ABOUT ローレルクラウン
 はるかな昔、神と人の境目が曖昧だった頃。
まだ娯楽と呼べるものが少なかった時代に、人々を熱狂させる1つのイベントがあった。
「剣闘」、それは戦い、そして人の命そのものを見世物とする、残酷で悲惨な催しであったが、
そこに命を賭けた闘士達の勇気と誇りが様々な名場面を生み、見る者の心に感動と憧憬を与えた。
このような場を、この時代の権力者達が放って置く訳も無かった。闘技に出場する闘士たちの出自は、
自ら好んでその命を危険に晒しに来た者から、奴隷として連れて来られた者まで様々であったが、
強い者、観客を魅せる戦いをする者にはこぞって後援者が付き、両者に富と名声をもたらした。

 そして今、闘技場は静まり返っていた。北側の門、そして南側の門からそれぞれ1人の若者が進み出る。
観客席では、思い詰めた顔で拳を握り締める若い商人と、不敵な笑みを浮かべる壮年の貴族が、その様子を見守っていた。
「どう見るかね、ロスヴァイセ」
 彼らより少し離れたところにいた、裕福な身なりの老人が尋ねると、後ろに控えていた女性が静かに答える。
「まず王者の勝ちでしょう。しかし、挑戦者には光るものがあります。万に一つ、があるかもしれませんね」

 闘士の名が告げられると、会場は一転大きな歓声に包まれた。
挑戦者レオニダスは、腰に下げていたグラディウスを抜き放つと、切っ先を王者に向ける。
「ヒュペリオン…… 今日、この俺が、お前を倒す!」
 しかし王者は答えず、静かに腰の二刀を抜いた。
全身から殺気があふれ出し、喧騒の中にあった観客達から声を奪う。
「うおおおおおおおおおっ!」
 雄叫びを上げ、突進する若き獅子。今、月桂冠を戴く者を決める、最後の戦いが幕を開けた。





個性的な剣闘士たちを召抱え、栄光ある闘技会の出場チームを作りましょう!
闘技会には様々な特性があり、活躍できる剣闘士もまた異なります。
誰と誰を組ませて、どの闘技会に参加させるか。
強さがサイコロでランダムに決まる剣闘士たちを、チーム編成や参加する会の見極めで補うのが腕の見せ所となります!
さぁ、今すぐ剣闘士たちを率いて、「栄光の月桂冠」を目指しましょう!

栄光の月桂冠をつかめ! 編成×戦術×運の、お手軽ストラテジーゲーム!

『ローレルクラウン』は “こんなゲーム”!

2〜4人用の「対戦ゲーム」です!
ゲームは大きく2つのフェイズに分かれ、まず「剣闘士を雇い」、次に雇った剣闘士を「闘技会に出場」させます。
そして、サイコロを振ってバトルを行い、その成績に応じて勝利点が与えられます。
全ての闘技会が終わった時、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝利し、栄光の月桂冠を頂くことができるのです!


まずは剣闘士を雇いましょう!
剣闘士の強さは「振るサイコロの個数」と「固定値」の2つによって決まっています。
期待値は「振るサイコロの数×3.5+固定値」なので、大まかな強さは見ての通り!
後は、自分のサイコロ運を信じるか、あるいは固定値の高さを信じるかの好み次第です。

ただし、剣闘士の強さはそれだけではありません。
剣闘士は特殊な能力を持っていることがあり、
それを上手く組み合わせることで本来の期待値を上回る強さを発揮することがあるのです!

ゲームに登場する剣闘士は、個性豊かな24人。
単純な期待値の高さで選んでもよし、能力の組み合わせに夢を見てもよし、見た目で選んでもよし。
あなただけの最強チームを作りましょう!

剣闘士のピックアップ方法はとてもシンプル! 親から時計回りで順番に好きな1枚を選ぶだけ。
手間をかけず、サクサクと剣闘士を集めることができます。
また、裏選択肢として「最後に残った2枚を取る」があり、質より量を選択することもできます。


闘技会に出場しよう!
手持ちの剣闘士を、闘技会に出場させましょう!
闘技会は5つあり、下位のランクから順番に開催されます。
プレイヤーは各闘技会毎に、手持ちの剣闘士の誰を出場させるかを決定します。1人だけでなく、何人でもOKです!
ただし、剣闘士にも休息は必要。基本的に1度出場させた剣闘士を別の闘技会に使い回しすることはできません。

どうしても勝ちたい闘技会であれば、優秀な剣闘士をたくさん出場させるのも良いでしょう。
ただし、その後の闘技会で出場させる剣闘士がいなくなってしまったり、
あるいはサイコロ運が悪くてまさかの選外だった場合、その後の戦いが非常に苦しくなります。

上位の闘技会程、入賞した時の勝利点が大きい!
それは勿論当たり前だが、それを誰もが狙うのも当たり前!
闘技会は入賞できなかった時にペナルティが発生するので、敢えて上位ランクを避け
下位ランクに手持ちの剣闘士を多数突っ込んで入賞を独占するのも1つの戦略だ!


戦いの結果は……神がお決めになる! “バトルシステム”
『ローレルクラウン』の戦闘は至って単純。指定された数だけサイコロを振るだけ!
特殊能力の絡みはありますが、基本目が良ければ天国、悪ければ地獄。
どんなに強い(=期待値が高い)剣闘士でも負けることがあれば、逆に弱い剣闘士にも一発逆転のチャンスが常に存在します。
それをどうとらえるかは、あなた次第!

ただし、このゲームでは常に強敵と弱敵が同じ闘技会に出場するとは限りません。
まともにやって勝てないなら避ければ良い。避けられないなら、運を天に任して進むしかない。
人事を尽くして天命を待つ。それが本ゲームのスタイルなのです!

シナジーを効かせよう!
闘技会に何人ぐらい剣闘士を出場させたら良いか。
その1つの目安となるのが、剣闘士が持つ特殊効果の「相性」です。
相性が良い剣闘士を数人編成して出場させれば、単体で出場させるよりも大きな戦果を期待できます。

ただし、闘技会には入賞できる人数が決まっているので、
2人しか入賞できないような闘技会に3人出場させても、最低1人は必ず選外となってしまいます。
他のプレイヤーの動向を伺いながら、効率的なマネジメントを心がけましょう!

この剣闘士は、一緒に出場した味方の数だけ強くなる特殊能力を持っています。
この能力を生かすべく、出場枠の多い闘技会へ剣闘士を多く割り振るか。
あるいは特殊能力のことは忘れて、不人気そうな闘技会へ単独で突っ込むか。
どちらもありで、全てはあなたの采配次第です!


賞金コインを使おう!
ゲーム開始時に渡される1枚のコイン。これは自由に使える剣闘士の強化材料です。
闘技会の出場前に使用すれば、剣闘士のやる気を煽って、本来より高い実力を発揮させることができます。
しかも、1人ではなく出場させた剣闘士全員に効果があります!

ただし、使用できるのはゲーム中1回だけ。
勝利点の高い上位の闘技会で使う……というのは誰もが考えることなので、
他のプレイヤーの動向を見ながら効果的な使用タイミングを見極めましょう!

賞金コインの効果は+3!
サイコロ1個分の期待値になるので、ランクの低い剣闘士による大物食いが期待できます。
剣闘士を多数出場させる、負けられない闘技会に使いましょう!


サイコロ振りに命をかける!
結局の所、最後に勝敗を決するのはサイコロの出目です。
人事を尽くしたら、後は気合を込めてサイコロを振りましょう!

入れないよりは入れた方がいい、そんな「当たり前」を確認する為に。
そして、ドラマはそんな時にこそ生まれるのです!

マニュアル
詳細なルールや、各キャラクターの設定などについては、こちらをご参照ください!


最新の日本語版マニュアルです。
(2017.08.19 ver1.00)



英語版マニュアルです。


FAQ
ヒュペリオンの能力発動を避けるため、振り直しなどの能力を
ヒュペリオンの強さの決定後に使用することは可能でしょうか。
強さの決定順によって能力の使用が左右されると判断される場合、
その闘技会の強さ決定のダイスは出場宣言順に振るものとしてください。
Copyright © 2017- カナイ製作所 & Manifest Destiny All rights reserved.