■■ モンスターレイド 草案3 ■ 問題点  エンカウントが平均値付近しか出ないので、大抵高くにしか流れない。  ので、D20、あるいはD12に変更する。  モンスターが15体の場合は、D12にして、4ラウンド制にする。  基本的に目の低い方に、サイズは小さいがVP効率の良いモンスターを入れる。そして、現状と同じ繰り上げルールにより、ラスボスの出現を促す。という感じで問題ないかと思われる。  後、武器効果を何種類かに絞って定型化したい。  最終的には全てアイコンで表記できるようにして、テキストがいらないようになるまで纏めたい。武器自体も種類が増えると必要なイラスト点数が増えるので、なるべく、6か8パターンぐらいに絞って、後は差分でなんとかできる形だとよいかな。と思われる。  ギミックについても、もう少し何か考えたい。  障害物としての岩は問題ないが、岩の形状にバリエーションがあると面白いかな、と思わんでもない。  高台についてはやや非現実的。置く以外の方法で乗らない。例えば、周囲3方を岩で囲まれた敵、という形であれば、投げるでしか狙えなくなるので高台と同じ効果が得られる。  つまり、ちょっと円形に沿った、それなりの高さの障害物を3つぐらい用意すればいいということになる。なるが、それをどう作るかが問題だ。現実的な路線でいうなら、多少動いても良いとして、ボードで工作するのが良いだろう。  岩以外に何か作れないか。  立体物にバリエーションがない場合、まぁ、敷物とかになるだろう。いわゆるデンジャーゾーン的な。3つのターゲットの中心にデンジャーゾーンを置くとか面白いとは思われる。デンジャーゾーンはサイコロが1個追加で減るとかそんな効果か。同様にラッキーゾーン、サイコロを戻せるとか、VPが得られるとか。Mサイズぐらいで2パターンあるとよい。これら敷物は、ターゲットの上に乗せれて、そこに乗ってもダメージを与えられない。みたいな感じでもよいかも知れない。  あー、紐。紐はどうか。飛んでるヤツについては、紐で1週囲うとか。  当然歪むしたわむが、基本的にギミックは触らないという方向性。  後、飛竜の拳的な弱点システムも欲しいかな。弱点に乗ったら1撃で倒せる。という感じ。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  次々に襲い来るモンスターを撃破し、その撃破数を競おう! ■ コンポーネント  2〜4人用 ◇モンスターボード(15枚)  攻撃対象となるモンスターを表すボードです。  ボードは円形ですが、サイズは様々です。  ボードにはモンスターのイラスト、HP、倒した時に得られるVP、弱点などが記載されています。 ◇アタックカード(30枚)  冒険者による、モンスターへの攻撃方法を表したカードです。  攻撃回数やダメージ、成長アイコンなどが記載されています。 ◇発射台カード(4枚)  シュートを行う場所を表した円形カードです。 ◇サイコロ(32個)  6面体5個、8面体1個、12面体1個、20面体1個を1セットとして、4色4セットのサイコロです。 ◇ギミック( 個)  ブロックや紐などの【バトルフィールド】へ直接配置するギミックです。 ◇遭遇表(1枚)  出現するモンスターを決める為の表です。 ◇VPマーカー&VPトラック(4個/1枚)  獲得したVP(=名声)を管理する為のトラックとマーカーです。 ■ ゲームの準備 1)バトルフィールドの作成  モンスターボードやギミックを配置する場所を【バトルフィールド】とします。  【バトルフィールド】は凡そ30cm四方(ボックスサイズぐらい)の正方形とし、その端から10cm程離した位置に【発射台】を設置します。  ギミックも組み立てて、用意しておいてください。  次にカードをよくシャッフルして山にし、【バトルフィールド】から離した場所へ置いておきます。 2)プレイヤー準備  各プレイヤーは自分の色を決めて、その色のサイコロを1セット受け取ってください。  次に、【発射台】を1つ選び、それを自分の【発射台】としてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、特定の条件が満たされるとゲームが終了し、その時点で最も多くのVP(=名誉)を得たプレイヤーが勝利します。  各ラウンドの流れは以下の通りとなります。 〇サイコロ表記  本ゲームではサイコロを振る個数(回数)と、振るサイコロの種類を以下の形式で表記します。  (振る個数)D(サイコロの種類)  例えば、2D6なら「6面体サイコロを2個振る」、1D20なら「20面体サイコロを1個振る」となります。 1:ラウンド開始  スタートプレイヤーは1D12し、遭遇表から出目と合致するモンスターを用意します。  この時、ゲームから取り除かれているか、いずれかのプレイヤーの【ライブラリ】にあるモンスター(=以前に出たことがある)だった場合、目に+1して1つ下のモンスターを用意します。それも選ばれていたら、同処理を繰り返して出現するモンスターを決定してください。  もしも、一番下のモンスターまで下がっても決定できなかった場合、一番上に戻って同処理を繰り返してください。  上記手順を3回繰り返し、このラウンドに出現するターゲットを3つ用意します。  用意したら、スタートプレイヤーはモンスターを【バトルフィールド】内の好きな位置に配置してください。この時、モンスター同士が接したり、重なったりするようには配置できません。モンスターとモンスターの間は、必ず6面体サイコロ1個分ぐらい離してください。  また、モンスターにギミックアイコンがあれば、スタートプレイヤーは【バトルフィールド】内へ好きに配置することができます。このギミックはモンスターと接しても構いません(ただし、重なるのは不可)。  ギミックには「ブロック」「飛行」「デンジャーゾーン」「ラッキーゾーン」の4種類があり、ギミックはサイコロがぶつかるなどして動いたりしても、手を触れずにそのままにしておいてください。ただし、ブロックは倒れてしまったら、【バトルフィールド】から取り除いてください。 ・ブロック  岩状の衝立です。 ・飛行  太めの紐です。飛行しているモンスターボードの周囲に巻いてください。 ・デンジャーゾーン/ラッキーゾーン  床に配置する円形のカードです。  シュートしたサイコロがデンジャーゾーンに入ったら、残っているサイコロ1個を直ちに失います。ラッキーゾーンに入ったら、”ラウンド数”分のVPを得ます。  また、複数のモンスターによって同じギミックを指定され、そのギミックが足りない時は、あるだけ配置し足りない分は無視してください。  こうして、並べられた3枚のモンスターを【ターゲット】とします。  次に、山から”プレイヤー人数+1”枚引いて表向きに場外へ並べ、スタートプレイヤーから時計回りで順番に好きなカードを1枚選んで手元に置いてください。全プレイヤーが選んだ後、場外に残ったカードは全て捨て札にします。  そして、選んだカードに応じて、指定された種類、数のサイコロを各自用意してください(使用しないサイコロは、脇へ除けておいてください)。  また、2ラウンド目以降は成長により選んだアタックカードの性能が上昇します。  自分の【ライブラリ】にあるカードを見て、以下のアイコンがあればその効果を適用してください(同じアイコンの効果は重複します)。 ・サイコロ  6面体サイコロを1個追加します。  ただし、使用できる6面体サイコロの上限数は6個となります。 ・上矢印  好きなサイコロ1個の1つ上にランクアップします。  ランクは「6→8→12→20」となっていて、20面体以上にランクアップさせることはできません。 ・剣/弓  シュート方法を剣なら「弾く」に、弓なら「投げる」に変更できます。 ・+1  シュート後、出目に+1したダメージを与えます。  ただし、目の上限値は各サイコロの最高目となります。 2:アタックフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  自分の手番になったら、用意したサイコロの中から好きな1個を使って、指定された方法で敵にシュートしてください。サイコロが残っていたら、必ずシュートする必要があります。  もしも、サイコロが残っていなければ「パス」となります。全員がパスするまで待っていてください。  また、アタックカードに特殊効果があれば、各カードのテキストに従って効果を適用してください。 〇シュート方法 ・弾く  使用するサイコロを、箱の四隅から【ターゲット】へ向かって弾きます。  弾く際はサイコロの残数に応じて高さを調整することも可能です。  【発射台】に残っているサイコロを好きなだけ積み、その一番上に積んだサイコロを弾いてください(サイコロを1個も積まず弾いても構いません)。 ・投げる  箱の外側(外側であれば、どこからでも構いません)から、【ターゲット】へ向かってサイコロを放ります。上から下へ投げ入れるのではなく、下から上へ放り込むような感じで投げてください。 ・置く  サイコロを【ターゲット】の好きな位置へ直接置きます。  シュートしたサイコロが【ターゲット】の上に乗れば攻撃成功です。サイコロが【ターゲット】に半分ぐらいかかっていればOKで、この判定は厳密に行う必要はありません。プレイヤー間で「なんとなく判断する」ぐらいで問題ありません。  攻撃が成功したら、その敵に出目の分のダメージを与えます。既に同じ敵の上にサイコロ(自分のでも、他のプレイヤーのでも可)が乗せられていたら、その目を合計してダメージとしてください。  また、成長アイコンによりダメージボーナスがあったら、その修正分も加算します(これは実際に出目が変わる訳ではなく、このダメージ判定時のみ加算されるボーナスとなります)。  これにより、ダメージが【ターゲット】のHP以上になれば、そのモンスターを倒します。指定された値分のVPを得てください。  この時、他のプレイヤーのサイコロが【ターゲット】に乗っていたら共闘ボーナスが発生します。攻撃が成功した「手番以外の」プレイヤーは、乗っている自分のサイコロ1個につき1VPを得てください。  倒された【ターゲット】や、その上にあるサイコロをそのままにしておいてください。  また、シュートして既に置かれているサイコロ(自分含む)にぶつけ、それを弾き飛ばすこともできます。  弾き飛ばしたサイコロが【ターゲット】に乗った場合、手番プレイヤーがシュートしたものとして処理を行ってください(ただし、この出目に成長アイコンによる修正は加算されません。自分がシュートしたサイコロの出目だけです)。  逆に、弾き飛ばしたサイコロが【ターゲット】から落ちた場合、それを攻撃成功の際のダメージとして数えることができなくなります。  目が変わった場合も、以降はその変わった後の目として扱ってください。  上記を繰り返し、全プレイヤーがパスしたら次のフェイズへ進みます。 3:ラウンド終了  【バトルフィールド】にあるサイコロを全て各プレイヤーの手元へ戻し、モンスターボードも全てゲームから取り除きます。その際、倒されていないモンスターボードの上にサイコロが乗っていたら、個数に関わらずそのサイコロの持ち主は1VPを得ます。  次に、各プレイヤーはこのラウンドで使用したカードを【ライブラリ】へ置いてください。  モンスターボードはゲームから取り除いてください。  それが終わったら、最もVPの少ないプレイヤー(複数いれば、現在の親から時計回りで近い方)を新しい親として、次のラウンドを開始してください。  もしも、これが5ラウンド目か、あるいはこのラウンドに遭遇表の一番下のモンスターが出現していた(倒す、倒せないに関わらず)ら、ゲームが終了します。  この時点で最も多くVPを得ているプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、その全員が勝利します。