「歯周病菌が増えると、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害するといわれています。ですから糖尿病と歯周病は双方が症状を悪化しあってしまうことがある。一方で20年間、糖尿病を患っていた人が歯周病の治療をしたら、内科医が驚くほど劇的に糖尿病が改善した例もありました」
血管内壁が厚くなり、血流が悪くなる「動脈硬化」も、その原因に歯周病菌の存在が指摘されています。血栓によって血管が詰まる「脳梗塞」も同様です。図に全身疾患との関係をまとめた。痛みなどがない歯周病だが、いかに幅広く影響しているかがわかるでしょう。
「歯周病は実は“手のひらぐらいの炎症”が口の中にあるようなものなんです」と王教授が言います。 https://www.shikasale.com/category-192-b0-%E8%B6%85%E9%9F%B3%E6%B3%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC.html
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