UNIX上で動作する実用的なシェルです。
パスの通っている場所に置くだけで使えます。
日本語マニュアルもあります。
UNIXシェルには、以下のファイルがあります。
ファイル名をクリックするとダウンロードできます。
一括ダウンロード(csh.tar.gz)もできます。
シェル | マニュアル | 説明 |
---|---|---|
chgcode | chgcode.1 | 文字コード変換 |
chgcase | chgcase.1 | ファイル名の大文字小文字変換 |
diffdir | diffdir.1 | ディレクトリ単位のファイル比較 |
tree | tree.1 | ファイルツリーの表示 |
展開、インストールは、以下の手順で行います。
/usr/local/pub ダウンロードしたファイルを格納する場所 /usr/local/src ファイル展開、メイクなどを実施する場所 unix# cd /usr/local/src unix# gzip -cd ../pub/csh.tar.gz | tar -xvf - unix# cd csh unix# cp chgcase chgcode diffdir tree /usr/local/bin/. unix# cp chgcase.1 chgcode.1 diffdir.1 tree.1 /usr/local/man/cat1/. |
chgcodeは、文字コードの変換を行います。
nkfでも行えますが、元のファイルに対して、直接コード変換することができます。
そのため、正規表現を指定し、複数のファイルをまとめてコード変換することができます。
変換元のファイルを直接更新するため、あらかじめバックアップをとってから作業してください。
chgcaseは、ファイル名の大文字小文字変換を行います。 MS-DOSのファイルなどを一括して、小文字に変換する場合に便利です。 正規表現を指定し、複数のファイルをまとめて変換することもできます。
diffdirは、ディレクトリ単位のファイル比較をします。
パラメータは、cpコマンドライクなので、複数のファイルを指定したディレクトリのファイルと比較することもできます。
内部では、diffコマンドを利用していますので、ファイルの詳細な違いを見ることができます。
最近のdiffコマンドは、ディレクトリを指定するとディレクトリ内のファイルの比較もしてくれるようになりました。
ですから、必要性も少なくなってしまったのですが、対象ファイル名の指定に正規表現が使えるので、まだ使っています。
treeは、ファイルツリーを表示します。 ディレクトリの階層構造をわかりやすく表示することができます。
tips_hp/ ├─htm/ ├─html40/ ├─samples/ │ ├─count/ │ └─images/ └─xml/ ├─addr/ ├─hello/ └─seikyu/ |