FMTOWNS −情報データベース−Windows95

ディスクキャッシュによるメモリー不足


Windows95のディスクキャッシュは、無尽蔵に(?)大きくなっていく仕様です。
ファイルを読み込むと、どんどんディスクキャッシュを増やしていくので、その結果空きメモリーが なくなっていきます。
そもそも、Windows95は起動時に約28MBものメモリーを消費しているので、 大きなファイルを読み書きしていると、あっという間に空きメモリーがなくなります。

この現象は、
「システム モニター」のメモリマネージャのディスクキャッシュサイズ、 空きメモリ、などを見ると実感できると思います。

解決方法は、

SYSTEM.INI の [vcache]のところに、

[vcache]
MinFileCache=キャッシュの最小容量
MaxFileCache=キャッシュの最大容量


と、記述します。
数字の単位はキロバイトです。

具体的には、

[vcache]
MinFileCache=2048
MaxFileCache=4096

と記述すると、
最小2048キロバイト=2Mバイト
最大4096キロバイト=4Mバイト
となります。
これによって、設定したキャッシュの最大容量以上にメモリーを取られることは(ほとんど) なくなります。

 (1998.02)


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