11月5日 |
それ系ゲーム話 確率の問題 |
それ系ゲームの話ですが、今回、それ系の話はまったく出てきません。 あらかじめご了承ください。 今ちょこちょことやっているゲーム。 例によって主人公は高校生、それの数学の授業のシーン。 「52枚のトランプからランダムに5枚引いて、フォーカードが出来る確率を答えよ」 と、こういう問題が出ました。 主人公クンは「まず1/52を掛けて、次に1/51を…」などと答えます。 ん?と私がモニターの前で首をかしげていると、先生からダメ出しが。 そうだろう、そうだろうと見ていると、「最初は何でも良いから1/52ではなくて1」と解説をします。 その後僅かですがこれに関する描写がありますが、ほんの僅か。 少なくとも、このやり方を否定する様子は見うけられません。 この方法でももちろん解答は出来ます。 しかし、この後に「ロイヤルストレートフラッシュが出来る確率」を求めさせようとすることを考えると、あまり賢いやり方ではないのでしょうか。 ポーカーの役を成り立たせるのに、順番は関係無いのですから、ここはやはりC(コンビネーション)を使うべきでしょう。 分母は52C5、分子は13×48。 (分子を正確に書けば、4C4×48C1×13かな) で、解答は1/4165だと思います。 (ロイヤルストレートフラッシュは4/52C5=1/649740かな) もっとも、こういう確率の問題は離れて久しいので、合ってるかどうかに一抹の不安を感じたりもするのですが…。 |