■■ スターゲイト 草案5 ■ 問題点  ルール的には概ね問題なさそうな感じ。  ただ、惑星やクルーのバリエーションが欲しい、という要望もある。  また、テーマ的にもっとキャッチーにした方がいいのでは、という意見も。  まぁ、見た目をオシャレなフラット系デザインにする。という感じでも良いかも知れない。  クルーの能力格差がちょっとマズイ気がする。  特に人気なのがキューブ増やす系。まずこれを選ぶ、という状況があまり良くない。何が問題かと言うと、増やした分を他の多く配置するカードで取り返せるので、結局通常手番数分より1個多く配置できることになる。というのがあり、しゃがむ行為が全く無駄になっていない。  また、後置き優先としたため、序盤に少なく置き、様子を見て後からたくさん置く方が有利。  そもそもの問題点として、リソースを都度補給が面倒くさい。  また、リソースをさっさと枯らして終了というのも、当たり前ではあるがキューブ補充を何回取るか、でしか変わらない。上に、結局それをやったプレイヤーが1人でもいたら全体ラウンド数が短くなると、ちょっと良くない感じになっている。  まず、都度補充をなくし、最初から15個なら15個持ってることにしてしまう。  で、終了トリガーを規定数惑星が埋まったら。とかに変更する。それに合わせて、惑星のマス数を調整。  そうなると、単純にたくさん置けた方が有利にはなる。が、それを前提として能力を作り直すのが良いだろう。  問題はリソースが少ないこと。  どうやってカード効果を増やすのか。また、惑星をどうするか。  特殊効果のある惑星が少しあっても良いのかも知れないが、どう規定するのか。多分、最後に置いたキューブの惑星の特殊効果が適用される。みたいな感じで良いかも知れないが、どういった効果を付けるのか。例えばデメリット効果とか。あるいは、キューブを何らかの資源に変換する、みたいなのでも良いかも知れない。倍付得点的な。  全部の惑星に効果はないんだから、特定の惑星1つか2つにあってもいいだろう。  で、通常のクルーは、例えば惑星の色に応じて何かある。とか。  1人プエルトリコ方式で、選ばれないと配置数が増えるヤツとか。  全マスが埋まった惑星に追加で1個置けるヤツとか。  惑星開発できるヤツがいてもいいかも知れない。  まぁ、なんかあるかもしれない。  各惑星毎に拡張枠を付けるにしても、どのクルーの効果によってそれが埋まったのか分からないので厳しいか。例えば、クルーの位置と数を固定し、その数分のスロットを付ける。で、その特殊拡張枠の番号に応じた個所にキューブを配置し、最終的に効果を得る。  みたいなやり方であれば、上手く処理できるのではないだろうか。 (!--大まかな変更点--) ・クルーの取得方法を変更 ・スキル変更、クルー1人削除 ・マジョリティを後ろ優先に変更 ■ 概要  未開の惑星へ降り立ち、先史文明を調査しよう! ■ コンポーネント  3〜4人用 ◇惑星カード(12枚)  星図にない未開惑星を表すカードです。  惑星には「火山惑星(赤)」「海洋惑星(青)」「ガス惑星(黄)」「原始惑星(緑)」の4種類が、3枚ずつあります。 ◇クルーカード(6枚)  惑星調査に同行させることができる、一流の専門家たちを表したカードです。  調査できる時間と、固有のスキルを1つ持っています。 ◇キューブ(60個)  調査に費やした時間を表すキューブです。  4色15個ずつあります。 ■ ゲームの準備  惑星カードをよくシャッフルし、プレイ人数に応じた枚数を、表向きで円状に並べてください。  プレイ人数が3人なら5枚、4人なら7枚を使用します。残った惑星カードは使用しません。ゲームから取り除いてください。  また、この並べられた1枚1枚のカードを【惑星】とします。  クルーカードは【惑星】の内側に表向きで並べ、ここを【クルー置き場】としてください。  次に、各自好きな色を1つ選んで、その色のキューブ3個を手元に置いてください。  残ったキューブはプレイの邪魔にならない適当な場所に置き、そこを【ストック】とします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  いずれか1人のキューブが【ストック】から尽きたら、そのラウンドの最後にゲームが終了します。  ラウンドが開始したら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全プレイヤーが手番を行ったらラウンドが終了します。  手番になったら、以下の手順で処理を行ってください。 1:クルーの選択  【クルー置き場】から好きなクルーを1枚選んで手元に置き、そのスキル効果を適用します。  スキル効果は必ず適用してください。ただし、キューブなどの配置によっては適用できない場合もあり、その場合は無視します。 〇アームストロング船長  4:2VPを得る 〇オリンズ航海士  3:被らない好きな【惑星】にキューブを配置できる 〇オードリン通信使  3:【惑星】の最後尾に配置された自分のキューブ1個を、別の【惑星】の最後尾に配置する 〇ラヘル博士  2:1つの【惑星】に連続して配置できる 〇アンダーソン測量士  2:【惑星】に配置された、数字が連続するキューブ2個を選んで位置を交換する 〇ベイス機関長  1:キューブを2個得る 2:調査  自分が持つクルーの”時間数”分まで、キューブを【惑星】に配置して調査を行います。  配置する際は、まず好きな【惑星】を1つ選んでください。そして、選んだ【惑星】から時計回りで順番に、【惑星】1つにつきキューブを1個ずつ配置していきます。その際、最も後ろ(=最も数字の大きいマス)に配置してください。  同じ【惑星】に連続して2個配置することはできません。また、マスが全て埋まっている場合は、その【惑星】を飛ばして配置してください。ただし、クルーのスキルによってはその限りでありません。 3:手番終了  【ストック】から自分の色のキューブを2個(足りなければ、あるだけ)補充し、左隣のプレイヤーに手番を渡してください。  全員が手番を終えたらラウンドが終了し、スタートプレイヤーを左隣へ移して新しいラウンドを開始してください。  この時、いずれか1人でも【ストック】に自分の色のキューブが残っていなかったらゲーム終了となります。得点計算を行ってください。 ■ 得点計算  ゲームが終了したら、得点計算を行います。  各【惑星】毎のキューブ数を見て、配置されている数の多い順に順位を決定してください。  同数の場合は、最初の1個がより後ろにある方(=大きい数字)にある方が優先されます。  次に、最も後ろ(=大きい数字)に配置されているキューブの列を見て、1位のプレイヤーはそこに書かれたVPを得ます。以降、順位が下がるにつれて、得られるVPの列が1つずつ上に移動します。  列によっては、その惑星で発生する様々なアクシデントを表す「VP:0」の個所もあります。  それが終わったら、最後に【惑星】の色に応じたボーナスを得ます。  配置された自分のキューブを【惑星】の色毎に分け、最も数の多い”キューブ数”分のVPを得てください。複数あれば、その全てを数えることができます。例えば、4色均等に3個ずつ配置していたら、12VPを得ることができます。  これらを全て合計し、最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いれば、手元に残っているキューブの多い方を優先してください。それも同じなら引き分けとなります。