■■ Quo Vadis 草案41 ■ 問題点  第1世代固め打ちの、6、7枚目に繁栄が雑に強い。12+17=29がさくっと入り、これは6エリア支配2枚世代交代よりも加点が大きい。単純に、3エリアぐらい支配するとして、8×7=56も大きいが、それに30VPが加わるのでそれだけで素が86になる。しかも、殆ど相手からの攻撃を受けない、妨害されないでこの形になる為、恩恵が大きい。  まず、繁栄の効果を変える。  1VPだと弱くて使う気が起きないが、これを”現在の世代数”VPにする。つまり、第1世代なら1VP、第2世代で現在と同じ。という形。  この場合、1+6+1という形で終わるとして、5・6が繁栄なら10+12=22ぐらいになる。  3世代目に山を作る場合、1+1+5+1となり、4・5で12+15=27となる。効率的にはこれがMAXか。  4世代目を全て繁栄にする場合、4+8+12+16=40VPとなる。効率だけ考えるなら、これが分かり易い。ただ、4枚分資源出さなくてどうなるのか。という部分もあるが。2枚で28VPなら強く感じるが、4枚で40VPだとどうかな。  んー。ちょっと厳しいな。  タウン数だと、最大5タウンだから6世代目に1枚5VPがよくなる。また、タウンを守る必要があるので、戦争も完全に無視する訳にはいかない。というのもあり、良いかも知れない。  なので繁栄の効果を、「好きな資源−1」か、「タウン数のVP」のどちらからか選ぶ形式にする。  手札捨て効果は啓示に組み込み。  移動コストを手札で払うようなイメージにする。  神の怒りが溜まらなさすぎる。  現在見た来た中で、奉神祭以外で神の怒りは溜まらないとほぼ断言できる。つまり、防御側が1リソースを払うことはほぼ起こりえないと考えてよいだろう。  余りに使わないシステムはないも同じだし、神の怒りが全く起きないのもゲームとしてどうかと思うので、やはり負けたら1個得られるぐらいでいいように思われる。  問題なのはわざと負ける為に特攻するのが感じ悪いぐらいなのだが、現状攻撃側有利もあるし、消極試合も施設効果の調整で少なくなっている筈なので、今なら良いのかも知れない。  神の怒りとリソース問題。  結局、やはり無理がある。リソースが一般用語なので、どうしても消費素材全てがリソースだと勘違いしてしまう。  解決策としては、リソース名を全部列挙するか、あるいは全く別の用語を作るか。「戦意食料信仰のいずれか」みたいな書き方が長いか否か。  リソース以外の用語だと、基本資源とか。  んー、使用箇所はそんな多くないので、リソースという用語を単になくして全部書くが一番確実かな。  今の点数スケールで考えた場合、国家スキルの弱めのものは信仰コストを1減らしていいかも知れない。〇〇国家系とか。0でも別に、という考え方はある。  全体的に世代交代が弱めな印象あるが、最大スキル数を世代枚数分とかにすると、今度は世代交代しないとかなり厳しい感じなってしまう。  タウンを作らないと、攻撃されて直接点数を奪われないというのもメリットに働いてしまうので、世代交代はなるべく少ない方が望ましい。そもそも、世代交代は資源を得にくいというデメリットも存在する。  最終決算スキルの在り方も気になるかな。  例えば、始まりの強者とか、最初に持っていなかったら成立しないような国家スキルは途中で手に入れてもどうしようもない。おそらく、近代化の力とかも同様。世代ボーナスに関連するのもそう。これらは最初のスキルにあり、国家スキルにも普通のスキルを入れるのはアリかも知れない。  啓示が含まれてたら云々も最初にある必要がある。  そう考えると、国家スキルはコスト0で出せるものにして、効果量を調整してしまうのもあり。  ほんで、信仰3で神の怒り1変換を基本ルールとして復活させてもよい。 (!--大まかな変更点--) ・ドラフト枚数を5枚に変更 ・スキルを2種類に分け、決算スキル系を世代交代時に得られるよう調整 ・入手スキル数が増えたので、御無心を削除(エピックカードの代わりに使いまくれるので、エピックカードが実質意味なくなるから)。その代わり、戦争時に戦意の代わりに1枚1戦力として使用できるよう変更 ・入手スキルが増えたので、1手番1枚の制限を撤廃 ・繁栄を1アクション2VPに強化 ・タウン再建時の3VP補填を削除。忘れるし、得点スケールが増えて決算スキルも得られるようになっているから、これはいらないと判断 ・世代マジョリティボーナスを少し下方修正。決算スキルの存在で、世代交代する程、加点要素が増える為 ■ 概要  世界を創造し、自分の民を繁栄させよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇エリアタイル(15枚)  世界を表すタイルです。  3マスから構成され、中央部に1〜5の2つの数字によってエリア番号が付けられています。  また、マスには5種類の地形があり、「平地(緑)」以外の適性のない地形に配置する為にはフードが必要となります。 ◇創世カード(6枚)  1〜5の数字が書かれたカードと、どの数字としても使える【フリー】の2種類があります。 ◇エピックカード(100枚)  神の御業と、文明の発展を表したカードです。  「祝福」「労働」「奇跡」「啓示」「繁栄」の5種類があり、それぞれにアクション効果と1〜3の戦力数がヘルメットアイコンで設定されています。 〇比率  1:12  2:6  3:2 ◇ワーカーポーン(50個)  各種族毎に10個ずつあります。  自分の民を表すポーンです。 ◇タウントークン(25枚)  各種族毎の都市を表すトークンで、裏面は破壊された状態を表します。 ◇地形トークン(青8個、その他各3個)  各地形に対応した色のトークンがあり、上書きされたそのエリア全体の地形を表します。 ◇種族カード(5枚)  自らの民を表し、所持しているリソースと≪神の怒り≫を管理します。 ◇スキルカード(50枚)  各種族が後天的に獲得できる特殊な能力です。  「種族スキル(30枚)」と「国家スキル(20枚)」の2種類があり、獲得するのに必要なコストと特殊な効果が設定されています。 ◇施設カード(20枚)  各種族固有の施設を表すカードです。  繁栄して支配力を広げる程、これらの施設が機能し特殊な効果を受けることができます。 ◇キューブ( 個)  各リソースの数やマーカーとなる汎用キューブです。 ◇VPトークン  各プレイヤーの民が得ている栄誉(VP)を表します。 ■ ゲームの準備 1)天地開闢  エリアタイルをよくシャッフルし、以下の手順で表向きに配置してください。  まず1枚を中央に配置します。  次に、配置された1枚を中心に、その周囲に6枚配置します。この7枚をベースとします。  そうしたらベース最外周にプレイ人数に応じて、3人なら1枚、4人なら3枚、5人なら5枚を適当に配置してください(最外周に隣接していれば、どのように配置しても問題ありません)。  残ったエリアタイルはゲームに使用しないので、取り除いてください。  こうして配置された一群のエリアタイルが、今回のゲームの舞台となります。  また、エリアタイルから少し離れた場所にキューブを置き、ここを【ストック】としてください。 2)種族の決定  じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定し、スタートプレイヤーマーカーを受け取ってください。  そして、スタートプレイヤーから時計回りで好きな種族を1つ選び、種族カードと各種族毎に定められた色のワーカー、タウンを受け取ります。この選んだ種族が、今回のゲームにおける「あなた(=神)を信奉する民」となります。  次に、各種族毎の施設カード4枚を受け取って種族カードの左側に並べ、ワーカーを(施設カードの)全てのマスに1個ずつ配置してください。 3)ワールド準備  6枚の創世カードを、エリアタイル群から少し離した場所に表向きで並べます。  並べたら、【フリー】の上に【ストック】からキューブを2個置き、これをマーカーとしてください。 4)手札の配布  スキルカードの内、種族スキル30枚をよくシャッフルして、各プレイヤーに5枚ずつ配ります(残ったカードはゲームに使用しないので取り除いておきます)。  受け取ったらその中から1枚を選んで手元に伏せ、残りを左隣のプレイヤーに渡してください。これを5回繰り返した後、手元に伏せたカードを戻して手札とします。  それが終わったら、国家スキル20枚をよくシャッフルしスキル山を作ります。そうしたら、スキル山から3枚引いて表向きに置き、そこを【スキル置き場】としてください。  次に、エピックカードをよくシャッフルして山にし、全プレイヤーは4枚ずつ引いて手札としてください(ディープワンを選んだプレイヤーは6枚引きます)。この時、必要であれば1回だけマリガンを行うことができます。好きなだけ捨て札にし、同枚数を山から引いて加えてください。  ゲーム中、手札の最大枚数は4枚(ディープワンのみ条件に応じて6枚)となり、手番終了時に最大枚数まで補充されます。 5)リソース分配  スタートプレイヤーから時計回りで順番に、【ストック】から8個キューブを得て≪戦意≫≪食料≫≪信仰≫の3つのリソースへ好きなように分けて配置します。ただし、設定された最大数以上に配置することはできませんし、≪神の怒り≫に配置することもできません。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドと呼ばれる単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで手番を繰り返し、全員が1手番を終えるとラウンドが終了します。そして、8ラウンド目が終わったら最終決算を行いゲーム終了となります。  自分の手番になったら、以下の手順に従ってゲームを進行させてください。 ◎施設の起動について  全てのマスにワーカーが配置されている施設は、その施設効果を使用できます(ワーカー配置などにより空きマスができたら、直ちに施設効果は使用できなくなります)。  また、何らかの理由(戦争、建設、スキル等)により、エリアに配置されたワーカーが手元へ戻された場合、それを施設の空きマスへ配置してください。それにより空きマスが埋まったら、直ちに施設効果が使用できるようになります。  施設効果の適用タイミングについては、各テキストの指示に従ってください。  ただし、施設効果の適用タイミングよりも、その施設効果を使用できるかどうかの判定を先に行われます。例えば、ワーカー配置時に適用される効果は、その施設からワーカーを配置すると適用されなくなるので注意してください。 ◎スキル獲得について  手番中にコストを支払うことで新しいスキルを獲得できます。  手札から好きなスキルカード1枚を選び、その”コスト”分だけ≪信仰≫を支払い、表向きにして手元へ配置してください。コストが支払えるなら、手番中に何回でも行うことができます。  獲得したスキルは、直ちに効果が適用されます(スキルによっては、1度だけ任意のタイミングで効果を適用するものもあります)。各テキストの指示に従って、効果を適用してください。  スキル獲得は手番中にいつでも行えますが、例えばワーカーの配置に影響を与えるスキルであれば、ワーカーを配置する前に獲得すれば、その手番から効果を適用することができます。また、≪信仰≫が不足してコストが支払えない場合、手札を配置するなどして≪信仰≫を得てからスキルを獲得するとよいでしょう。 1:エリア選択  「マーカーの乗せられていない」【1】〜【5】の創世カード、あるいは【フリー】から2枚を選び、その選んだカードにマーカーを移動させます。この移動は同時に行い、マーカーを移動させた後のカードを「マーカーの乗せられていない創世カード」として扱うことはできません。  【フリー】は1〜5の好きな数字を選ぶことができますが、≪信仰≫を1個支払う必要があります。2枚とも【フリー】を選択することもできますが、その場合は≪信仰≫を2個支払ってください。  次に、選んだ2枚の数字を低い順に並べ、それと同じ番号のエリアタイルが、この手番における【創世エリア】となります。  例えば、4と2を選んだら、2−4が【創世エリア】となります。 3:創世フェイズ  「神の怒り」「ワーカー配置」「手札配置」の順番で処理を行います。 ◇神の怒り(Wrath of God)  ≪神の怒り≫を持っていれば、それを好きなだけ支払って【創世エリア】に天変地異を引き起こすことができます(これは任意で、行っても行わなくても構いません)。  天変地異の内容は、支払った≪神の怒り≫の個数に応じて、以下のように変わります。 〇1個(地形変更のみ)  自分の種族が適性を持つ地形トークン(複数あれば、その内いずれか1つ)を、【創生エリア】のエリア番号の書かれた中央マスに配置します。以降、このエリアの全てのマスは、この地形トークンと同じ地形(=色)であるとして扱ってください。  この地形トークンは各エリアにつき最新の1個だけ有効で、後から何らかの効果により地形トークンが置かれる場合は差し替えとなります。 〇2個(1マス除去+地形変更)  【創世エリア】の好きなマスを1つ選んで、そこに配置されている全てのワーカーを所有者の手元へ戻してください。タウンはそのままにします。  その後、1個使用した時と同様に、自分の種族が適性を持つ地形トークンを配置してください。 〇3個(2マス除去+地形変更)  【創世エリア】の好きなマスを2つ選んで、そこに配置されている全てのワーカーを所有者の手元へ戻してください。タウンはそのままにします。  その後、1個使用した時と同様に、自分の種族が適性を持つ地形トークンを配置してください。 〇4個(3マス除去+タウン破壊+地形変更)  【創世エリア】の全てのマスに配置されている、全てのワーカーを所有者の手元へ戻してください。タウンは破壊され、タウントークンを裏向きにします。タウンを破壊されたプレイヤーは直ちに3VPを減らしてください(ただし、これによりVPはマイナスになりません)。  その後、1個使用した時と同様に、自分の種族が適性を持つ地形トークンを配置してください。 ◇ワーカー配置  施設カードに配置されているワーカー1個を取り除き、【創世エリア】の好きなマスに配置してください。  自分や他のプレイヤーのワーカー、タウンが配置されているマスにも配置できます。ただし、1つのマスに自分のワーカーは複数共存できず、手番終了時に調整(※後述)されます。  また、マスには「平地(緑)」「山岳(灰)」「砂漠(黄)」「凍土(白)」「海(青)」の5種類があり、ワーカーを配置するマスが「平地(緑)」か、各種族の適性マス(=種族と同じ色)であれば、そのまま配置できます。  そうでない場合、≪食料≫を1個支払ってください。  グロリアスの適性マスは平地なので、他の種族に比べてワーカーを置ける自由度の低いことに注意してください。  ワーカーが残っていない、あるいは≪食料≫を支払えない場合、ワーカーを配置することはできません。 〇ワーカーの追加配置  ≪食料≫1個を支払う毎に、追加でワーカーを1個配置できます。  この追加で配置するワーカーも配置のルールを守る必要があり、必要があれば配置の際に≪食料≫を支払ってください。 ◇手札配置  手札の好きなエピックカード1枚を、各自の【世代置き場】へ表向きに配置します。  【世代置き場】には6つの「世代」と呼ばれる置き場があり、左から順に第1世代〜第6世代を表します。1ラウンド目は左端の【第1世代】に手札を配置してください。  2ラウンド目以降は、前ラウンドと同じ世代へ手札を配置するか、あるいは1つ右の新しい世代へ配置できます。同じ世代へ配置する場合は、「世代継続」の処理を行ってください(1ラウンド目も、この世代継続処理を行います)。  新しい世代へ配置する場合は、「世代交代」と呼ばれる決算処理を行ってください(ただし、【第6世代】にまで到達していたら世代交代はできません)。 ◎世代継続  手札1枚を(配置されている中で)最も右端にある世代の一番上に表向きで配置します。  次に、配置したカードのアクションを”配置した世代の枚数”回適用してください。これは、この手番で配置したカードも枚数に含めます(従って、1ラウンド目は必ずアクションを1回適用となります)。  それが終わったら、カードの種類に応じて以下のアクション効果を適用してください。  また、アクション効果は必要がなければ回数が残っていても止めることができます。 ・祝福  神の加護を与え、闘争心と結束力を高めます。  アクション1回につき、≪戦意≫1個を得ます。ただし、最大数を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・労働  民を働かせて食料を生産させます。  アクション1回につき、≪食料≫1個を得ます。ただし、最大数を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・奇跡  神の力を示し、民の信仰心を高めます。  アクション1回につき、≪信仰≫1個を得ます。ただし、最大数を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・啓示  神託を与え、民を新しい地へと導きます。  【創世エリア】に配置されている自分のワーカー1個を選び、1アクションにつき1マス分、隣接するマスへ移動させます。この効果により、【創世エリア】外のマスへ移動させることはできますが、【創世エリア】外へ移動したワーカーをさらに移動させることはできません。  また、同時に移動先マスの地形を無視し、≪食料≫を支払うことなく移動させることができます。  ワーカーが複数いた場合、アクション回数を任意に振り分けることもできます。 ・繁栄  経済、文芸を奨励し、民を富ませます。  アクション1回につき2VPを得て、必要なら手札1枚を捨て札にできます。 ◎世代交代  1つの世代が終わり、新たな都市の建設と共に次の世代が始まります。  ただし、【第6世代】にまで到達している場合、世代交代は行えません。  世代交代したら、1つ右側の新しい世代に手札を配置し、配置したカードに応じたアクションを1回行ってください。また、アクションを行った後、手札を好きなだけ捨て札にすることができます。  次に、【スキル置き場】から好きな1枚を手札に加えてください。  その後、スキル山から【スキル置き場】へ表向きに1枚補充します。もしもスキル山が尽きていたら補充できません。また、【スキル置き場】に1枚もカードがない場合はスキルを得ることもできません。 3:戦争フェイズ  【創世エリア】に「複数のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されているマス」があれば、それを【係争マス】として戦争が発生します。【創世エリア】内に【係争マス】が複数あれば、同時にその全てが戦争状態となり、ワーカーやタウンを配置しいる全てのプレイヤーが強制的に参戦となります。  この時、(啓示のワーカー移動などによって)【創世エリア】以外のエリアに【係争マス】ができても、そこは戦争対象外となります。【創世エリア】のみ戦争状態となり、処理が行われます。  また、【係争マス】に手番プレイヤーのワーカーやタウンが配置されていない場合でも戦争は発生します。  戦争が発生したら、参戦するプレイヤーは戦力を計算します。  【創世エリア】内に配置されている自分のワーカーとタウンを1個につき1戦力としてください。  次に、手番プレイヤーから時計回りで順番(手番プレイヤーが参戦しない場合、手番プレイヤーから時計回りで最も近い参戦プレイヤー)で、手札から好きなエピックカード1枚を選んで伏せて場に置きます。  この時、≪戦意≫を好きなだけ消費することもでき、≪戦意≫1個につき1戦力として数えられます。また、≪戦意≫の代わりに手札のスキルを利用することもでき、その場合はスキル1枚を捨て札にする毎に1戦力を得ることができます。  参戦する全てのプレイヤーが上記処理を終えたら、各自が出した手札を表向きにしてその”戦力アイコン数”を戦力に加えてください。  そして、最も戦力の大きいプレイヤー1人が「勝利」し、残りのプレイヤーは「敗北」します。  勝者が複数いる場合、手番プレイヤーから時計回りで最も近いプレイヤーが「勝利」し、それ以外のプレイヤーは「敗北」します。 〇戦後処理  各自、使用した手札を捨て札にし、≪戦意≫を使用していたらキューブを全て【ストック】へ戻します。スキルカードを使用した場合、エピックカードとスキルカードは分けて捨ててください。  そして、結果に応じて以下の処理を行います。  【係争マス】が複数ある場合、全ての【係争マス】に同じ結果が適用されます。 ・敗北  ”自分が消費した≪戦意≫数”分の≪神の怒り≫を得ます。  【係争マス】に配置されたワーカーを全て手元へ戻し、タウンであればタウントークンを裏返して破壊状態にしてください。 ・勝利  破壊した他のプレイヤーのタウン1つにつき、その所有者から3VPを奪います。  VPが不足している場合でも、足りない分を得ることができます(それにより、奪われるプレイヤーのVPはマイナスになりません)。 4:建設フェイズ  タウンを建設するか、あるいは再建することができます。  ただし、建設には食料が必要となり、さらに1つのマスにタウンを2つ配置できない(自他関わらず、破壊されたタウンでも不可)という制限もあります。  また、建設/再建は【創世エリア】以外でも行うことができます。 ◎タウンの建設  この手番で「世代交代」を行っていたら、自分のタウンを1つ建設します。  そうしたら、自分の好きなワーカー1個(【創世エリア】以外でも可)を手元へ戻しタウントークンを配置してください。  この時、タウンを配置できるマスがない場合、タウンを建設することはできません(タウンが建設できなくても、決算処理は問題なく行えます)。 ◎タウンの再建  破壊されたタウン(=裏向きのタウントークン)と同じマスに自分のワーカーが配置されていたら再建します。そのワーカーを手元へ戻し、タウンを表向きにしてください。  【創世エリア】外であっても、この条件を満たせばタウンの再建は行われます。 5:終了フェイズ  手番を終了します。  以下の手順で処理を行ってください。 ◎人口調整  1つのマスに自分のワーカーが複数配置されている、あるいはワーカーと自分のタウンが同時に配置されている場合、ワーカーを整理する必要があります。  マスに残るのがワーカー1個、あるいはタウンだけになるよう、ワーカーを手元へ戻してください。 ◎手札の補充  「全てのプレイヤー」は、山から手札が最大枚数になるよう補充します。もしも山が途中で尽きたら、捨て札をリシャッフルして山を作り直してください。  また、最大枚数を超えていた場合は補充を行わず、最大枚数になるよう捨て札にもしません。 ◎決算  「世代交代」をしていたら決算処理を行います。全エリアを見て、自分の「支配力」を確認してください。  1つのエリアに自分のワーカーが2マス以上配置されていたら「そのエリアに対して支配力がある」と判定します。そのマスに他のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されていても良く、1つのエリアに対して複数のプレイヤーが支配力を得ることもあります。  また、自分のタウンが1つでも配置されていたら、ワーカーの有無に関わらず支配力を得ることができます。ただし、破壊されていたら、再建されるまでこの効果は失われます。  支配力を確認したら、支配力数に応じて以下の基礎点を得ます。  支配力1  : 1  支配力2  : 3  支配力3  : 5  支配力4  : 8  支配力5  :10  支配力6以上:12  次に、左隣の世代(=この手番開始時の世代)の枚数を数え、”基礎点×枚数”分のVPを得てください。    □    □     左図の場合、世代交代して【第3世代】になったので、対象となるのは【2世代】  □ □     支配力数が4なら、7(支配力4の基礎点)×4(第2世代の枚数)=28VPとなる  □ □ ■  1 2 3  以上の処理が終わったら、左隣のプレイヤーへ手番を渡します。  スタートプレイヤーに手番が渡されたら、新しいラウンドとしてください。  これを繰り返し、8ラウンドが終わるとゲームが終了します。  ゲームが終了したら、最終決算を行ってください。 ■ 最終決算 〇世代ボーナス  各世代毎の配置枚数を見て、最も多いプレイヤーは各世代に応じて以下のVPを得てください。複数いたら、人数割り(端数切り捨て)してください。  第1世代: 5VP  第2世代: 6VP  第3世代: 7VP  第4世代: 8VP  第5世代: 9VP  第6世代:10VP 〇スキル/施設ボーナス  ゲーム終了時に適用されるスキルや施設効果があれば、その内容に従ってVPを得てください。  最後に、VPの最も高いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いれば、スタートプレイヤーから時計回りで遠い方が勝利します。