1月21日
ある、『おさななじみにすと』の叫び 幼なじみ型宇宙人の恐怖
今日返したのですが、知人から『SF/フェチ・スナッチャー』(白泉社・西川魯介)という漫画を借りていました。
大体の内容はと言うと、
「女子高生・栗本玻瑠が、犯罪宇宙人を捕らえるため、宇宙刑事に色々と協力するマンガ」
なんですが…。
犯罪宇宙人というのが、スクール水着型や下着型や上履き型だったりするわけです。
なおかつ「色々と協力」の部分は、
「犯罪宇宙人にとって地球人の唾液は猛毒となるので、まぎらわしい形をしているこれらの物品を舐めてまわる」
ことだったりする、そんなアレなマンガです。

で、このマンガの2巻に幼なじみ型宇宙人というのが出てくるわけなんです。
いちいち説明するのもアレなんですが、どんな宇宙人かと言うと、
「ターゲットの記憶を操り、自分を幼なじみだと思わせ、油断したところで生命力を搾取する宇宙吸血鬼」
という、宇宙人なんです。
知人がこのマンガをわざわざ私に貸してくれた理由は、このことについて感想が欲しかったからなんですが。

正直、一瞬うらやましいとか思っちゃいました。
何といっても、記憶操作で「けっこんのやくそく」を植え付けてしまうんですよ!
あぁ…、「けっこんのやくそく」…、おさななじみにすと冥利に尽きる言葉です。
しかし、ただそれだけでこの宇宙人に篭絡しても良いものなんでしょうか?
否!断じて否!!
確かに「けっこんのやくそく」はおさななじみにすとにとって、最上級のご馳走です。
例えれば、マグロの大トロのような物でしょうか。
しかしその部分だけを味わって、他の部分を捨ててしまうのは(美味しんぼ?)、真のおさななじみにすとにとってはあってはならないことなのです!
(まあ、マンガに描かれなかっただけで、他の記憶も植え付けられるのかもしれませんが)

というわけで、幼なじみ型宇宙人の回にに対する感想としては、「うらやましいけど、それに満足するわけにはいかない」といったところです。



しかし、何書いてんだ、私…。

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