■■ Alicematic英傑伝 草案3 ■ 問題点  マップがやや狭い  基本7タイルに、3人なら+2枚、4〜5人なら+4枚するぐらいが丁度良いと思われる。  戦闘中地域は、その手番中に落とせるのなら横取りできる。また、拠点と繋がっていない占領地は、他のプレイヤーによって占領できる。  他領をすり抜ける場合は、1食糧必要とする。  怪物の森は、隣接マスが全てプレイヤーの領地になると行動を開始する。  1食糧を支払えばOK。そうでなければ、領土を失う。  拠点制圧後のボーナスはなしとする。  スタート位置決めでそれなりに差があるので、好きな資源チットをいくつかサービスする。出親はなし、子は1個。4人以上の場合、ラス子だけ2個。  アリスのコストを全体的に少し下げた方が良い。  後、最後の得点計算も少しいじった方が良い。  基本的には領土マジョリティなので、7マスある。3−3−1というパターンもあるが、完全支配は4−3とする。うーん、面倒だな。  単にマジョリティを得ていたら4VP。マジョリティはなくても、1マスでも取ってたら1VP。拠点制圧してたら+1VP。こんな感じ。  資源ボーナスについては、最も多いプレイヤーに+2VPとする。手札もマジョリティとする。  拠点を落とした際、手札+1枚ドローぐらいあっても良いかも知れない。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  新たな虚無の軍勢がワンダーランドに現れた!  虚無に奪われたワンダーランドの領地を取り戻せ! ■ コンポーネント  3〜5人 ◇マップタイル(13枚)  6角形のマスが7つ分の、ワンダーランドを表すタイルとなります。  マスには「幻想都市」「怪物の森」と、「赤(軍事)」「青(研究)」「黄(DP)」「緑(生産)」「白(支配)」の5色の施設があり、施設の形状は各マップタイル毎に異なります。  また、マスにはそこを領土にする為に必要な戦力が書かれています。 ◇アリスカード(100枚)  ワンダーランドにたむろする、妄想パワーを内に秘めた夢見るアリスちゃんです。  マップタイルの施設色に対応した5色があり、召喚に必要なDP(ドリームパワー)と、特殊な力「メガロマニア」を1つ持っています。 ◇領土チット(80個)  各プレイヤーの領土を表す、4色各20個のチットです。 ◇資源チット( 個)  各施設から生産されるチットです。 ■ ゲームの準備  アリスカードをよくシャッフルして山にし、各プレイヤーは5枚ずつ引いて手札としてください。  次に、領土チットを20個受け取ります。  それが終わったら、マップタイルを適当にシャッフルし、プレイ人数に応じて必要な枚数を「だいたい円状になるよう」適当に並べてください。3人プレイなら8枚、4人プレイなら10枚、5人プレイなら12枚を並べます。  マップを作ったら、じゃんけんなど好きな方法で親を決めます。  そして、親から時計回りで順番に、マップの外周にある好きなタイルを1つ選び、その中央部分にある幻想都市に自分の領土チットを1つ置いて「拠点」としてください。この時、既に他のプレイヤーが領土チットを置いているタイルを選ぶことはできません。 ■ ゲームの進行  本ゲームは15ラウンドで終了します。  15ラウンドが終了した時点で清算を行い、最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。 ○メガロマニア  アリスは各置き場に配置されると、その特殊効果が適用されます。  使用タイミングは各効果毎にテキストで指定されています。また、同じ名前のアリスの特殊効果は重複して適用されません。 1:メインフェイズ  親から時計回りで順番に手番を行います。  自分の手番になったら、「内政」→「遠征」の順番で処理を行ってください。 ○内政  アリスを召喚し、国力を強化します。  国力には「赤(軍事)」「青(研究)」「黄(DP)」「緑(生産)」「白(支配)」の5色があり、各置き場に手札のアリスを召喚して配置することで強化できます。  ただし、召喚は1手番に1枚だけとなり、さらにアリスを召喚するにはDPが必要となります。  「黄置き場に配置されたカード枚数」をDPとし、各アリス毎に指定された必要DP以上であれば召喚することができます(必要DPが0の場合は、黄置き場にカードが配置されていなくも召喚できます)。  召喚したアリスは、その色と同じ置き場に配置してください。  DPが不足していた場合は、黄の資源チット(※後述)を使用することもできます。  またもう1つの方法として、アリスではなく有能なワンダーランドの住人を雇うこともできます。手札を裏向きにして好きな色の置き場に配置し、山から1枚引いて手札に加えてください。  この場合、国力は強化されますが、アリスのように特殊な効果を持っていないので注意してください。  また、1つの置き場に配置できる最大枚数は5枚(アリス、裏向き、含む)となり、それ以上は配置できません。他の置き場を選んでください。  もしも手札が1枚もない場合は、山から5枚引いて手札に加えて内政をパスしてください(遠征は行えます)。 ○遠征  まだ誰の領土でもないマスへ侵攻し、領土を1つ増やします。  拠点のあるタイル内であれば好きなマスを選んで侵攻することができます。  ただし、そのマスに書かれた必要戦力を満たしていない場合、それが幻想都市以外であれば攻略に追加で1ラウンドかかります。戦争チットをマスに置き、次ラウンドの遠征時にそれを取り除いて自分の領土としてください。この時、他のマスに遠征してもよいですが、その場合、戦争チットは取り除かれ前ラウンドの侵攻分が無駄になります。  幻想都市の場合、戦力が不足していたら侵攻できません。  また、戦力が不足していた場合、赤の資源チット(※後述)を使用することもできます。  他のタイルへ遠征する場合、自分の拠点(複数あれば1つを選ぶ)からの歩数分だけの食糧が必要になります。緑置き場を見て、その枚数が歩数分より多ければ通常の遠征処理を行います。不足している場合、不足分だけ戦力(赤置き場の枚数)が低下します。  また、この時も食糧が不足していたら、緑の資源チット(※後述)を使用することもできます。  遠征によって新しく領土を得た場合、そこにある施設に応じて以下の処理を行います。 ・赤黄緑施設  その色に応じた置き場を起動します(例えば、赤色の施設であれば、赤置き場が起動します)。  起動したら、その置き場のカード枚数(アリス+裏向き)だけ、その色の資源チットを得ることができます。  この資源チットは、各置き場の枚数を参照された際に消費することができ、その瞬間だけ1枚につき1増やすことができます。 ・青施設  青置き場に配置されている枚数分だけ、山から手札を引いて加えてください。  資源はありません。 ・白施設  白置き場に配置されている枚数分だけ、VPを得てください。  資源はありません。 ・幻想都市  そのタイルを自分の拠点に追加し、好きな色を1つ選んで起動します。  拠点になると、そのタイル内の好きなマスへ食糧なしで遠征できる他、他のタイルのマスへ遠征した際に出発点の1つとして選ぶことができます。 ・怪物の森  (現在考案中) 3:ラウンド終了  全てのプレイヤーが手番を終えたらラウンドが終了します。  15ラウンド目の終了時か、あるいは全ての都市がプレイヤーの領土になったら、ゲーム終了となります。得点計算を行ってください。  そうでなければ、ゲームが続行します。  親を変更せず、次のラウンドを開始してください。 ■ 得点計算  各タイル毎に、最も多く領土を持っているプレイヤーは5VPを得ます。複数いたら、幻想都市を持っていれば3VP、持っていなければ2VPを得てください。  次に、各資源の枚数を比べて、最も多く持っているプレイヤー(複数可)は1つにつき1VPを得てください。  最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、親から時計回りで最も遠いプレイヤーが勝利します。