目指せ!石川一の美女使い 大会レポート「第2回 召喚術師 Angel Lovers杯!」 |
6月10日にフューチャービー金沢で行われた「第2回 召喚術師 Angel Lovers杯!」 石川一の美女使いを目指す私としては見逃すことのできないイベントです。 ただ、この大会は召喚術師戦なのでいつも使っているデッキをそのまま使うわけにはいきません。 (デッキ制限のない召喚術師を使えば別ですが…) というわけで、私が選んだ召喚術師は《セト》 デッキを組むときに問題になった点は、 1、ユニットの攻撃力が0でないといけない。 この点は《黄昏に歌う天使》や、太陽王で新たに出たリザードマン密林の人たちで何とかしました。 2、同名の戦闘スペルカードを何枚でも入れてもよい。 無理に従う必要はなかったのですが、せっかくなので《ディスペルマジック》を5枚入れます。 相手のスペルを消すのはもちろんのこと、《ポリモルフ》とのコンボで破棄させようと目論見ました。 3、私自身、召喚術師カード《セト》を持っていない(笑)。 当日までにちょこちょこと黄金樹を買っていましたが出ませんでした。 仕方がないので、モンコレ仲間の麻生さんに借りて事無きを得ました。 これらの点を踏まえて作ったのがこのデッキです。 前日までにデッキを組みすべての準備を完全に終えた私は意気揚揚と会場に向かいました。 しかし、ここでいきなりトラブル発生。 金沢行きの電車が、遅れた特急列車の乗り換えの関係上時間より10分以上遅れて発車となりました。 受付の12時にギリギリ間に合いましたが、先行きに不安を感じます。 会場に入るとすでにフリープレイが行われており、参加者の気合の乗り具合がうかがえます。 上でも書きましたが、まず麻生さんに《セト》を貸してもらい、デッキ記録用紙に今日のデッキを書きこみます。 デッキ記入はあらかじめ内容をメモしてあるので滞りなく完了し、いよいよファイト開始です。 1戦目 無限の召喚士さん 使用召喚術師《イエル》 本陣陥落勝ち 緊張の第1戦。 初手でまず《黄昏に歌う天使》がきます。 それを召喚し本陣前に置いた代理地形から一気に相手本陣を狙います。 無限の召喚士さんはどうも手札が事故ったらしく出てきたユニットは《黒い翼の天使》。 一気に本陣攻めを行います。 私は、《黄昏に歌う天使》に即時召喚で《スプライト》《月桂樹のコンジャラー》《眠れる森の美女》。 無限の召喚士さんは、《黒い翼の天使》に即時召喚で《ハリケーンイーグル》。 イニシアチブ決定のダイスは双方2、《ハリケーンイーグル》のイニシアチブ+2で無限の召喚士さんが先攻です。 特にスペルなどはなく攻撃を宣言、私は攻撃に対抗して《黒い翼の天使》に《タイダルウェイヴ》を使用。 後は《黄昏に歌う天使》で攻撃力を上げた私のパーティが殴り返して対戦は終了です。 この大会中最も早く終わった対戦だったようでした。 時間が思いっきり余ってしまったので、他に組んできた召喚術師デッキでフリープレイをしました。 そこで、永久コンボを決められてしまいました(もちろん山札の枚数という限界はあるのですが)。 《バレンタイン》+《工房》+《遠見の水晶球》+弓+《星のトランプ》+《星の記憶》という7枚コンボ(《星のトランプ》と《星の記憶》はどちらかが2枚必要)。 対抗手段を持っていなかったので(私は重儀式《ロビン》だった)一気に手札・山札を0にされてしまいました。 2戦目 TOMMYさん 使用召喚術師《デルピエロ》 本陣陥落勝ち 全敗を覚悟していたので最初の1勝で一気に気分が楽になりました。 2戦目はTOMMYさんの重儀式…、というかアポカリプス《デルピエロ》。 TOMMYさんは、試合開始直後に《未来の女神スクルド》を召喚。 激しい手札の入れ替えをしてアポカリ態勢に入ります。 代理地形を置こうとしても、その度に《ハッピー・ダンス》で阻止されます。 ようやく私の本陣前に《シュプリーム》が進軍できたときには、《ストーン・サークル》が3枚場に出ています。 ただ、TOMMYさんは《シュプリーム》が飛行であることを見逃していたらしく、その右上の《ストーン・サークル》には《幸せの白い鳩》しかいません。 私はそこに進軍し、《月桂樹のコンジャラー》を即時召喚、《ディスペルマジック》《ポリモルフ》のコンボで勝利します。 その後は、序盤の手札大量破棄がたたったのか、さしたる妨害もなく本陣に進軍。 《モンスター・プラント》のみの本陣を《長靴をはいた猫》+《ホーリー・サークル》の4点攻撃で落とします。 第1戦と同じく時間が余ったので二人とも同じデッキで再戦。 今度は見事に《アポカリプス#1》を召喚されますが、《長靴をはいた猫》が《変換のテンパランス》を使って勝利しました。 TOMMYさんのアポカリデッキの成績はは、12戦して9回《アポカリプス#1》召喚成功、その内で4勝5敗だそうです。 私を上回る漢っぷりです。 3戦目 M.Uさん 使用召喚術師《メイファー》 本陣陥落負け 思いもよらない2連勝でドキドキして臨んだのは、同じサークルのM.Uさん。 《メイファー》儀式というデッキです。 相手本陣前に《眠れる森の美女》が進軍できたのがやっとでした。 私が無謀な本陣攻めを行った後、両者の本陣の間には1体のユニットもいません。 その隙を見逃さずM.Uさんが《ジャガーノート》! 《スワンプ・ヒドラ》に即時召喚で《ガルム》を出されては私に勝ち目はなく、本陣を落とされてしまいました。 ちなみにこの対戦中、美女が発動しました。 これが「勝負に勝って、試合に負ける」というやつでしょうか。 4戦目 …さん 使用召喚術師《エコー》? 不戦勝? 4戦目が始まっても対戦相手の人が来ません。 結局そのまま不戦勝…。 5戦目 松さん 使用召喚術師《エコー》 本陣陥落負け 最終戦はここまで全焼で勝ちあがってきている松さんが相手でした。 初手で《黄昏に歌う天使》が来て速攻で勝負を決めようとしますが、一歩進んだところで《エスケイプ》を使われてしまいます。 その後は何とか本陣前まで歩を進めますが手札の回り…、ユニットとスペルのかみ合わせがうまくいきません。 結局、《轟蟲》《見聞者ポケット》《シャドウ・ストーカー》《サキュバス》というパーティーに本陣から押され返されます。 途中で一度、美女が発動しましたが…、相手が悪すぎます。 粘ってはみたものの、最後は《採魂の女神フレイア》に刈られてしまい終わりです。 結果、松さんが全勝で優勝を果たしました、おめでとうございます。 何でもこれで無冠の帝王を返上らしいです。 何はともあれ、楽しい大会でした。 第3回が夏休みに予定されているそうなので、それまでに美女デッキに磨きをかけたいものです。 次は《メイファー》で行こうかな…。 |