■■ 24 −共鳴するテロル− 草案8 ■ 問題点  概ね良い気がする。  スタンドとコープは、1枚のカードを縦置き、横置きすることで表現するのが良さそうである。  後、やはり2・5の組み合わせはどうか。3・4になるよう変えた方が良いとは思われる。  コープ時の総和処理がかなり雑。思わずスタンドが勝つこともあるが、コープ4、スタンド1だとコープが普通に勝つ。上に、スタンド1が確実に2位を取るという事態も発生する。  まず、コープを総和を止める。コープの場合、”コープ人数−1”のボーナスが得られるだけとする。ただし、それでカードを取ってもメイン、サブの得点に分かれててメインしか取れない。他の取れなかったコープ全員がサブを得られる。  1位2位をどちらもコープが取った場合、同様にサブが入る。とにかく、カードを取った人がメイン、それ以外のコープが全部サブ。順位とかは関係なく入る。  後、コープは勝ち易いけど手札が減る、というコンセプトはあるものの、スタンドより少し有利になるが圧倒的に得点が低くなるので数字当たりの点数効率はかなり落ちる。手札の枯渇がゲームの幅を狭めるのも間違いないので、カードを取れなかったら手に戻される。でもいいかも知れない。  その場合、コープで取りに行くプレイヤーが結構損をする感あり。だが、人数ボーナスも付いてるし、低いなら低いでベタオリできるとは思われるので、悪くないのかも知れない。単純に、メインボーナスを半分とかでなく、2/3ぐらいに設定しておくのがよいだろう。おまけ自体は1/3ぐらいで。  ボーナスについてどうするか。  とりあえず同色ボーナスにはする。  現状のボーナスルールがクソ過ぎると言われたら、まぁ、そうなのかも知れない。1〜4のボーナス点が多少ランダムで出るからいいと思ったんだが、処理が面倒いのと、丁度桁上がりする得点価値が高くなり過ぎなので、そこら辺が良くないという感じではある。  では、同色ボーナスを固定点にするか。  んー、現在ラウンド数ぐらいでいいかも知れない。つまり、2〜7ぐらい。序盤はとにかくいろんな色を集めるのが良いということになる。  ただ、1色抜いたほうがいい。残念ではあるが、被りの都合を考えると5スートが限界だろう。ただ、方法の1つとしては、点数低いスートは枚数多く、高いスートは少なく、という感じもあり。まぁ、これがいいだろう。  生死判定については、時間トッププレイヤーから手札を引き、0が出たら死ぬ。誰か1人でも殉死が出たらそこで終了。出なければ、時間順に1人ずつやってく。  後、3人プレイは1人ゴーストがいた方がいいかも知れない。  0を抜いた山を作って、毎ラウンド1枚ずつめくってプレイする感じ。処理は基本的にプレイヤーと同じだが、得点は獲得しない。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  同時多発テロを阻止しよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇事件カード(24枚)  「審判の日」に引き起こされた同時多発テロの各事件を表すカードです。  「爆弾テロ(赤)」「旅客機ハイジャック(青)」「市街銃撃戦(黄)」「バイオテロ(緑)」「大統領暗殺(白)」「人質立て籠もり(紫)」の6スートが各4枚ずつあります。そして、各スート毎に3〜7の数字が設定されています。  赤・黄・白:2/4/6/8  青・緑・紫:3/4/5/6 ◇刑事カード(5枚)  事件解決に挑む5人の刑事達です。  カードの表面裏面で、単独捜査を行う「スタンド」と、協力捜査を行う「コープ」の、2つの捜査スタイルを表しています。 スコッチ:〇×〇×〇×〇 ウルフ :〇〇〇××〇〇 ヒバチ :〇××〇××〇 ロイド :〇〇××××× ドカベン:〇×〇×〇〇× ◇タイムカード(45枚)  各刑事の持ち時間(1につき1時間)を表します。  0が1枚、1〜2が各2枚、3〜6が各1枚で、9枚1セット(24時間)となっています。 ◇スコアカード&ウッドキューブ(5セット)  現在のスコアを表すカードと、ウッドキューブのセットです。 ◇順位カード(3枚)  順位を表すカードです。 ■ ゲームの準備  1〜3位の順位カードを縦に配置します。  そして、その右側を【事件置き場】とし、使用する事件カードをよくシャッフルして下図のように並べます。この時、左から5列目と7列目のみ裏向きで配置しますので注意してください。  1位 □ □ □ □ ■ □ ■  2位 □ □ □ □ ■ □ ■  3位         ■   ■  □表向き  ■裏向き  これにより、【事件置き場】には計16枚のカードが並びます。残った事件カードはゲームに使用しませんので箱に戻すなどしてください。  事件カードの配置が終わったら、じゃんけんなど好きな方法でチーフを決定し、チーフとなったプレイヤーは箱を手元に置いてください(この箱がチーフマーカーとなります。箱以外のものを用意し、使用してもらっても構いません)。  次に、チーフから時計回りで順番に、担当する刑事を1人選びます。  選んだ刑事のタイムカード1セットを受け取って手札とし、刑事カードをどちらか好きな面を表にして手元に配置してください。  この刑事カードの裏表は捜査スタイルを表していて、スタンドとコープの2種類があります。このゲーム開始時に決めたスタイルは固定でなく、ゲームの進行と共に変化していきます。 ■ ゲームの進行  【事件置き場】にある縦1組を、左から順番に1〜7ラウンドとし、7ラウンドが終わるとゲームが終了します。  以下の手順に従って、ゲームを進行させてください。 1:捜査フェイズ  このラウンドの事件カードに対し、全プレイヤーは手札から競りを行います。  ただし、手札が1枚しか残っていない場合は競りに参加できません。そのままゲーム終了まで待っていてください。  また、5ラウンド目、7ラウンド目は、裏向きになってる事件カードを表向きにしてください。  競りに参加するプレイヤーは好きな手札を2枚選んで自分の前に伏せ、全員が伏せたらそれを一斉公開します。  そして、「タイムカードの数字合計」を捜査時間とし、捜査時間の最も大きいプレイヤーが1位に、次に大きいプレイヤーが2位となります。同率順位がいたら、チーフから時計回りで近い方が優先されます。  また、5ラウンド目、7ラウンド目は3位まで選んでください。 〇コープの判定  捜査スタイルが「コープ」のプレイヤーが複数いた場合、その捜査時間をさらに合計してください。  例えば、捜査時間がA3、B2、C4、D2で、AとBがコープだった場合、3+2、4、2で判定し、コープのABが1位、Cが2位となります。 2:解決フェイズ  選外(3位、あるいは4位以下)となったプレイヤーは、出したカードを全て手札に回収してください。  入選したプレイヤーは、各順位に応じた事件カードを受け取ってVPを得ます。  通常は事件カードに書かれた数字がそのままVPになりますが、既に1枚以上事件カードを得ていて、かつ新しいスートだった場合、ボーナスが発生します。現在のスコアの横列を「段」として、1つ下の段の左端までスコアマーカーを動かした後、事件カードの数字分のVPを改めて得てください。  その後、数字が「0」のカードのみ手札に回収し、それ以外のカードは事件カードと一緒に各自の手元に表向きで置いてください。 〇コープのVP処理  コープで入選した場合、通常とは異なる処理を行います。  まず、コープしたプレイヤーの内、捜査時間の最も大きいプレイヤーが事件カードを獲得し、さらに条件を満たせば通常と同じくボーナスを得ることができます。複数いたら、チーフから時計回りで近い方が優先されます。  次に、事件カードのVPをコープしたプレイヤー人数で等分して得てください。  端数については、捜査時間の最も大きいプレイヤーが獲得します。複数いたら、チーフから時計回りで近い方が優先されます。  これらの処理が終わった後、通常と同じく「0」のカードのみ手札に回収し、それ以外は表向きにして手元へ置いてください。 3:エンドフェイズ  このラウンドで1位になったプレイヤーは、チーフマーカーを受け取って新しいチーフとなり(同じプレイヤーが連続してチーフになることもできます)、次のラウンドを開始します。  また、刑事カードのスタイル欄を見て、次のラウンドで変更指示があった場合、カードを裏返してスタイルを変更してください。  以上を繰り返し、7ラウンドが終了したらゲームが終了します。 ■ ゲームの終了  ゲームが終了したら、生死判定を行います。  各自の手元にある捜査時間を合計し、順位をつけます。  そして、1位は2位との差、2位は3位との差を目標値として、各自の残った手札からランダムに1枚引き、それが目標値よりも小さい数字だった場合、殉職してゲームから脱落します。  例えば、捜査時間の合計がA16、B12、C10だった場合、Aの目標値は4となり、手札から3以下の数字を引くと死亡します。Bの目標値は2となり、手札から1以下の数字を引くと死亡します。  もしも捜査時間が同値だった場合、チーフから時計回りで近い方が優先されます。  そして、最後に最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、捜査時間の多い方が優先されます。それも同じなら、引き分けとしてください。