居間


 


2003 8/10

『陸上自衛隊広報センター』

きむら「ついに行ってきました。念願の陸上自衛隊広報センター!」
はるな「念願って言っても、実はそんなに行くの大変じゃなかったんだよね。」
きむら「思ったよりも近くて、ドアtoドアで1時間かからないことが判明。なんか、もっと遠いイメージだったんだけどね。」
あすか「Yahooで調べてみて、びっくりでしたね。」
はるな「でも、なんで今回いきなり行くことにしたんですか?」
きむら「今回(7/19)は、中庭で特別展示と、高機動車の試乗会があったのだ。」
はるな「試乗会って、運転するんですか?」
きむら「いや、そういう試乗会ではなくて、隊員が運転してくれるんだけどね。」
はるな「ああ、よかった。ご主人さま、ペーパードライバーだからね。」
あすか「運転したら、危ないですね。」
きむら「失敬な! まあ、マニュアル車は運転できない体になっているような気もするけど。そんな事はどうでもよくて!」
しらね「広報センターって、駅からは近いんですか?」
きむら「東武東上線(有楽町線)「和光市駅」から約1.5km(徒歩15分)ということになってます。」
あすか「ちなみに、一般的には1.5Kmを15分で歩くのはちょっと早足ですね。Yahooの不動産用語の説明による不動産の方式の計算だと、徒歩19分ですね。」
はるな「その辺は、ほら。自衛隊だしね。それくらいの速度が自衛隊。」
しらね「で、ご主人さまはどれくらいかかったんですか?」
きむら「う。いや、広報センターのある朝霞の駐屯地までは、途中コンビニによっても20分かからずに着いたんだけど。
広報センターまで300メートル
あすか「まあ、自衛隊標準の時間ですね。」
きむら「いやそれが、広報センターに着くまで、さらに30分を要したという・・・。」
しらね「なぜですか!?」
きむら「広報センターとは逆の方向に歩いて、駐屯地をほぼ一周したからなんだけど・・・。
駐屯地一周30分
あすか「え?」
はるな「あははは。」
しらね「そ、それは大変でしたね。」
きむら「自衛隊はちゃんとわかるように建物に大きく、『陸上自衛隊広報センター』ってかいてあったんだけど、
陸上自衛隊広報センター
街路樹のせいで、ものの見事に見えなかった。」
はるな「で、特別展示&試乗会には間に合ったの?」
きむら「そこは抜かりなく間に合いました。特別展示は予想通り、小銃などの武器の展示。
89式&MINIMI
89式小銃5.65mm機関銃(MINIMI)64式小銃(狙撃用タイプ)、84mm無反動砲(カールグスタフ)91式携帯地対空誘導弾が展示されており、触ってOKな状態でした。もちろん弾は入ってないけどな。」
しらね「ご主人さまの好きな、89式小銃に触れたのはよかったですね。」
きむら「構えて、引き金まで引いちゃいました。重さもそれほどでもなく、なんていうか、とてもよかったです。
89式小銃
MINIMIは、約7kgの重さで、ちょっと重めでした。長時間持っているのは辛いかも。」
あすか「運動不足、というか筋力不足ですね。」
はるな「もっと鍛えないとね。」
きむら「うるさいなあ、もう。 とにかく、すごかったのが64式小銃の狙撃手。
64式小銃狙撃手
伏せて銃を構えた姿など、さすがプロ。伏せるときの基本、”かかとまで地面につける”をちゃんと行っていたし。」
しらね「銃にまで、偽装を施しているんですね。」
あすか「ここまで徹底した状態で草陰などに伏せて隠れると、遠目にはまったくわかりませんよ。」
きむら「そういえばこの隊員、顔に迷彩ペイントを施していただけではなく、ヘルメットを取った下は、頭に迷彩のバンダナ巻いてました。そのあたりが、とてもスペシャリストっぽかったです。あ、ちなみに、こういった人たちは300mの距離を、スコープなしで当てるそうで。」
あすか「64式は命中精度も高いそうですから、当然といえば当然ですが、実際すごいですね。」
きむら「64式もスコープを覗かせてもらって引き金も引いたんだけど、2脚をつかって安定させているとはいえ、引き金を引いたときにスコープの視界が全然ぶれないのは、さすがと思いました。引き金も軽いし。」
はるな「さすが狙撃銃だね。」
きむら「試乗会のほうも、高機動車が思ったより後部座席の位置が高くてびっくり。なんていうかトラックの荷台にベンチがついている感じで、その床の高さが運転席のイスの面と同じくらい。
高機動車
試乗会自体は小さいお子様方に、大人気でした。」
しらね「やっぱり小さい子供たちは、鉄砲より乗り物のほうが好きかもしれませんね。」
きむら「まあ、大喜びで自動小銃に群がる子供ってのは嫌だけど。特別展示ではその他に、リモコン操作で無人で動いていてちょっとびっくりなショベルカーと、
無人ショベルカー
化学防護車が展示されていました。
化学防護車
化学防護車は、ロボットアーム付きだ!
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はるな「化学防護車って、地下鉄サリン事件の時に出動したんだよね。大宮から行ったんだっけ?」
きむら「現在は練馬の駐屯地に3台あるそうで、いざというときはそこから出動だそうです。隊員の方も『サリンはともかく青酸ガスは、工場で使われているものから簡単に発生するので、危険な出動がある覚悟はしている』そうです。」
しらね「うぁ、怖いですねぇ。」
きむら「と、ここまでが特別展示。隊員達が気さくで、とても公務員だとは思えないフレンドリーさが印象的でした。なんといっても、積極的に話しかけてきてくれるし。」
しらね「自衛隊の方々は、憲法問題やらなにやらをふまえた上で、一般の人々に受け入れてもらわなければならない、という危機感がありますからね。」
きむら「あと、とても生き生きとしていたのも印象的だった。
常設展示では、中庭に94式水際地雷敷設車、
94式水際地雷敷設車
84式自走高射機関砲
84式自走高射機関砲
89式装甲戦闘車
89式装甲戦闘車
96式装輪装甲車
96式装輪装甲車
個人的に大好きな74式戦車
74式戦車74式戦車背面
74式自走105mm榴弾砲が、
74式自走105mm榴弾砲
館内には90式戦車
90式戦車
AH-1Sが、
AH-1S
展示されています。
AH-1Sは、正面から見ると、驚きの薄さ!!
AH-1S正面
ちなみに展示さているものは試作品が多いです。」
はるな「74式自走105mm榴弾砲は、量産ベースでは20両しか作られなかった、レア車両だよね。」
きむら「量産しているうちに、『なんか、いらないような気がしてきた』ということで生産中止になったとか言う噂です。」
あすか「なんだか、何の為に作られたんだか・・・。」
しらね「ちょっと、寂しいですね。」
きむら「ちなみに、94式水際地雷敷設車は、”すいさいじらいふせつしゃ”と読むんだけど、上陸してくる敵の船やら車両やらを吹っ飛ばす為に海岸線に地雷を設置する車両で、水陸両用のためのスクリューもついてます。
94式水際地雷敷設車のスクリュー
しらね「74式戦車は、砲塔がまるっこくて、かわいいですね。」
あすか「最近の戦車は、平面的なデザインですからね。」
きむら「最近は飛行機の類もステルスとかで、平面的なデザインが多いんで、なんか、ゲームで3Dにしやすそうだし。Microsoftとかの陰謀か!?
はるな「あはは。そういった点では、74式戦車とか、旧ソ連のT72とかは作りにくそうだよね。」
きむら「ソ連戦車の砲塔は丸いんだけど、悪役として必須だから作らざるを得ないけどね。
それはそれとして、内部の常設展示の3Dシアターが、レンジャー教育の紹介映像でした。」
あすか「レンジャーというのは、陸上自衛隊の一種の資格で、そういう特殊部隊があるわけではないんですよね。」
はるな「いわば、資格試験ってわけだよね。」
きむら「レンジャー教育は隊員たちを極限まで追い込みつつ任務を遂行させ、その経験をつませるものみたいなんだけど、その映像はなんか演出入ってたような…。TVで見たやつより、教官が鬼だったし。
食事の準備ができたとたんに出撃命令を出すのはいいとして、出来上がった食事をこっそり食べようとして見つかる隊員とか、隊員たちを追っ払った後でその食事を食べる教官は、演出だろ、絶対。」
しらね「あははは。いかにも鬼教官ですね。」
きむら「あと、戦車の3Dコンバットシミュレータがあるんだけど、照準が自動と簡単なのはいいとして、敵戦車がアメリカのM1A1エイブラムス戦車みたいなデザインなのはどういうことか。」
あすか「まあ、少ないポリゴン数で3D化すると、エイブラムスかレオパルドIIみたいになりますが、レオパルドIIみたいだと、90式戦車と似ちゃいますからね。」
はるな「あ、エイブラムスじゃなくてK1戦車かも…。」
きむら「危険なことをいうな!!!」

※K1戦車:韓国のM1A1戦車を小型化したような戦車



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