■■ ファンタジーレイド 草案2 ■ 問題点  もう少し盤面のバリエーションが欲しい。  案としては、岩などの障害物、高台など。また、ターゲットのサイズも小さいのから大きいのまで色々あった方がいい。  シュート方法がやや面倒。  基本的に触れるダイスはシュート方法に応じて変える、ぐらいで良いかも知れない。  武器の選択も、最後手番に選択肢がないのは厳しい。  単純に選べる武器カードを増やすか、あるいは以前に得た武器を再利用できるような仕組みが必要かもしれない。再利用にした場合、強い武器を使い続けるだけになりそうなので、単に武器の選択肢を増やす方がいいとは思う。  で、もうちょっとラウンド毎にゲームの変化が欲しい。  敵がランダムに出現し、出現数が増えたり、ギミックが追加されたりするのは良いとして、ゲーム的な拡大要素が欲しい。連携はいいかもだが、もっと分かり易い方がいいかな。  例えば、同じ属性の武器を取ると触れるサイコロが1個増えるとか。至極単純で、分かり易い強化が良い。  強化については永続的な方がゲーム展開に合わせてレベルアップ感あって良いとは思う。  ただ、違う属性の場合、何も効果なし? その場合、最初に外れ属性を引かされると死ぬ。  ただ、ここを複雑にしてもしょうがないんだよなぁ。  属性とか何の関係もなしに、成長要素がアイコンで決まっているとか?  「+サイコロ」「+MAX」「+特殊効果」みたいな感じ。で、特殊効果にもポイントに応じて効果が変わるような感じにしておく。これでいいか。  後、シュート方法で4つはいらないかもしれない。  現状、落とすが明確な基準のない状況で、しかも難しいので厳しい。それをなくしてシュート方法を3つにして、重なりによる武器強化を軸にバランスを取った方が良いだろう。  敵の出現については、遭遇表を振る形式にする。敵に番号を振っておき、適当に3D6とかして出る敵を決める。ギミックも同様に振る。ラウンドが進む毎に、出現するギミック数を増やしてもいいかも知れない。  んー、でも敵とギミックを別々に振るのもスマートでない。なんとか1ロールで解決dけいないか。  まず、敵については基本出目。既に出現済みの敵なら、下に1個ずれる。で、数字が大きい程、強い敵が出る。ギミックもその敵に付随させるか?  例えば高台など、敵を指定しないと乗せられないギミックもあるので一概に何とも言えない。というか、高台をどう作るかがよく分からない。円柱型のコマを足場として置くか? それなら、形や大きさに関わらず何とかなりそうではある。が、橋桁を崩された時にどうなるか。また、橋桁の中にサイコロがもぐりこんだりしたらどうなるか、とかいろいろ問題は感じる。  それ程高くない感じであればいいだろう。  ただ、飛行モンスターというカテゴリーにするなら、ギミック付随させるべきだ。MDのゲーム的にはこっちのが重要かな。  では、ギミックをどう作るか。  まず単純に岩、高台。後は柵とか。柵と岩はゲーム的にほぼ同じものかな。ピットホールみたいな、乗ったらサイコロ除去みたいなものがあっても良いのかも知れない。 (!--大まかな変更点--) ・処理、コンポーネント、その他を大幅に変更 ■ 概要  次々に襲い来るモンスターを撃破し、その撃破数を競おう! ■ コンポーネント  2〜4人用 ◇エネミーカード(15枚)  直径10cmの円形カードです。  出現する敵のイラストとHP、倒した時に得られるVPが記されています。 ◇攻撃カード(21枚)  攻撃行動や武器などを表すカードです。  「武器(赤)」「魔法(青)」「戦法(黄)」の3属性があり、攻撃力や特殊効果などが記されています。 ◇サイコロ(32個)  6面体5個、8面体1個、12面体1個、20面体1個を1セットとして、4色4セットのサイコロです。 ■ ゲームの準備 1)バトルフィールドの作成  ボックスの蓋部分を裏返して中央に置き、このボックス内部を【バトルフィールド】とします。 2)敵とアタックの準備  エネミーカードをよくシャッフルして敵山を作ります。  次に、攻撃カードをよくシャッフルして山を作ってください。 3)プレイヤー準備  各プレイヤーは自分の色を決めて、その色のサイコロを1セット受け取ります。  次に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、5ラウンド目が終わった時点で、最も多くのVP(=名誉)を得たプレイヤーがゲームに勝利します。  各ラウンドの流れは以下の通りとなります。 1:ラウンド開始  このラウンドに出現する敵を用意します。  スタートプレイヤーは敵山から3枚引いて、表向きに【バトルフィールド】へ配置してください。  【バトルフィールド】に円形カードを配置する枠が描かれていますので、その枠内に収まるよう配置します(配置する順番、位置はどのようであっても構いません)。  そして、この並べられた3枚のカードを【ターゲット】とします。  次に、山から4枚引いて表向きに場外へ並べ、スタートプレイヤーから時計回りで順番に好きなカードを1枚選んで手元に置いてください。全プレイヤーが選んだ後、場外に残ったカードを全て捨て札にします。  そして、選んだ攻撃カードに応じて、アイコンで記された種類、数のサイコロを各自用意してください(使用しないサイコロは、脇へ除けておいてください)。  また、2ラウンド目以降はそれまでに得た攻撃と連携することができます。  自分の【ライブラリ】にある好きな攻撃カードを1枚捨て札にし、以下の処理を行ってください。  また、この連携は攻撃カードがある限り、何回でも行うことができます。 ・選んだ攻撃と同じ属性  6面体サイコロを1個追加します(ただし、最大5個)。 ・選んだ攻撃と違う属性  使用するサイコロ1個をランクアップすることができます。  サイコロのランクは「6面体→8面体→12面体→20面体」となっていて、ランクアップしたサイコロを交換する形でランクアップしてください(つまり、サイコロの総数は増えません)。  また、ランクアップ後のサイコロがない場合も交換できません。例えば、1D8+3D6の攻撃を、2D8+2D6とすることはできません。ただし、2回ランクアップできるのなら、1D12+1D8+2D6とすることはできます。 ○攻撃スキル  攻撃時に適用されるスキルです。各カードのテキストに従い、効果を適用してください。 2:アタックフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  自分の手番になったら、用意したサイコロの中から好きな1個を使って、指定された方法で敵にシュートしてください。サイコロが残っていたら、必ずシュートする必要があります。  もしも、サイコロが残っていなければ「パス」となります。全員がパスするまで待っていてください。 〇シュート方法 ・弾く  使用するサイコロを、箱の四隅から【ターゲット】へ向かって弾きます。 ・トス  箱の外側(外側であれば、どこからでも構いません)から、コイントスの要領でサイコロを【ターゲット】へ向かって弾き入れます。 ・落とす  【バトルフィールド】の上20cmぐらい(厳密でなくても構いません)から、サイコロを垂直に落とします。 ・置く  サイコロを【ターゲット】の好きな位置へ直接置きます。  シュートしたサイコロが【ターゲット】の上に乗れば攻撃成功です。サイコロが【ターゲット】に半分ぐらいかかっていればOKで、この判定は厳密に行う必要はありません。プレイヤー間で「なんとなく判断する」ぐらいで問題ありません。  攻撃が成功したら、その敵に出目の分のダメージを与えます。  既に同じ敵の上に他のサイコロが乗せられていたら、その目を合計してダメージとしてください。これにより、【ターゲット】のHP以上のダメージを与えたら倒します。指定された値分のVPを得てください。  この時、他のプレイヤーのサイコロが【ターゲット】に乗っていたら共闘ボーナスが発生します。攻撃が成功した「手番以外の」プレイヤーは、乗っている自分のサイコロ1個につき1VPを得てください。  倒したら【ターゲット】の上にあるサイコロを全て取り除き、そのエネミーカードも【バトルフィールド】から回収し捨て札にしてください。  また、シュートして既に置かれているサイコロ(自分含む)にぶつけ、それを弾き飛ばすこともできます。  弾き飛ばしたサイコロが【ターゲット】に乗った場合、手番プレイヤーがシュートしたものとして処理を行ってください。  上記を繰り返し、全プレイヤーがパスしたら次のフェイズへ進みます。 3:ラウンド終了  【バトルフィールド】にあるサイコロを全て各プレイヤーの手元へ戻し、残っているエネミーカードも全て捨て札にします。  次に、各プレイヤーはこのラウンドで使用した攻撃カードを【ライブラリ】へ置いてください。  それが終わったら、最もVPの少ないプレイヤー(複数いれば、現在の親から時計回りで近い方)を新しい親として、次のラウンドを開始してください。  これが5ラウンド目終了時であれば、ゲームが終わります。  この時点で最も多くVPを得ているプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、【ライブラリ】にある攻撃カードの多い方が勝利します。それも同じなら、引き分けとしてください。