■■ モンスターレイド 草案8 ■ 問題点  攻撃が当たらないのはやはりよくない。  また、フライングが遠くに配置されてるのもちょっとやり難い。  倒してないのに面クリアというのもどうか。  サイコロの追加は全員D6でよくないか。  んで、D6が5個、D8が4個、D12が3個、D20が2個とか? リーフのみ、D4が4個追加?  現状、シグルド一強で、シグルドをひたすら鍛えるのが正義になっている。  解決策としては、成長ボーナスは基本全員に割り振り、余剰分を好きに分配するとかかな。で、成長ボーナス自体は「1+撃破数」とする。  サイコロ増加をなしにして、ラウンド制にしてみる。  基本的に、最初に持ってるサイコロ数だけ。使い切ったらラウンド終了でモンスターの攻撃。城壁ダメージを受けて、サイコロを回収? ダメージを確定させてダメージ値ッとを乗せる感じか。  んで、ボスを倒したら面クリア。成長数を犠牲にすれば、さっさとボスを倒して終了もある。という感じ。  ダメージチットの管理をどうするか。  乗っけておいて、飛び散ったらどうするか。サイコロだけでも面倒なので、できれば何とかしたい。やはり、個別にモンスターカードを作り、そこにダメージチットを乗せる方法にするしかないか。  Sサイズをなるべく少なめに調整し、ゴブリンとかは逃走などの弱化エフェクトを付ける。 (!--大まかな変更点--) ・各種処理を色々簡略化 ・距離や配置についてあいまいな部分を定義 ・成長方式を全面改訂 ・飛行をアンタッチャブルに ・モンスターの共通アクションアイコン(反撃、防御)を廃止 ・難易度によってエフェクトカードの扱いが変わるよう変更 ■ 概要  次々に襲い来るモンスターを撃破し、町を守ろう! ■ コンポーネント  2〜4人用 ◇ターゲットボード(19枚)  町を襲撃するモンスターです。  1辺は6.5cmで、5角形(小)、6角形(中)、8角形(大)、12角形(特大)の、4つのサイズがあります。  ボード表面にモンスターの名前、HP、スキルアイコンが記載され、ボード裏面にはA〜Cのランクと1〜6の数字が記載されています。  ↓↓ボードサイズ計算サイト↓↓  http://keisan.casio.jp/exec/system/1258355051 ◇冒険者カード(4枚)  町を守る4人の冒険者を表すカードで、それぞれベースカラーが設定されています。  初期ダイスと、成長時の追加ダイス、そして初期スキルが1つ設定されています。 ◇スキルカード(16枚)  特殊な効果を持つスキルです。  各冒険者毎に4枚ずつあり、冒険者を成長させることで、スキルを得ることができます。 ◇エフェクトカード( 枚)  ターゲットボードに差し込む、様々な特殊効果を持つカードです。  この上にサイコロが乗ると、指定されたタイミングで特殊な効果が適用されます。 ◇サイコロ( 個)  攻撃やスキルなどに使用されるサイコロです。  4面体、6面体、8面体、12面体、20面体の5種類があります。 ◇土台(2個)  組み立てることにより、飛行【ターゲット】の土台として使用します。 ◇発射台(3個)  サイコロを打ち出す為の台座です。 ◇ダメージトークン  【ターゲット】や城壁に与えられたダメージ量を表すトークンです。 ■ ゲームの準備 1)冒険者の作成  自分が担当する冒険者を決定します。  プレイ人数に関わらず冒険者は全て使用します。その為、プレイ人数が4人以下であれば、1人で複数の冒険者を担当してください。  担当が決まったら冒険者カードを受け取り、「初期ダイス」で指定された自分の色のサイコロを手元に置きます。  次に自分のスキルカードを4枚受け取って手札とします。  手札ですが、公開しても構いません。手元に置く場合は、【スキル置き場】に配置されたスキルカードと混ざらないよう注意してください。 2)バトルフィールドの準備  テーブルの中央スペースを【バトルフィールド】としてください。  次に、【発射台】を取り易い位置に置いてください(「赤の女帝 パオラ」は【発射台】を使用しないので、それ以外の冒険者を担当するプレイヤーの手が届く範囲であればどこでもよいです)。 3)難易度の決定  全員で話し合って、今回のゲームの難易度を決定します。  難易度には「イージー」「ノーマル」「ハード」の3つがあります。各難易度の違いは、エフェクトカードの面積となります。 ・イージー  【ターゲット】のエフェクトカードを半分にする。 ・ノーマル  【ターゲット】と冒険者のエフェクトカードを半分にする。 ・ハード  冒険者のエフェクトカードを半分にする。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、5ラウンドが終わるとゲームが終了します。  各ラウンドの流れは以下の通りとなります。 〇サイコロ表記  本ゲームではサイコロを振る個数(回数)と、振るサイコロの種類を以下の形式で表記します。  (振る個数)D(サイコロの種類)  例えば、2D6なら「6面体サイコロを2個振る」、1D20なら「20面体サイコロを1個振る」となります。 1:ラウンド開始  このラウンドに出現する【ターゲット】(=モンスター)を決定します。  【ターゲット】は「ボス1体+取り巻き複数体」という形で出現し、ラウンドに応じて以下のランクからボス、取り巻きを決定してください。  1〜2ラウンド:ボス(Bランク)、取り巻き(Cランク)  3〜4ラウンド:ボス(Aランク)、取り巻き(Bランク)  5ラウンド  :ボス(ドラゴン固定)、取り巻き(Aランク) 〇ボス、取り巻きの決定方法  まず最初にボスを決定します。  1D6して、指定ランクから該当する数字の【ターゲット】をボスとします。  次に、取り巻きを決定します。指定ランクから1D6をして、各ボス毎に定められた取り巻き数に達するまで1体ずつ選んでいきます。この時、同じ数字を振ったら、振り直してください。 〇【ターゲット】の配置  ボスを【バトルフィールド】の中央に配置し、取り巻きをボスに接するよう、好きなように並べてください。取り巻き同士が接しても問題ありません。もしも、ボスに接するよう並べられない場合、好きな取り巻きに接するよう並べます。  飛行アイコンがあれば付属の専用土台の上に乗せ、ボスからカード2枚分以上離れるよう、好きな位置に配置してください。 〇エフェクトの設置  【ターゲット】にエフェクトアイコンがあれば、それに対応するエフェクトカードを「空いている」辺に接するようにして配置してください。ただし、他の【ターゲット】に重なるようには配置できません。  また、難易度がイージー、ノーマルだった場合、エフェクトカードを【ターゲット】の下に半分潜らせ、エフェクトカードの面積が半分になるよう配置してください。  配置されたエフェクトカードはそのターゲットの一部となり、この上にサイコロが乗ると固有の特殊な効果が適用されます(適用タイミングは各カードの指示に従ってください)。  また、各辺に配置できるエフェクトカードは1枚だけとなり、新しいエフェクトカードで上書きすることはできません。エフェクトカードを除去すれば、また新たにエフェクトカードを配置できるようになります。 2:アタックフェイズ  「竜騎士シグルド」の担当プレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  自分の手番になったら「シュート」を行い、手番を次のプレイヤーに渡してください。  もしも、手元にサイコロが残っていなければ「パス」となります。全ての冒険者がパスするまで待っていてください。 〇スキルの適用  スキルには「パッシブ(P)/アクティブ(A)」の2種類あり、パッシブは所持しているだけで常に効果が何度でも適用されます。  アクティブは手番中に使用の宣言をする必要があり、1度使用するとラウンド終了時まで再使用できなくなります。カードを横倒しにするなどして、使用したかどうかが分かるようにしてください。  また、アクティブのスキルを複数同時に使用することもできます。  【ターゲット】にエフェクトカードを与えるスキルを使用したら、難易度に従って空いている辺にエフェクトカードを配置してください。  ただし、飛行する【ターゲット】にエフェクトカードを与えることはできません。他の【ターゲット】を選ぶようしてください。 ◎シュート  手元に残っているサイコロを1個使ってモンスターを攻撃します。  各キャラクター毎に指定された方法で攻撃してください(「緑の射手リーフ」のみ、「弾く」か「投げる」の好きな方を選択してシュートできます)。  攻撃の際は、席を移動して好きな角度から行って構いません。ただし、最も近い【ターゲット】からレンジカード2枚分以上離してシュートを行ってください。 ・弾く(シグルド/リーフ/ゲンジマル)  自分の手元にある【発射台】から、【ターゲット】へ向かってサイコロを弾きます。  もしも、自分が意図しない挙動によりサイコロが【発射台】から落ちてしまったりした場合、これを「フォルト」と呼びます。フォルトしてしまったら、1回のシュートにつき、1度だけやり直しすることができます。 ・投げる(リーフ/パオラ)  自分の手元にある【発射台】付近(【発射台】がなければ、同程度離れた場所)から、【ターゲット】へ向かってサイコロを投げ入れます。上から下へ投げ入れるのではなく、下から上へ放り込むような感じでシュートしてください。  シュート後にサイコロが【ターゲット】の上に乗れば攻撃成功です。例えボードから落ちていても、端にサイコロがほんの少しでもかかっていたら攻撃成功とします。この判定はそれ程厳密に行う必要はありませんので、ゲームテンポを崩さない程度に行ってください。  攻撃が失敗したら、何も起こりません。シュートしたサイコロも、そのまま【バトルフィールド】に残しておいてください(テーブルなどから落ちてしまったら、回収してください。回収したサイコロは、【バトルフィールド】に存在しないものとして扱います)。 〇エフェクトの発動  サイコロが【ターゲット】に接するエフェクトカードの上に乗った場合、その効果が適用されます。  指示に従って処理を行ってください。 〇クラッシュ  自分のシュートしたサイコロが、他のサイコロにぶつかることがあります。  ぶつかっても、振り直しなどを行う必要はありません。また、ぶつかることによりサイコロの位置や目が変わったとしても、それらを元に戻す必要はありません。  スキルなどにより乗せられたトークンも同様に扱ってください。  また、ぶつかって移動したサイコロ(自分がシュートしたのではないサイコロ)がエフェクトカードの上に乗った場合、自分がシュートしたサイコロと同じように扱ってください。  上記を繰り返し、全プレイヤーがパスしたら次のフェイズへ進みます。 4:ラウンド終了  冒険者の攻撃によって【ターゲット】を撃破できたかどうかのダメージ判定を行います。  各【ターゲット】に乗っているサイコロの目と、ダメージトークンの枚数を見て、その合計値が【ターゲット】のHP以上であれば撃破します。  撃破できなかったモンスターは、城壁へ突撃します。  【ターゲット】の残HP分だけ、城壁にダメージトークンが与えられます。  次に、【バトルフィールド】からターゲットボード、エフェクトカード、ダメージトークンなどを全て取り除きます。  ターゲットボードはゲームから取り除き、それ以外は【ストック】へ戻します。  また、サイコロも全て回収し、各自の手元へ戻します。  横倒しになっているスキルがあれば、それも全て縦置きに戻してください。  最後に、冒険者を成長させます(5ラウンド終了時は、この処理を行う必要はありません)。  ”【ターゲット】の撃破数”分の成長ポイントが与えられ、これを冒険者間で相談し、自由に割り振ることができます。そして、割り振られた成長ポイントを1支払う毎に、以下のどれか1つを得ることができます。 ・スキルの取得  手札から好きなスキル1枚を、自分の【スキル置き場】へ配置します。 ・サイコロの追加  シュートできるサイコロを追加します。  各冒険者毎に設定された「追加ダイス」に従い、新しいサイコロを【ストック】から1個追加してください。ただし、持てるサイコロの最大数は5個で、6個目を追加することはできません。他の成長項目を選んでください。 ・サイコロの強化  手持ちのサイコロ1個の面数を1段階アップします。  「4面→6面→8面→12面→20面」  サイコロ1個を【ストック】へ戻し、【ストック】から1段階上のサイコロ1個を得てください。ただし、【ストック】に交換できるサイコロがなければ強化できません。他の成長項目を選んでください。  以上の処理が終わったら、新しいラウンドを開始してください。  もしもこれが5ラウンド目ならゲームが終了します。  城壁が受けているダメージ量がスコアとなり、低ければ低い程良い成績となります。  ゲームに慣れてきたら、より良い成績を目指しましょう!