■■ ポピュラス 草案21 ■ 問題点  情熱が結局消費しない。  信仰についても面倒臭さが上回る為、ここら辺は一旦もとに戻すのが良いかと思われる。  まず、アクション回数増加が分かり難く、またどうせしないのでルールとして削る。  繁栄の効果も元に戻し、VPは最大3、リソースの変換もあり。とする。表記上、神の怒りはリソースではないと明言し、削る。  戦争も戦意を削る形式にしないと成立しないか。  やはり、現状の形式だと心理的に高くしないとダメだし、減衰方法があってもそれを選択することはないように思われる。また、戦後の減衰も忘れる。サイコロを振る前処理でないと忘れるのは仕方ないか。  前消費型の問題点は、使用の可否を順番で決めなければならないこと。そして、どちらかが大量に仕込む、という一方的なケースが多すぎることの2点。また、使用の可否を忘れて振る、ということも多いし、ここをスムーズに解決できれば一番良いのだが。  振った後に足す形式は?  負けてる方から順番に1回だけ足す権利があるとする。ただ、この場合は勝つか負けるかしかないので、前に足すよりも更に使用は限定される。  んー  戦争したらとにかく戦意を減らさなくてはならなくて、減らせなかったら戦力0になる。という食料と同じルールにしてみる。これは、防御側も減らす。  で、多分戦力0が言い過ぎなので、このペナルティをもう少し減らす。  あー、これはどうか。  戦意を1消費する毎にサイコロを大きくできるとする。  通常6面体だが、1消費で8、3消費で12、6消費で20という感じ。これでいいか。  ただ、どっちが先に宣言か。という問題は付きまとう。手番プレイヤーだけに限定してしまうとか? 超攻撃力偏重ゲームにはなるが。  適性地形ボーナスについては、振り足しではなく単純に同値勝利とか?  適性ボーナスをD8にする。  戦意は、結局ランダムな数の差を覆して安定性を高める要素なので、これはそのまま残すしかない。  宣言順だけもう少し何とかできないか。  2人の時は問題ないが、3人以上、手番プレイヤー不在が面倒過ぎる。  手番プレイヤーのみ先宣言、防御プレイヤーは後宣言というやり方もあるが、3人以上の時にどうにもならない。まぁ、殆どない事態だし、今の宣言順ルールでいいか。 (!--大まかな変更点--) ・神の怒りの使用タイミングを明確化 ・信仰を支払うことで、神の怒りを溜められるよう変更 ・アクション増加を信仰→戦意(情熱)に変更。戦意から情熱に用語変更 ・繁栄後、信仰が1減衰するよう変更 ・戦争時の適性効果を、出目が自動的に最大値になるよう変更 ・戦争時の戦力増加効果を廃止 ■ 概要  世界を創造し、自分の民を繁栄させよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇エリアタイル(15枚)  世界を表すタイルです。  3マスから構成され、中央部に1〜5の2つの数字によってエリア番号が付けられています。  また、マスには5種類の地形があり、「平地(緑)」以外の適性のない地形に配置する為にはフードが必要となります。 ◇創世カード(6枚)  1〜5の数字が書かれたカードと、どの数字としても使える【フリー】の2種類があります。 ◇エピックカード(90枚)  神の御業と、文明の発展を表したカードです。  「祝福」「労働」「奇跡」「啓示」「繁栄」の5種類があり、それぞれにアクション効果が設定されています。 ◇ワーカーポーン(50個)  各種族毎に10個ずつあります。  自分の民を表すポーンです。 ◇タウントークン(25個)  各種族毎に5個ずつあり、裏面は破壊された状態を表します。  小さな集落を表し、エリアの支配力を高めます。 ◇地形リング(青8個、その他各3個)  各地形に対応した色のリングがあり、上書きされたそのエリア全体の地形を表します。 ◇種族ボード(5枚)  自らの民を表します。 ◇スキルカード(10枚+30枚)  各種族が持つスキルです。  各種族毎の基本スキルが2枚ずつと、追加で得られるスキルが30枚あります。 ◇サイコロ(2個)  戦争時に判定で使用する6面体サイコロです。 ◇キューブ( 個)  各リソースの数やマーカーとなる汎用キューブです。 ◇VPトークン  各プレイヤーの民が得ている栄誉(VP)を表します。 ■ ゲームの準備 1)天地開闢  「1−1」「2−2」「3−3」「4−4」「5−5」の5枚を取り除きます。そして、残ったエリアタイルをよくシャッフルし、以下の手順で表向きに配置してください。  まず1枚を中央に配置します。  次に、配置された1枚を中心に、その周囲に6枚配置します。この7枚をベースとします。  そうしたら、ベース最外周の適当な位置に残った3枚を適当に配置してください。  ここまでで10枚配置となります。  3人プレイならこれで配置完了です。4人プレイであれば、最初に取り除いた中からランダムで2枚、5人プレイであれば4枚を、追加で適当な位置に配置します。ただし、配置する際は必ずベース最外周に隣接させてください。  こうして配置された一群のエリアタイルが、今回のゲームの舞台となります。 2)プレイヤー準備  プレイヤーは種族ボードを1枚選び、その種族を神であるあなたを信奉する「民」とします。  そして、種族毎のワーカーとタウン、基本スキルを受け取ってください。  次に、(基本スキルを除いた)スキルカードをよくシャッフルし、全プレイヤーに5枚ずつ配って手札とします。  各プレイヤーは手札から好きな1枚を選んで伏せ、残った手札を左隣のプレイヤーに渡してください。  これを繰り返して手札がなくなったら、選んだ5枚と基本スキル2枚の7枚を伏せて置いておきます。この伏せたスキルカードは、ゲーム中好きなタイミングで中を確認することができます。  選ばなかったカードはゲームに使用しませんので、箱へ戻すなどしてください。 3)カード準備  6枚の創世カードを、エリアタイル群から少し離した場所に表向きで並べます。  並べたら、オールマイティの上に【ストック】からキューブを2個置き、これをマーカーとしてください。  次に、エピックカードをよくシャッフルして山にし、全プレイヤーは4枚ずつ引いて手札とします。  これが最大手札枚数となります(最大手札枚数は、ゲーム中に変わることがあります)。 4)リソース配分  各プレイヤーは【ストック】からキューブを7個得て、≪情熱≫≪食料≫≪信仰≫の3つの【リソース置き場】へ、好きなように振り分けて配置します。ただし、≪神の怒り≫には配置できません。また、各【リソース置き場】の最大数は6となり、6個以上配置することもできません。  以降、配置されたキューブは各置き場の名称のリソースとして扱われます。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定し、スタートプレイヤーマーカーを受け取ってください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドと呼ばれる単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで手番を繰り返し、全員が1手番を終えるとラウンドが終了します。そして、12ラウンド目が終わるとゲーム終了となります。  自分の手番になったら、以下の手順に従ってゲームを進行させてください。 1:エリア選択  「マーカーの乗せられていない」【1】〜【5】の創世カード、あるいは【フリー】から2枚を選び、その選んだカードにマーカーを移動させます。この移動は同時に行い、マーカーを移動させた後のカードを「マーカーの乗せられていない創世カード」として扱うことはできません。  【フリー】は1〜5の好きな数字を選ぶことができますが、≪信仰≫1個を支払う必要があります。支払えない場合、選択することができません。また、2枚とも【フリー】を選択した場合、≪信仰≫3個を支払ってください。  次に、選んだ2枚の数字を低い順に並べ、それと同じ番号のエリアタイルが、この手番における【創世エリア】となります。  例えば、4と2を選んだら、2−4が【創世エリア】となります。 2:創世フェイズ  「神の怒り」「ワーカー配置」「手札配置」の順番で処理を行います。 ◇神の怒り(Wrath of God)  ≪信仰≫3個を支払って≪神の怒り≫1個を得るか、≪神の怒り≫を3個以上支払って(2個以下は不可)【創世エリア】に天変地異を引き起こします。  これらは任意で、行っても行わなくても構いません。  ≪神の怒り≫を支払ったら、サイコロを1個振ります。  次に、出目に応じた【創世エリア】のマス(1〜2、3〜4、5〜6)に配置されているワーカーを、持ち主の手元へ戻してください。タウンなら、破壊されて裏返しにされます。ワーカーとタウンが同時に複数配置されていたら、その全てに同じ処理を適用してください。  もしも、≪神の怒り≫を4個取り除いた場合、出目を自由に決めることができます。  さらに、≪神の怒り≫を5個以上取り除いた場合、好きな2マスを選び効果を適用することができます(1マスだけ選んでも構いません)。  その後、好きな色の地形リング1個を選び、【創生エリア】のエリア番号の書かれた中央マスに配置します。以降、このエリアの全てのマスは、この地形リングと同じ地形(=色)であるとして扱ってください。  この地形リング1つのエリアにつき最新の1個だけ有効で、後から何らかの効果により地形リングが置かれる場合は差し替えとなります。 ◇ワーカー配置  【創世エリア】の好きなマスに、ワーカーを1個配置してください。  他のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されているマスでも配置できます。  ただし、1つのマスに自分のワーカー、あるいはタウンは1個しか残せません。手番終了時に調整されるので注意してください。  また、マスには「平地(緑)」「山岳(灰)」「砂漠(黄)」「凍土(白)」「海(青)」の5種類があり、ワーカーを配置するマスが「平地(緑)」か、(あれば)種族毎に適性のある地形(=色)であれば、そのまま配置できます。  そうでない場合、≪食料≫1個を支払ってください。  手元にワーカーが残っていない、あるいは≪食料≫を支払えないなどの場合、ワーカーを配置することはできません。 〇ワーカーの追加配置  ≪食料≫を支払うことで追加でワーカーを配置できます。  ≪食料≫1個を支払えば追加でワーカー1個、≪食料≫3個を支払えば追加でワーカー2個、≪食料≫6個を支払えば追加でワーカー3個を配置できます。それ以上は追加で配置することができません。  また、この追加で配置するワーカーも配置のルールを守る必要があり、必要があれば配置の際に≪食料≫を支払ってください。 ◇手札配置  1ラウンド目は、好きな手札1枚を「通常配置」か「裏面配置」してください。  この配置したカードを【現代】と呼び、カードの種類に応じたアクションを1回適用します。そして、2ラウンド目からは「通常配置」「裏面配置」の他に「世代交代」を行えるようになります。  また、手札配置の際に≪情熱≫を支払うことにより、アクション数を追加で増やすこともできます。 〇通常配置  手札1枚を【現代】の一番上に表向きで配置します。  次に、配置したカードのアクションを”【現代】に配置されている枚数”回適用してください。  この時、世代交代を1回でも行っていて【旧世代】があった場合、以下のチェックを行います。  まず、【現代】に配置したカードと同じカード(裏面配置は除く)が、「一番上に配置されている」【旧世代】があるかどうかを見ます。あれば、その【旧世代】の枚数を「継承力」とします。  そして、継承力が今回行うアクション回数よりも多かった場合、アクション回数が”継承力”回に増加します。  例えば、「祝福」が一番上に配置されている3枚で構成された【旧世代】があったとして、【現代】の1枚目に「祝福」を配置したら、本来は1回の筈のアクションが3回になります。  ただし、対象となる【旧世代】が複数あったとしても、この効果が適用されるのは最も配置枚数の多い【旧世代】1つになります。  例えば、同条件で「祝福」が一番上に配置されている2枚で構成された【旧世代】があったとしても、一番多いのは3枚なので、アクション回数は3回となります。  それが終わったら、種類に応じて以下のアクション効果を適用してください。  また、アクション効果は必要がなければ回数が残っていても止めることができます。 ・祝福  神の加護を与え、闘争心と結束力を高めます。  アクション1回につき、≪情熱≫1個を得ます。ただし、6個を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・労働  民を働かせて食料を生産させます。  アクション1回につき、≪食料≫1個を得ます。ただし、6個を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・奇跡  神の力を示し、民の信仰心を高めます。  アクション1回につき、≪信仰≫1個を得ます。ただし、6個を超えた分は得られず【ストック】へ戻されます。 ・啓示  神託を与え、民を新しい地へと導きます。  【創世エリア】に配置されている自分のワーカー1個を選び、1アクションにつき1マス分、隣接するマスへ移動させます。この効果により、【創世エリア】外のマスへ移動させることも、また【創世エリア】外へ移動したワーカーをさらに移動させることもできます。  また、同時に移動先マスの地形を無視し、≪食料≫を支払うことなく移動させることができます。  ワーカーが複数いた場合、アクション回数を任意に振り分けることもできます。 ・繁栄  経済、文芸を奨励し、民を富ませます。  アクション1回につき1VPを得ます。ただし、所持している”≪信仰≫”数までしか得られません。  また、必要があればアクション1回につき、手札1枚を捨て札にすることができます。これは任意で、VPだけ得て手札を捨て札にしないことも選択できます。  繁栄後は、(あれば)≪信仰≫を1個失います。 〇裏面配置  通常配置と同じ処理を行いますが、「祝福」「労働」「奇跡」「啓示」「繁栄」の中から、好きなアクションを1つ選んで行うことができます。  ただし、一番上が裏面配置だとその【旧世代】は継承力を失う他、ゲーム終了時の「最終決算(※後述)」で不利になるので注意してください。 〇世代交代  1つの世代が終わり、新たな都市の建設と共に次の世代が始まります。  【現代】の右側に新しい【現代】を作り、これまでの【現代】を【旧世代】とします。【現代】は常に右端の1つだけですが、【旧世代】はいくつあっても問題ありません。  そして、新しい【現代】に、通常配置か裏面配置のどちらか好きな方を行ってください。  次に、手札を好きなだけ捨て札にすることができます。 ◎アクションの追加  手札を配置する際(通常配置、裏面配置のどちらでも可。世代交代時も可)に、≪情熱≫を支払うことでアクション回数を増加させることができます。  ≪情熱≫1個を支払えば追加でアクションを1回、≪情熱≫3個を支払えば追加でアクションを2回、≪情熱≫6個を支払えば追加でアクションを3回増やせます。それ以上は増やすことができません。 3:戦争/調停フェイズ  【創世エリア】に「複数のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されているマス」があれば、それを【係争マス】として戦争か調停が発生します。【創世エリア】内に【係争マス】が複数あれば、同時にその全てが係争状態となり、ワーカーやタウンを配置しいる全てのプレイヤーが強制的に参戦となります。  この時、(啓示のワーカー移動などによって)【創世エリア】以外のエリアに【係争マス】ができても、そこは係争対象外となります。【創世エリア】になって始めて係争状態となり、処理が行われます。  手番プレイヤーは「戦争」か「調停」のどちらかを選んで処理を行ってください。  この時、どちらを選んでも全ての【係争マス】に対してその処理が適用されます。複数の【係争マス】がある状態で、個別に戦争と調停を振り分けることはできません。  もしも、【係争マス】に手番プレイヤーのワーカーやタウンが配置されていない場合、強制的に戦争が発生します(調停は選択できません)。 ◎戦争  参戦するプレイヤーは戦力を計算します。  【係争マス】と、その【隣接マス】(【創世エリア】外も可)に、自分のワーカーやタウンが配置されていたら1個につき1戦力を得てください。【係争マス】が複数ある場合、その全ての【隣接マス】から戦力を算出します。  次に、各自サイコロを1個振って出目を戦力に加えてください。  この時、出目の最大値は所持している”≪情熱≫の数”となり、最大値を超えていたら最大値まで目の値が減らされます。もしも、【係争マス】(複数あれば、そのいずれか1つでも)に適性があれば、サイコロを振らずに出目がこの最大値になります。 〇戦後処理  戦力を比べて、高い方が戦争に勝利します。  同値であれば引き分け、少なければ敗北となります。  戦争に勝利したら、(あれば)≪情熱≫1個を失います。  引き分けであれば、そのまま処理を終了します。  敗北したら、敗北したプレイヤーは【係争マス】に配置された自分のワーカーを手元へ戻し、≪神の怒り≫1個を得てください。タウンが配置されていたら、タウンを裏返しておきます。この裏返されたタウンは破壊された都市を表していて、再建(※後述)されるまでタウンとして扱うことはできません。  【係争マス】が複数ある場合、全ての【係争マス】に同じ結果が適用されます。  ただし、【創世エリア】外の【係争マス】は戦争の結果を適用されませんので注意してください。  3人以上のプレイヤーが戦争に参加した場合も同様に処理を行います。  例えば、プレイヤーAが7戦力、プレイヤーBが3戦力、プレイヤーCが7戦力だったとします。この場合、プレイヤーAとプレイヤーCは引き分けでワーカー、タウンはそのまま。プレイヤーBは敗北で、ワーカーを手元へ戻し、タウンを裏返してください。 ◎調停  手番プレイヤーは、他の参戦したプレイヤーに≪食料≫を支払って領土を割譲してもらいます。  係争状態にある他のプレイヤー全てに、≪食料≫を3個ずつ渡してください。  その後、≪食料≫を受け取ったプレイヤーは、【係争マス】に配置されている自分のワーカーを全て手元へ戻します。タウンはそのまま配置しておいてください。 4:終了フェイズ  手番を終了します。  山から最大手札枚数まで手札を補充します。もしも山が途中で尽きたら、捨て札をリシャッフルして山を作り直してください。  次に、破壊された(=裏向きにされた)タウンと同じマスに自分のワーカーが配置されていたら、都市を再建します。タウンを表向きに直してワーカーを手元へ戻してください。  また、1つのマスに自分のワーカーが2個以上配置されている場合も、1個になるようワーカーを手元へ戻します。自分のタウンとワーカーが同時に配置されていたら、タウンを残しワーカーを手元へ戻してください。  これらの処理を行った後、「2:創世フェイズ」中に世代交代をしていたら決算処理を行います。 〇決算  まず、タウンを建設します。  タウンは好きなエリア(【創世エリア】以外でも可)に建設することができ、自分のワーカーを1個手元へ戻し、タウンを代わりに配置してください。  ただし、1つのマスにタウンは2個配置できず、また他のプレイヤーのタウン(破壊されたタウンも含む)があるマスにも配置できません。  これらの条件を満たさず、配置できるマスがない場合、世代交代を行ってもタウンは建設できません。  次に、伏せてあるスキルカードの中から好きな1枚を選んで、【スキル置き場】に表向きに配置してください。  この配置されたスキル効果は、この手番の終了後から以後ゲームが終了するまで常時適用されます。各テキストの指示に従って、効果を適用してください。  それが終わったら、マジョリティ数を確認します。  マジョリティはエリアの支配力を表していて、1つのエリアに自分のワーカーが2マス以上配置されていると「そのエリアのマジョリティがある」と判定します。そのマスに他のプレイヤーのワーカーやタウンが配置されていても良く、1つのエリアに対して複数のプレイヤーがマジョリティを得ることもあります。  タウンは1個でも配置されていたら、マジョリティを得ることができます。ただし、破壊されていたら、再建されるまでこの効果は失われます。  マジョリティ数を確認したら、【現代】の左隣の【旧世代】(=この手番開始時の【現代】)の枚数を数え、”枚数×マジョリティ数”分のVPを得てください。  以上の処理が終わったら、左隣のプレイヤーへ手番を渡します。  スタートプレイヤーに手番が渡されたら、新しいラウンドとしてください。  これを繰り返し、12ラウンドが終わるとゲームが終了します。  ゲームが終了したら、最終決算を行ってください。 ■ 最終決算  各プレイヤーは、配置されている自分のワーカー1個につき1VP、(破壊されていない)タウン1個につき3VPを得てください。  次に、裏面配置されているカードがあればそれを全て捨て札にしてください。  そして、全ての世代でマジョリティ判定を行います。  各世代を左から順に第1世代、第2世代……とし、各世代毎に最も枚数の多いプレイヤー(複数可)は4VPを得てください。  その他、ゲーム終了時に適用されるスキルに応じたVPを得てください。  最後に、VPの最も高いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いれば、【種族ボード】に残っているタウンの多い方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。