「C.S.S.S結成記念ファイト」レポート
12月3日にFB金沢で行われた「C.S.S.S結成記念ファイト」。
放浪王で《眠れる森の美女》が復活するので、それを入れないデックを使うチャンスはこの日しかありません。
使ったデックは『美女復活記念!発売されたら美女デックしか使えなくなるので今のうちに試してみよう火風デック』です。
2の相棒の《スター・ドラゴン》も無視してこれを使った理由はただ一つ。
「勝ちたかった」からです。
仲間内でやっている対戦で、一番使いやすく勝率の良いデックを選びました。
いつもと違うのは、儀式対策に《日蝕のオーブ》を入れたことぐらい。
これが吉と出るか凶と出るか…。

・1戦目 野崎哲生さん 本陣陥落勝ち
さてさて1戦目の相手は…、と組み合わせ発表を聞いていると、私の対戦相手は青の奇跡さん。
C.S.S.Sのメンバーである彼が出るということは、参加人数が奇数だったんだな…。
そう思っていると、ギリギリで入ってきた野崎さんの受付が認められ私の対戦相手に。
野崎さんは慌てていた様子でしたが、ファイトは問題無く始まりました。

私のほうは初手から《ケンタウロス風使い隊》2枚と、風スペルがたくさんという状況。
野崎さんはどうかなと見ると、《ホワイト・イエティ》に《虹のつまった指輪》を装備しています。
どうやら、サスカッチ・クラウソラスみたいです。
初戦闘、《オーク傭兵団》《プレイン・ウォーロード》に風使い2体という私のパーティに対し、野崎さんは戦闘スペルを容赦無く叩き込みます。
イニシアチブ決定タイミング中に、傭兵団に対し《サプライズ・ウィンド》が。
これに対し、《滅びの粉塵》で指輪を破棄しようと試みますが、《ペトリフィケーション》で傭兵団はお亡くなりに。
それでも残るパーティーで攻撃を仕掛けますが、風使いに《ウオーター・シェル》を使われ、せっかくウォーロードが増やした攻撃力も無駄になってしまいます。
ただ、反撃にまわすスペルは無かったようで、風使い2体が生き残ることに成功します。
結局、この2体が残ったのが功を奏したのか、その後の戦闘を《ワール・ウィンド》を使って勝ち進み、相手本陣前まで進みます。

その間にも、野崎さんは《満月の夜》を配置し《インフェルノ・リミテッド》を使いますが、これはミス。
私のユニットがいる地形は《道》《妖精の輪》だったので効果がありません。
しかし、これは公式ファイト。一度見せたカードを取り消すことは出来ません。
危ないところで命を拾います。

さて、後少しで本陣を落とせるか、というところで出てきたのは《リヴァイアサン》。
私の手元に《封印の札》はあったのですがアイテム使いがいない状況では、私に勝ち目はありません。
あっさり、相手本陣前の地形を落とされてしまいました。
しかし次のターンでアイテム使い(傭兵団)を引いてきた私は、《強欲なる女帝》を含めたオーク軍団で撃破します。
その後も野崎さんは《ウォーター・ドラゴン》を中心にしたパーティで攻めてきますが、今度は《フレイム・ストライク》で撃破。
《ミラー・イメージ》がない今の状況で、水スペル使いがこのスペルを止めるのはかなり困難です。
(実際のところ、《ゼロ・フィールド》が来ないかとひやひやしていました。やっぱり入れませんかね、このスペル)

そして、そのままオーク軍団が本陣を攻めます。
野崎さんは、前から《ディープ・グリーン》《ティンカーベル》《サスカッチ》《花園の歌姫》というパーティ。
《インヴィンシブル》に対しては《忘却のスクロール》、歌姫の特殊能力に対しては札を使い、そのまま殴り勝ちました。

・2戦目 TOMMYさん 本陣陥落勝ち
TOMMYさんは試合前から「あっと驚きますよ」と言ってきます。
以前にも、アポカリプスデックを使ってきたTOMMYさん。
今度はどんなデックを見せてくれるのでしょうか。
そう思っているうちに試合が始まり、TOMMYさんの本陣に出たのは細かいユニットばかり。
…いや、細かすぎます!
つまり!TOMMYさんのデックは!1レベルユニットデッキ!
漢です!!
(6属性の1D+1ダメージ魔法生物+《レインボー・ツリー》に、《ウルヴァリン》《オーク足軽団》《寄生蟲》《グリーン・キャロット》《ウィンター・ウルフ》
《グレイ・ウルフ》《プラズマ・ボール》《ラー》《黒曜蟲》が各3枚ずつ、それに《路地裏》が2枚という内容でした)
結局、試合には勝ちましたが、漢っぷりでは大きく負けた感じです。

試合終了後、TOMMYさんに放浪王の美女を見せてもらいました。
…美女でした。
一応トレードを持ちかけてみましたが、まだ正式発売されておらず1枚しか持っていない状況では、さすがに出ませんでした。
外野から「トレードするなら今のうちだぞ〜」という声もあったのですが…。
ちょっと残念です。

・3戦目 泰山さん 本陣陥落負け
泰山さんのデックは、《メリジェーヌ》を中心にした、全体巻き込みスペルを対抗でうつデック。
私のデックとの相性は、はっきり言って悪いです。

序盤に何とか本陣前まで攻めこみますが、私が出来たのはそこまで。
《メリジェーヌ》が2体そろってからは、私のパーティーはなす術無くやられていきます。
《忘却のスクロール》があれば、と思うのですが、なかなか出てきてくれません。
出てきたと思ったら、今度はごそっと固まってきてアイテム使いに困る状況に。
それでも私の本陣前まできた、《メリジェーヌ》×2は倒したのですが…。
今度は手薄になった本陣に、《ストーム・ドラゴン》が攻めてきます。
悪あがきはしたのですが…、最後は《ゲイボルグ》で焼き死にました。

・4戦目 KKさん 本陣陥落勝ち
KKさんのデックは、土を基本にしてスペルが使いやすいように他の色を混ぜたデック、といった感じでした。
この試合は、3戦目と違って《忘却のスクロール》がちょうど良く手札にきてくれました。

1ターン目にKKさんは、本陣両脇に《妖精の輪》を配置。
手札枚数で大きく私を引き離します。

序盤は両者とも一進一退の攻防。
私が一歩先んじて、本陣前まで行きますが…。
そうするとKKさんは、地中移動で《ストーン・バジリスク》を私の本陣前に。
しかし、これは何とか耐えます。ペトリを忘却で消すことが出来たのが大きかったです。

調子に乗った私は一気に本陣攻めを敢行します。
私は、傭兵団×2・ウォーロード×2・風使い、という先攻を取れば総攻撃力20点というパーティ。
対するKKさんは、《ディープグリーン》《サイドワインダー》《ストーン・バジリスク》。
イニシアチブ修正差は3、難無く先攻を取ることに成功します。
まず、風使いの《ライトニング・ボルト》からスタート、KKさんの出方を見ます。
5点のダメージに対し、《サイドワインダー》に《エンデュランス》、出目は2。
さらに何か対抗があるかと思いましたが、それ以上の対抗は無し。
忘却を1枚握っている私は、安心して殴ることが出来ました。
(こう書いていますが実は私、この時自軍パーティの総攻撃力を14点と勘違いしてました。
《エンデュランス》の出目が6だったら対抗してやろうと思ってたんですが、その必要は無かったんですね〜。
まぁ、間違ったとしてもそう大きく戦況は変わらなかったでしょうが、もっと慎重に攻撃力を数えなければいけないとちょっと反省)

・5戦目 工藤耕治さん 本陣陥落勝ち
これまでの戦績は3勝1敗。
この試合に勝てば入賞の可能性が出てきました。

相手は、普段から対戦をしている工藤さん。
この人のデックには一つ大きな特徴があります。
それは、イラストに女の子が書かれているカードしか使わないということです。
ユニットは言うに及ばず、スペル、アイテム、果ては地形までその信念を貫き通しています。
その姿は…、
漢です!!
今回のデックは、《ブルー・ジニー》《メリジェーヌ》、それにハーピーを中心にしたデックでした。

1手目に工藤さんは、《ブルー・ジニー》を召喚。
これで私のデックにたくさん入っている、防御力1のユニットはほぼ完封されたも同然です。
防御力2以上のユニットでパーティーを組んで戦闘を繰り返します。
一時は私の本陣斜め前まで、《ブルー・ジニー》が攻めてきて、絶体絶命か?というところまで来ます。
しかし私の盛り返しはここから。
まずは、このジニーを《ストーム・ドラゴン》の《フレイム・ストライク》で撃破。
調子に乗って相手本陣前の地形も落とします。

そして本陣戦。
私は前から、《ローズマリー》《ケンタウロス伝令隊》《オーク傭兵団(《日蝕のオーブ》装備)》《強欲なる女帝》×2というパーティ。
工藤さんは、《サキュバス》《サンダー・エレメンタル》《ブルー・ジニー》。
先攻は当然私が取ります(そりゃイニシアチブ+6ですしね)。
まずは《ライトニング・ボルト》で、《サキュバス》を撃破。
その後、殴って勝利を手にします。
《サキュバス》が真ん中に並ばれるとまだ勝負はわからなかったのですが…。
隊列に助けられました。

話は前後しますが、中盤の戦闘で私は一つポカをしています。
それはジニーに対して、電撃のブレスをはいたということ。
エラッタは知っているのですが…、やっぱり書いてないと駄目ですね。

・戦い終わって…
今日の結果は4勝1敗。
ドキドキして結果発表に望みます。
今まで縁が無かったことだけに、緊張感も大きかったです。
結果…、私は準優勝しました!
初の入賞!嬉しいです〜。
賞品はモンコレ2のブースター5つ。
家に帰ってゆっくり開けようと思っていたのですが、まわりの期待に応えてその場で開封しました。
出てきたごく稀は…、《ゴールデン・バウム》のみ。
私は多分これ使わないんだけどなぁ…。
でも他のものはなかなか良いものが出たので満足でした。
(私的には《バーニング・フォース》が一番嬉しかったかな)
閉会式が終わった後も、ガンスリンガーが行われているみたいでしたが、私は電車の時間があったのですぐに帰りました。
なんにせよ楽しい一日でした。
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