■■ Quo Vadis 草案31 ■ 問題点  手番でやることの煩雑さがかなり気になる。  また、世代交代時の版図ボーナスがほぼ機能していない。スキルカードのコストも全体的に高すぎる気がする。  通常アクションとして、繁栄が弱すぎる。  版図ボーナスについては、マップの仕様上、ほぼ繋がってしまう。なので、当初想定したような動きにはならなかった。現状、版図が繋がるように動くのは構わないが、それよりも地形と戦力の都合が大きい。また、信仰をスキルに支払う関係上、フリーが選択に上がり難い為、どうにもならない点もある。  いっそのこと、版図ボーナスは最終決算だけでいいような気がする。その代わり、フィボナッチか、それに準じる点数の入り方をする。感覚的には、支配力7ぐらいが最高値で、そこで入るVPが16、7ぐらいが適性に感じる。なので、0→1→2→4→7→11→16とか?  神の怒りについて、もう少し考え直した方がいいかも知れない。  現状、戦力カードにした関係上、戦争が物凄くやりにくくなっている。同戦力程度なら、戦意の差はあってもダイスで勝つかも、という状況がなく、切り札の4を切ったら叩かれるのが分かっているので気軽に戦えない。また、数字もほぼ4残しが当たり前な感になってるのも厳しい。  どっかで戦力カードをランダムに引く、という要素がないので、互いの戦力を計算できる分、場が硬直し易い。  コンポーネント的な問題も考えて、エピックカードに数字を付けるやり方もある。だが、ランダムでカードを引くので、引き運の格差がちょっとデカすぎるように感じる。例えば、数字幅を1〜3程度にして、1は何枚でも出せるとか。手札は4枚なので、全て1なら最高値4まで出せる的な感じ。  そもそも、10ラウンドになったのでエピックカードの枚数も少し削れるか。5×10+5×4=70が最低枚数なので、80枚でもいけると言えばいける。多少シャッフル回数は増えるが。とりあえず、これでやってみよう。  あー、プレイはどうするのか。  1枚に限定するなら、戦意と一緒に1枚伏せて出しなんだけど、複数枚出せる場合はそれが1なこと確定なので、特に攻撃側はそのままやったら戦力がばれてしまう。1を出した後、見てから1を追加できる。とすれば問題ないか。これは攻撃側のみの特権とする。  敗北時の戦力カード問題がなくなるのであれば、神の怒りにもう少し意味があるだろう。  繁栄にスキルコスト1軽減効果を付けてもいいかも知れない。  1VPを得るか、1コスト軽減か。基本的に、繁栄うったらスキルついて来るぐらいの感覚ではあるが、正直それぐらいないとやってられないのも事実。  それに加え、全体的なコストの引き下げが必要だろう。後、基本的なスキルは枚数を増やして、全てオリジナルにする必要はないのかも知れない。一応、全部オリジナルというのはテラフォだって売りにしてるので、このままの路線でもう少し頑張ってみる価値はある。  後、現状攻撃側が大分不利な気がする。基本的に、防御側は適性マスに配置されている筈なので+1が付いてる状態であると言える。つまり、食料を消費せず、さらに+1がついて来る。例えば、食料を消費するけど+1なら分かる。が、ノーリスクで配置できる場所に増強が付いてるので、これはちょっとどうかな。という気分になる。  戦争時の適性ボーナスはなしでいいのかも知れない。  守りを考えるなら、タウン2戦力がいいかも知れない。1エリアにタウンを2個置けば、まず負けなくなる。ただ、硬すぎる可能性もあるし、何とも言えないかな。 (!--大まかな変更点--) ・大幅変更。変更箇所が多すぎるので、全部目を通してください。 ■ 概要  世界を創造し、自分の民を繁栄させよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇エリアタイル(15枚)  世界を表すタイルです。  3マスから構成され、中央部に1〜5の2つの数字によってエリア番号が付けられています。  また、マスには5種類の地形があり、「平地(緑)」以外の適性のない地形に配置する為にはフードが必要となります。 ◇創世カード(6枚)  1〜5の数字が書かれたカードと、どの数字としても使える【フリー】の2種類があります。 ◇エピックカード(100枚)  神の御業と、文明の発展を表したカードです。  「祝福」「労働」「奇跡」「啓示」「繁栄」の5種類があり、それぞれにアクション効果が設定されています。 ◇ワーカーポーン(50個)  各種族毎に10個ずつあります。  自分の民を表すポーンです。 ◇タウントークン(25枚)  各種族毎の都市を表すトークンで、裏面は破壊された状態を表します。 ◇地形トークン(青8個、その他各3個)  各地形に対応した色のトークンがあり、上書きされたそのエリア全体の地形を表します。 ◇種族カード(5枚)  自らの民を表し、所持しているリソースと≪神の怒り≫を管理します。 ◇スキルカード(5枚+60枚)  各種族が持つスキルです。  表裏にそれぞれ違うスキルの書かれた「種族スキル」が各種族1枚ずつと、通常の「スキル」が60枚あります。また、通常のスキルには必要コストが設定されています。 ◇施設カード(15枚)  各種族毎に設定された施設を表すカードです。  必要数の≪人口≫を満たすことで特殊な効果を受けることができます。 ◇戦力カード(25枚)  0〜4の戦力値が書かれたカードです。 ◇キューブ( 個)  各リソースの数やマーカーとなる汎用キューブです。 ◇VPトークン  各プレイヤーの民が得ている栄誉(VP)を表します。 ■ ゲームの準備 1)天地開闢  「1−1」「2−2」「3−3」「4−4」「5−5」の5枚を取り除きます。そして、残ったエリアタイルをよくシャッフルし、以下の手順で表向きに配置してください。  まず1枚を中央に配置します。  次に、配置された1枚を中心に、その周囲に6枚配置します。この7枚をベースとします。  そうしたら、ベース最外周の適当な位置に残った3枚を適当に配置してください。  ここまでで10枚配置となります。  3人プレイならこれで配置完了です。4人プレイであれば、最初に取り除いた中からランダムで2枚、5人プレイであれば4枚を、追加で適当な位置に配置します。ただし、配置する際は必ずベース最外周に隣接させてください。  こうして配置された一群のエリアタイルが、今回のゲームの舞台となります。  また、エリアタイルから少し離れた場所にキューブを置き、ここを【ストック】としてください。 2)種族の決定  好きな方法で種族を1つ選び、種族カードと各種族毎に定められた色のワーカー、タウンを受け取ってください。この選んだ種族が、今回のゲームにおける「あなた(=神)を信奉する民」となります。  次に、各種族毎に定められた施設カード、種族スキルカード、戦力カードも受け取ってください。  施設カードは種族カードの左側に並べてください。戦力カードは手元に伏せて置いておきます。 3)スキルの配布  スキルをよくシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配ってください。  配られたカードは手元に伏せて置き、この伏せたスキルカードは、ゲーム中好きなタイミングで中を確認することができます。  カード立てなどある場合は、それを使用してもらっても構いません。  残ったカードはスキル山とし、全員が取りやすい位置に置いてください。 4)ワールド準備  6枚の創世カードを、エリアタイル群から少し離した場所に表向きで並べます。  並べたら、【フリー】の上に【ストック】からキューブを2個置き、これをマーカーとしてください。  次に、エピックカードをよくシャッフルして山にし、全プレイヤーは4枚ずつ引いて手札とします。これが最大手札枚数となります。 5)プレイヤー準備  じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定し、スタートプレイヤーマーカーを受け取ってください。  次に、スタートプレイヤーから時計回りで順番に、【ストック】から7個キューブを得て≪戦意≫≪食料≫≪信仰≫の3つのリソースへ好きなように分けて配置します。ただし、設定された最大数以上に配置することはできませんし、≪神の怒り≫に配置することもできません。  次に、種族スキルの好きな方を選んで表向きにし、それを【スキル置き場】に配置します。  この配置された種族スキルの効果は、ゲーム開始時から適用されます。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドと呼ばれる単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで手番を繰り返し、全員が1手番を終えるとラウンドが終了します。そして、10ラウンド目が終わったら最終決算を行いゲーム終了となります。  自分の手番になったら、以下の手順に従ってゲームを進行させてください。 1:エリア選択  「マーカーの乗せられていない」【1】〜【5】の創世カード、あるいは【フリー】から2枚を選び、その選んだカードにマーカーを移動させます。この移動は同時に行い、マーカーを移動させた後のカードを「マーカーの乗せられていない創世カード」として扱うことはできません。  【フリー】は1〜5の好きな数字を選ぶことができますが、≪信仰≫を1個支払う必要があります。2枚とも【フリー】を選択することもできますが、その場合は≪信仰≫を2個支払ってください。  次に、選んだ2枚の数字を低い順に並べ、それと同じ番号のエリアタイルが、この手番における【創世エリア】となります。  例えば、4と2を選んだら、2−4が【創世エリア】となります。 2:創世フェイズ  「神の怒り」「ワーカー配置」「手札配置」「人口増加」「スキルセット」の順番で処理を行います。 ◇神の怒り(Wrath of God)  ≪神の怒り≫を3個以上持っていれば、その「全て」を支払って【創世エリア】に天変地異を引き起こすことができます(これは任意で、行っても行わなくても構いません)。  ≪神の怒り≫を3個支払ったら、【創世エリア】の好きなマスを1つ選んで、そこに配置されている全てのワーカーを持ち主の手元へ戻してください。タウンはそのままにします。  ≪神の怒り≫を4個支払った場合、好きなマスを2つまで選び効果を適用することができます(1マスだけ選んでも構いません)。タウンはそのままにします。  ≪神の怒り≫を5個以上支払った場合、好きなマスを3つまで選び効果を適用することができます(1マス、あるいは2マスだけ選んでも構いません)。タウンは破壊され、タウントークンを裏向きにします。  その後、自分の種族が適性を持つ地形トークンを、【創生エリア】のエリア番号の書かれた中央マスに配置します。以降、このエリアの全てのマスは、この地形トークンと同じ地形(=色)であるとして扱ってください。  この地形トークンは各エリアにつき最新の1個だけ有効で、後から何らかの効果により地形トークンが置かれる場合は差し替えとなります。 ◇ワーカー配置  【創世エリア】の好きなマスに、ワーカーを1個配置してください。  自分や他のプレイヤーのワーカー、タウンが配置されているマスにも配置できます。ただし、1つのマスに自分のワーカーは複数共存できず、手番終了時に調整(※後述)されます。  また、マスには「平地(緑)」「山岳(灰)」「砂漠(黄)」「凍土(白)」「海(青)」の5種類があり、ワーカーを配置するマスが「平地(緑)」か、各種族の適性マス(=種族と同じ色)であれば、そのまま配置できます。  そうでない場合、≪食料≫を1個支払ってください。  グロリアスの適性マスは平地なので、他の種族に比べてワーカーを置ける自由度の低いことに注意してください。  手元にワーカーが残っていない、あるいは≪食料≫を支払えない場合、ワーカーを配置することはできません。 〇ワーカーの追加配置  ≪食料≫1個を支払う毎に、追加でワーカーを1個配置できます。  この追加で配置するワーカーも配置のルールを守る必要があり、必要があれば配置の際に≪食料≫を支払ってください。 ◇手札配置  好きな手札1枚を、各自の【世代置き場】へ表向きに配置します。  【世代置き場】には6つの「世代」と呼ばれるスロットがあり、左から順に第1世代〜第6世代を表します。1ラウンド目は左端の【第1世代】に手札を配置してください。  2ラウンド目以降は、前ラウンドと同じ世代へ手札を配置するか、あるいは1つ右の新しい世代へ配置できます。同じ世代へ配置する場合は、「世代継続」の処理を行ってください(1ラウンド目も、この世代継続処理を行います)。  新しい世代へ配置する場合は、「世代交代」と呼ばれる決算処理を行ってください(ただし、【第6世代】にまで到達していたら、それ以上世代交代はできません)。 〇御無心  手札を配置する際、好きなスキルカード1枚を代わりに配置することによって、配置したカードを好きなカードとして扱うことができます。そして、手札から好きな1枚を捨て札にしてください。  配置したスキルカードは手元へ戻すことができず、また効果も適用されません。  使わなさそうなスキルを捨てることで、手札事故をある程度防ぐことができます。 ◎世代継続  手札1枚を(配置されている中で)最も右端にある世代の一番上に表向きで配置します。  次に、配置したカードのアクションを”配置した世代の枚数”回適用してください。これは、この手番で配置したカードも枚数に含めます(従って、1ラウンド目は必ずアクションを1回適用となります)。  それが終わったら、カードの種類に応じて以下のアクション効果を適用してください。  また、アクション効果は必要がなければ回数が残っていても止めることができます。 ・祝福  神の加護を与え、闘争心と結束力を高めます。  アクション1回につき、≪戦意≫1個を得ます。ただし、最大数を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・労働  民を働かせて食料を生産させます。  アクション1回につき、≪食料≫1個を得ます。ただし、最大数を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・奇跡  神の力を示し、民の信仰心を高めます。  アクション1回につき、≪信仰≫1個を得ます。ただし、最大数を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・啓示  神託を与え、民を新しい地へと導きます。  【創世エリア】に配置されている自分のワーカー1個を選び、1アクションにつき1マス分、隣接するマスへ移動させます。この効果により、【創世エリア】外のマスへ移動させることはできますが、【創世エリア】外へ移動したワーカーをさらに移動させることはできません。  また、同時に移動先マスの地形を無視し、≪食料≫を支払うことなく移動させることができます。  ワーカーが複数いた場合、アクション回数を任意に振り分けることもできます。 ・繁栄  経済、文芸を奨励し、民を富ませます。  アクション1回につき1VPを得ます。 ◎世代交代  1つの世代が終わり、新たな都市の建設と共に次の世代が始まります。  ただし、【第6世代】にまで到達しているか、あるいは都市の建設条件(※後述)を満たさない場合、世代交代は行えません。  世代交代したら、1つ右側の新しい世代に手札を配置し、配置したカードに応じたアクションを1回行ってください。また、アクションを行った後、手札を好きなだけ捨て札にすることができます。  最後に、スキル山から2枚引き、好きな方を選んで他のスキルカードと一緒にして伏せて手元に置きます。選ばなかったカードは捨て札とし、スキル山が尽きたら捨て札をリシャッフルして山を作り直してください。 ◇人口増加  施設カードのマスに配置されたキューブを≪人口≫とし、この≪人口≫が増加します(増加するのは自分の施設だけです。他のプレイヤーの施設は増加しません)。  ただし、「世代継続」か「世代交代」の、どちらを行ったかで処理が異なります。  また、スキルなどによって≪人口≫が1個以上増える場合、マスに配置できない場合もあります。その際は、キューブを【ストック】へ戻してください。 〇世代継続  ≪人口≫が1個増えます。  好きな施設カード1枚に、キューブを1個配置してください。 〇世代交代  全ての施設で≪人口≫が増える可能性があります。  ≪人口≫が1個でもある施設カードがあれば、その全てにキューブを1個ずつ配置してください。 ◎施設起動  施設カードの全てのマスが埋まっていたら、それを全て取り除いて【ストック】へ戻し、各施設カード毎に設定された効果を適用してください。  この効果は、現在の世代(=右端の世代)に応じて強化されることもあります。  また、スキル効果などにより、異なるタイミングで≪人口≫が増加することがあります。  その場合も、施設カードの全てのマスが埋まったら直ちに上記処理を行ってください。 ◇スキルセット  新しいスキルを1つ獲得します。  伏せてあるスキルカードの中から好きな1枚を選んで、獲得したいスキルの”コストの数字”分だけ≪信仰≫を支払い、【スキル置き場】の「現在の世代」の下側へ表向きに配置してください。コストが支払えても、セットできるスキルは1手番につき1枚のみとなります。  セットされたスキル効果は、「この手番の終了後から」以後ゲームが終了するまで常時適用されます(スキルによっては、1度だけ任意のタイミングで効果を適用するものもあります)。各テキストの指示に従って、効果を適用してください。  また、スキル効果は基本的には自分の手番中のみ効果が適用されます。他のプレイヤーの手番でも効果が適用されるものは、テキスト中に「他のプレイヤーの手番でも適用される」と記載されています。 3:戦争フェイズ  【創世エリア】に「複数のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されているマス」があれば、それを【係争マス】として戦争が発生します。【創世エリア】内に【係争マス】が複数あれば、同時にその全てが戦争状態となり、ワーカーやタウンを配置しいる全てのプレイヤーが強制的に参戦となります。  この時、(啓示のワーカー移動などによって)【創世エリア】以外のエリアに【係争マス】ができても、そこは戦争対象外となります。【創世エリア】のみ戦争状態となり、処理が行われます。  また、【係争マス】に手番プレイヤーのワーカーやタウンが配置されていない場合でも戦争は発生します。  戦争が発生したら、参戦するプレイヤーは戦力を計算します。  【創世エリア】内に配置されている自分のワーカーとタウンを、1個につき1戦力としてください。また、手番プレイヤー以外のプレイヤー(=防御側)は、【係争マス】に適性があれば追加で1戦力を得ることができます。  次に、手番プレイヤーから時計回りで順番(手番プレイヤーが参戦しない場合、手番プレイヤーから時計回りで最も近い参戦プレイヤー)で、戦力カードから好きな1枚を選んで伏せて場に置きます。  この時、≪戦意≫を使用することもでき、≪戦意≫のマスに置かれたキューブを好きなだけ戦力カードと一緒に出すこともできます。この使用された≪戦意≫は1個につき1戦力として数えられます。  参戦する全てのプレイヤーが上記処理を終えたら、各自の戦力カードを表向きにしてその数字を戦力に加え、最も戦力の大きいプレイヤー1人が「勝利」し、残りのプレイヤーは「敗北」します。勝者が複数いる場合、それらは「引き分け」となり、残りのプレイヤーは「敗北」します。 〇戦後処理  各自、使用した戦力カードを使用済みとし、≪戦意≫を使用していたらキューブを全て【ストック】へ戻します。この使用済みになった戦力カードは表向きのまま置いておき、どの戦力カードを使用したか他のプレイヤーに分かり易く提示してください。  また、戦力カードがなくなった場合、使用済みになっている戦力カードを全て伏せて、新しい戦力カードとしてください。  結果に応じて以下の処理を行います。  【係争マス】が複数ある場合、全ての【係争マス】に同じ結果が適用されます。【創世エリア】外は戦争結果が適用されませんので注意してください。 ・勝利  勝利トークンを1個得て、その後に”勝利トークン数”分のVPを得てください。 ・敗北  ≪神の怒り≫1個を得ます。  【係争マス】に配置された自分のワーカーを全て手元に戻し、タウンであればタウントークンを裏返して破壊状態にしてください。  また、戦力カードが残っていたら、その中から好きな1枚を選んで表向きにし使用済みにすることもできます。これは任意で、行わなくても構いません。また、これによって戦力カードがなくなったら、同様に使用済みになっている戦力カードを裏返し、新しい戦力カードとすることができます。 ・引き分け  そのまま処理を終了します(1つのマスに複数のプレイヤーのワーカーが残されたまま、次のフェイズへ進みます)。  VPを得ることも、ワーカーが取り除かれたりタウンが破壊されることもありません。 4:建設フェイズ  タウンを建設するか、あるいは再建することができます。  これは、条件を満たしていれば【創世エリア】以外でも行うことができます。  ただし、タウンは1つのマスに2つ配置できません。これは、他のプレイヤーのタウンであっても、破壊されたタウンであっても配置できません。 ◎タウンの建設  この手番で「世代交代」を行っていたら、自分のタウンを1つ建設します。  自分の好きなワーカー1個(【創世エリア】以外でも可)を手元へ戻してタウントークンを配置します。 ◎タウンの再建  破壊されたタウン(=裏向きのタウントークン)と同じマスに自分のワーカーが配置されていたら再建します。タウンを表向きにし、そのワーカーを手元へ戻してください。  【創世エリア】外であっても、この条件を満たせばタウンの再建は行われます。 5:終了フェイズ  手番を終了します。  以下の手順で処理を行ってください。 ◎手札の補充  山から最大手札枚数まで手札を補充します。もしも山が途中で尽きたら、捨て札をリシャッフルして山を作り直してください。 ◎ワーカー整理  1つのマスに自分のワーカーが複数配置されている、あるいはワーカーと自分のタウンが同時に配置されている場合、ワーカーを整理する必要があります。  マスに残るのがワーカー1個、あるいはタウンだけになるよう、ワーカーを手元へ戻してください。 ◎決算  「世代交代」をしていたら決算処理を行います。全エリアを見て、自分の「支配力」を確認してください。  1つのエリアに自分のワーカーが2マス以上配置されていたら「そのエリアに対して支配力がある」と判定します。そのマスに他のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されていても良く、1つのエリアに対して複数のプレイヤーが支配力を得ることもあります。  また、自分のタウンが1つでも配置されていたら、ワーカーの有無に関わらず支配力を得ることができます。ただし、破壊されていたら、再建されるまでこの効果は失われます。  支配力数を確認したら、左隣の世代(=この手番開始時の世代)の枚数を数え、”枚数×支配力数”分のVPを得てください。    □    □     左図の場合、世代交代して【第3世代】になったので、対象となるのは【2世代】  □ □     支配力数が5なら、4(第2世代の枚数)×5=20VPとなる  □ □ ■  1 2 3 〇版図ボーナス  支配力を得ているエリアが隣接している場合、その”隣接数”分のVPを追加で得てください。  以上の処理が終わったら、左隣のプレイヤーへ手番を渡します。  スタートプレイヤーに手番が渡されたら、新しいラウンドとしてください。  これを繰り返し、10ラウンドが終わるとゲームが終了します。  ゲームが終了したら、最終決算を行ってください。 ■ 最終決算 〇勢力ボーナス  破壊されていないタウン1つにつき3VPを得てください。  また、適性マスに配置されているワーカー1つにつき1VPを得てください。 〇世代ボーナス  各世代毎の配置枚数を見て、最も多いプレイヤーは4VPを得てください。複数いたら、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先されます。 〇スキルボーナス  ゲーム終了時に適用されるスキルがあれば、その内容に従ってVPを得てください。  最後に、VPの最も高いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いれば、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。