持たせてるのもありだが、自分の色が出ない場合が悲惨なのでどうかな。なるべくフラットの方がいいかも知れない。  最もトークンを置いたプレイヤーを首席とかそういう名目にして、単純にボーナスを与える方法もあるか。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  様々な魔具を創り出し、好成績で魔法学校を卒業しよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇工房ボード(5枚)  各プレイヤー専用の魔法工房を表すボードです。 ◇エリアカード(9枚)  ワーカーを配置できる7つのプレイスです。  「帰らずの森」「霧の三日月湖」「サイコロマウンテン」「カラコイル凍土」「アマロスの大灯台」「モリアの深き場所」「バニア砂漠」「名もなき島」「魔法工房」があります。 ◇探索カード(36枚)  素材を集めたり、交換したりする場所です。 ◇イベントカード(各25枚)  工房を強化したり、特別な依頼を受けたりするカードです。  各年度(1〜3年)毎に分かれていて、「依頼」「ファミリア」「魔法」「工房」の4種類があります。 ◇課題カード(各10枚)  各年度毎に学院側から指定される作成課題です。  各年度(1〜3年)毎に分かれていて、達成することでVP(=単位)を獲得することができます。 ◇達成トークン(40個)  達成した課題を表す為のトークンです。 ◇素材キューブ( 個)  魔具錬成に必要な素材(=エレメント)です。  素材には「マナの花(緑)」「太古の雪(青)」「原始の炎(赤)」「魂の砂(白)」の基本4種と、「エリクシル(金)」の5種類があります  また、各色キューブには大小があり、大きい物は5個、小さい物は1個を表します。 ◇ワーカー(15個)  各工房で働くファミリア(=使い魔)で、猫(4面体)、狼(6面体)、ゴーレム(8面体)の3つのランクがあります。  サイコロの目はワーカーのヘルスを表していて、魔法を使用することで減少します。 ■ ゲームの準備 1)エリアの準備  【魔法工房】を場の中央に置き、その周囲に残りのエリアカードをランダムに配置し【エリア】とします。  プレイヤー人数が3人なら4枚、4人なら6枚、5人なら8枚を配置してください。  次に探索カードをよくシャッフルして、探索山とします。そして、各エリアに2枚ずつ、探索山から引いて表向きに配置してください。 2)工房準備  工房ボードを1枚ずつ配り、各自好きな色のワーカー3個、トークン8個を受け取ります。  この時、各ワーカーの目は、そのサイコロの一番大きい目に合わせてください。これがそのワーカーが持つ≪ヘルス≫となり、様々な効果により≪ヘルス≫は増減します。ただし、≪ヘルス≫の最低値と最大値はそのサイコロの面体に応じ、最大値以上に≪ヘルス≫を得たり、1以下になるよう≪ヘルス≫を支払ったりすることはできません。  次に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。  そして、スタートプレイヤーから時計回りで順番に好きな素材を得ます。スタートプレイヤーは2個、2番目と3番目のプレイヤーは3個、4番目と5番目のプレイヤーは4個得てください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、1ラウンド1年とし、3ラウンドが終わるとゲームが終了します。  そして、ゲーム終了時に最も多くのVP(=単位)を得たプレイヤーがゲームに勝利します。  各ラウンドの流れは以下の通りとなります。 ◎素材について  素材の支払いが求められた時、シンボリックマーク1個につき、その素材1個が必要となります。  〇付きの数字が書かれていた場合、「どの素材でもよいので」数字分の素材が必要です。  また、エリクシルは、エリクシルとして使用し、さらに他の全ての素材として扱うことができる万能素材となります。 1:ラウンド開始  現在のラウンドの課題カードをよくシャッフルし、”プレイヤー人数+3”枚を【課題置き場】へ表向きに配置します。  残った課題カードは使用しないので、ゲームから取り除いてください。  次に、現在のラウンドのイベントカードをよくシャッフルし、全プレイヤーに5枚ずつ配って手札とします。  各プレイヤーは手札から好きな1枚を選んで伏せ、残った手札を左隣のプレイヤーに渡してください。  これを繰り返して手札がなくなったら、選んだ6枚を改めて手札とします。  選ばなかったカードは使用しないので、ゲームから取り除いてください。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番となり、「アクション」か「課題作成」のどちらかを行います。  ただし、1度課題作成を選んだら、ラウンドが終了するまでアクションを行うことはできません。  また、自分以外の全てのプレイヤーが課題作成を行っていたら、強制的に「課題作成」を行う必要があります。 ◇アクション  手持ちの好きなワーカー1個を「空いている」【エリア】か、【魔法工房】に配置します。  そして配置したワーカーの種類に応じて、以下のアクション回数を得ることができます。  4面体:1回  6面体:2回  8面体:3回 〇ワーカーの押し出し  配置したい【エリア】に既に「他人のワーカー(自分のワーカーは不可)」が配置されていた場合、より高いランクのワーカーを配置することで、その場所からワーカーを追い出して所有者の手元へ戻し、自分のワーカーを配置することができます。  4面体に対しては6面体と8面体、6面体に対しては8面体で押し出しが可能です。  また、≪ヘルス≫を1支払うことで、同じサイズのワーカーを押し出すことも可能です。  【魔法工房】でも押し出しは発生しますが、【エリア】と処理が異なります。  【魔法工房】には”プレイヤー人数−1”のマスがあり、このマスに左詰めでワーカーを配置していきます。そして、マスが全て埋まった状態から配置する場合、左端のワーカー(=最も早く配置されたワーカー)が押し出されて所有者の手元へ戻り、以降順次左詰めされます。 ◎エリア  アクション1回につき、「そのエリアに配置された」好きな探索カード1枚の効果を適用してください。  同じカードを複数回適用しても良いですし、複数枚をバラバラに適用することもできます。  適用後は、外側(=エリアカードに遠い方)の1枚を捨て札にし、新たに探索山から1枚引いて表向きに内側へ差し込んでください。  探索山が尽きた場合は、捨て札をシャッフルして山を作り直してください。 〇エキストラステージ  探索カードによっては、「エキストラステージ」が設定されている場合があります。  ワーカーの≪ヘルス≫を1支払うことでエキストラステージへ進むことができ、その効果が適用されます。  エキストラステージへ進むかどうかは任意となり、進まなくても構いません。 ◎魔法工房  アクション1回につき、手札1枚をプレイできます(しなくても構いません)。  プレイに必要な素材が設定されていた場合は、その素材を支払う必要があります。支払えない場合はプレイできません。 〇依頼  課題とは別に工房へ持ち込まれる依頼です。  制限枚数はなく、プレイすることでVPを得ることができます。 〇ファミリア  指定された面体のワーカーを強化します。  ただし、1つの面体に対して強化は1枚分しか行えず、被った場合はどちらかを捨て札にする必要があります。 〇魔法  直ちに効果を適用します。  適用後は捨て札としてください。 〇工房  魔法工房をアップグレードします。  テキストの指示に従い、条件を満たしたら効果を適用してください。  ただし、最大3枚までしかアップグレードは行えません。それ以上のカードをプレイしたら、カードが3枚になるよう捨て札にしてください。  ワーカーの配置とその処理を終えたら、手番を終了して次のプレイヤーに手番を渡します。 ◇課題作成  アクションを終了し、課題の魔具を作り始めます。  【課題置き場】から好きな1枚を選び、必要な素材を支払った後、その課題カードの上に達成トークンを1個置いてください。  この時、既に自分の達成トークンが置かれている課題カードを再度選ぶこともできます。  次に、課題カード毎に設定されたVPを得ます。  各課題カードには作った順番毎に異なるVPが設定されているので、”その課題カードの上に置かれている達成トークン数”を見て、該当するVPを得てください。  以降、手番が回ってくる度に、上記処理を行います。  支払う素材がない、あるいはこれ以上課題を作成する気がない場合はパスして構いません。 3:ラウンド終了  全てのプレイヤーがパスしたら、ラウンドが終了します。  ラウンド終了時に適用される効果があれば、適用してください。  【課題置き場】の達成トークンを所有者へ戻し、全ての課題カードを捨て札にしてください。  【ストック】に置かれている自分のトークンなどがあれば、それも手元へ戻してください。  また、残った手札は次ラウンドへ持ち越します。  伏せて置いておき、次ラウンド開始時にイベントカードをドラフトした後、手札に加えてください。  次に、この時点で最もVPの低いプレイヤーが新しいスタートプレイヤーとなり、次のラウンドを開始してください。複数いれば、このラウンドでスタートプレイヤーから時計回りで遠い方が優先されます。  もしもこれが3ラウンド目であれば、ゲームが終了します。  得ているVPの最も多いプレイヤーがゲームに勝利となります。複数いたら、残っている「エリクシル」の多い方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。